個展でも即売切れ!輪花皿と言えば、高島大樹さん
奈良県で作陶されている高島大樹さんのインスタグラムは、自身の作品の話題のみならずユニークなお子さんの話題や、仲の良い作家さんも登場するなどユニークな内容で大人気。
輪花皿は通販でも個展でも即売切れとなる超人気のシリーズです。
お料理が引き立つ「黒輪花皿」。正円形・楕円形があり、サイズもさまざまです。
「白輪花皿」もあります。
高島さんは輪花皿のほかに、スペインをイメージしたグラナダシリーズ、六角形のデザインが特徴的な六角シリーズなど、人気のデザインを多数手がけています。
翡翠、淡黄、ブロンズ…色使いが印象的な、小澤基晴さん。
土の風合いを感じる素朴な作風と印象的な釉薬の色使いで、独特な世界観を持つ小澤基晴さん。どの色にするか悩むほど、それぞれの色が魅力的。決め切れず「全部ください!」と言いたくなる輪花皿です。
ほのぼのとした、おだやかな雰囲気が人気の小澤さん。インスタグラムも、そんな小澤さんの日常が伝わってくる内容で人気です。
まさにテーブルに花が咲く!カラフルファンタジー、加藤智裕さん
愛知県で作陶している加藤智裕さんの輪花皿は、大きく切り込んだ花弁や思わず目を引くカラフルな色展開が人気。お料理の色合いがシンプルでも、お皿の力でテーブルが華やぎます。
2016年春の益子陶器市でも、そのカラフルな作品展示は目を引きました。
カラフルな輪花皿は和食器ながら洋菓子なども映えて見えます。
こんな朝ごはんを食べた日は、1日中ハッピーな気分になれそうです。
官能的な艶が魅力の磁器。ランダムな花弁が美しい、稲村真耶さん
京都で白磁の染付を中心に作陶されている稲村麻耶さんは、2015年秋に第一子をご出産し2016年4月に復帰したばかりの女流作家。“料理を盛りつけた時に一番美しく見えるように、
毎日使っていても飽きがこない、シンプルで使い易いうつわ作り”がモットーという、官能的な輪花皿が魅力です。
稲村麻耶さんの輪花皿は花弁の幅がバラバラ。でも、それが良い塩梅の隙になっています。
こちらは、輪花鉢。横から見るとゆりのような朝顔のような形をしていて非常に上品なかたち。しるけの多い料理の時におすすめです。
黒はより一層、艶が増して官能的。
空にうかぶ雲のような変化形輪花皿の石岡信之さん
栃木県益子で作陶をしている注目の若手作家、石岡信之さん。その作品の印象は手作り感あふれる独特のフォルムでありながら、上品さと素朴さが絶妙なバランスで同居する作品です。
テーブルに浮かぶ雲のようなフォルムの変化形輪花皿、雲とんすい。
正統派(?)輪花皿もあります。
盛り付ける料理を選ばない「輪花皿」。ひとつ並べられるだけでも、食卓が華やかになります。手間のかからないシンプルな料理でも、器が違っただけでまるでご馳走に。ひとつあると重宝するアイテムです。