出典 : @momokangd

【夏休みのママお助け企画 Vol.2】 3食おうちごはんのレスキューレシピ

夏休みもいよいよ後半戦。ママたちのごはん作りは、まだまだ続きます。「今日のごはんは何にしよう?」と毎日お悩みのママたちに、夏休みのごはん作りのアイデアをご紹介する【夏休みのママお助け企画】第2弾。今回は3人のお子さんのママであるMOMOさん(@momokangd)の夏休みごはんをご紹介します。

夏休みもいよいよ折り返し!

8月も半ばに入り、いよいよ夏休みも後半に突入。夏休みを楽しむ子どもたちのために、世のママたちは毎日ごはん作りに奮闘中!

そこで、忙しいママたちの負担を少しでも減らすべく、参考となる夏休みのおうちごはんアイデアをご紹介する【夏休みのママお助け企画】がスタート。全3回にわたって、料理上手なママたちのごはん作りのコツやアイデアをご紹介していきます。

【夏休みのママお助け企画 Vol.1】3食おうちごはんのレスキューレシピ

第2弾の今回は、おうちごはんピナーとしてもご活躍いただいたMOMOさん(@momokangd)の夏休みごはんをご紹介します。

おうちごはんピナー活動中!Pinterestの新たな魅力を発掘します

MOMOさん(@momokangd)の夏休みごはん

MOMOさん (@momokangd)|Instagram

高校生男子、中学生男子、小学生女子と年齢も性別も様々な3人のお子さんのママであるMOMOさん。食べ盛りのお子さんたちのごはん作りはさぞかし大変なのではないかと思い、夏休みのごはん作りについて聞いてみました。

忙しい朝を支えてくれるのは「作り置き」


「1番上の兄さんはバイトや塾や遊びで大忙し。真ん中のチビ兄さんも塾やボランティアと忙しく、2人共夜が遅めで朝はぐっすり寝ています。逆に小学生の娘っ子は、塾の時間も早く終わるので早寝早起きです。起きる時間がバラバラなので、我が家の朝ごはんは、起きてきた子から食べるスタイルです。」

朝から早速忙しそう‼
ママたちにとって“朝は戦争だ”とよく聞きますが、子どもたちの朝ごはんに加え、MOMOさんは同時進行で旦那さんのお弁当も作っているんだそうです。そして、MOMOさんが仕事の日は、お子さんたちのお昼ごはんもこのタイミングで用意するんだそう。それは確かに戦争ですね……⁉

そんなMOMOさん一家の忙しい朝のごはん作りを支えているのは「作り置き」

2019.8.4 今週の作り置き
メニュー(右側上段から)*煮込みハンバーグ*レーズンパン*オレンジ*アボカド*餃子*紫キャベツのビーンズサラダ*トマトのお浸し*小松菜とパプリカのツナクミン炒め
(娘っ子夏休みの宿題✏️*ハンバーグ(冷凍用)*トマトのアンチョビマリネ*肉巻きおにぎり*ブロッコリーの粒マスタードサラダ*キャロットラペ*紫キャベツのマリネ*味付け玉子*小松菜ナムル*トマト*刻みネギ*タンドリーチキン(下味冷凍)*ブルーベリージャム*チリコンカン*ブルーベリーパウンドケーキ

出典:https://www.instagram.com/

毎食毎食ごはんを作っていては大変なので、週末の時間があるときにまとめて1週間分の「作り置き」を仕込むんだそう。お子さん3人分のごはんともなると、作り置きの量も圧巻!

「最近は、娘っ子がたくさんお手伝いしてくれるので助かっています。夏休みの宿題用にレシピも自分で考えて、彩りを気にしつつやツナにクミンきかせるとか、なかなか良い感じに仕上げてくれるんです。」

これだけ作り置きをしても、夏休み中のお子さんたちのお昼ごはんやおやつを用意しておくのはなかなか大変とのこと。お話を聞いているだけでも、そのすごさに感心の連続でした。

今回は、そんな「作り置き」を活用したMOMOさんの夏休みのとある一日のおうちごはんを教えていただきましたので、レシピとともにごはん作りのコツやポイントもたっぷりとご紹介します。

朝ごはん

<朝ごはんメニュー>
・スパイシーチリコンカンホットドッグ
・キャベツたっぷりコンソメスープ
・サラダ
・オレンジ

「チリコンカン」の作り方

材料(5~6人分)

【A】
・挽肉……300g
・ミックスビーンズ……1缶(400g)
・玉ねぎ……1玉
・人参……1本
・にんにく……1片
・小麦粉……大さじ1/2
・タコスシーズニング……大さじ2~3
・ナツメグ……3ふり

【B】
・トマト缶……1缶(400g)
・お水……200cc
・ケチャップ……大さじ5
・砂糖……大さじ1
・赤ワインまたは酒……大さじ2
・ウスターソース……大さじ2
・お醤油……大さじ2
・月桂樹……1~2枚
・クレジーソルト……適量

作り方

1. フライパンに適量の油とにんにくを入れて熱し、香りが出てきたら玉ねぎ、人参を炒める。しんなりしてきたら挽肉とナツメグをいれ、塊がないように潰しながら炒める。

2. 小麦粉、タコスシーズニングを入れて炒め合わせたら、ミックスビーンズとBすべて入れよく混ぜ合わせる。

3. しばらく中火で煮込んで、汁気がなくなって来たら完成。お好みでクミン、チリパウダー、オールスパイス等を足して自分好みに仕上げるのもおすすめです。

MOMO's ポイント

◆朝ごはんはワンプレートで用意!
ワンプレートで用意しておくと、寝ぼけた子どもたちも食べやすいようです。さらに、温める必要がないごはんにしておけば、ママも楽ちん!

◆作り置きを使って時短調理
スープを作るときには、ホットドッグのソーセージも一緒に茹でておきます。あとは作り置きを盛っていくだけ。スープをつくる15分間で朝ごはんが完成!

◆市販のシーズニングを使えば時短で簡単!
今回は、より手軽につくるために市販のタコスシーズニングを使用! 時短&簡単に仕上げました。時間があるときは、スパイスを自分で調合してもおいしいです。小さなお子さんがいる場合には、ケチャップを増やしてあげても◎。

◆お好みでチーズをオン!
お好みでチーズをのせてトースターで温めて食べるのもおすすめです。

昼ごはん

<昼ごはんメニュー>
・煮込みハンバーグのパスタプレート
・キャベツたっぷりコンソメスープ(朝ごはんと同じ)

「煮込みハンバーグ」の作り方

材料(ハンバーグ5~6個分)

【A】
・挽肉……250g
・豆腐……1/2丁
・玉ねぎ……1/2玉
・パン粉……1カップ
・マヨネーズ……大さじ1
・塩コショウ……少々
・卵……1個
・ナツメグ……少々

【B】
・玉葱……1/2
・マッシュルーム(お好みのきのこ類)……5個

・水……300cc
・ビーフシチューまたはハッシュドビーフのルゥ……2片

作り方

1. 玉ねぎはみじん切りにし、耐熱容器に入れて600Wで2分レンジで加熱する。

2. 1が冷めたらAを全て混ぜ合わせ、粘り気が出るまでよくこねる。

3. 2を5~6等分にし、空気を抜いて成型したらフライパンで焼く。両面に焼き目がついたら取り出しておく。

4. 2のフライパンでBの玉ねぎとマッシュルームを炒め、お水を入れグツグツしてきたらルゥを入れよく混ぜる。

5. ハンバーグを戻して少し煮込み、お好みで仕上げに生クリームを回しかけて完成。

▲こちらの写真は、ご紹介している材料の倍量でつくりました

【さらにアレンジ】「煮込みハンバーグパスタ」の作り方

材料(パスタプレート3人分)

・作り置きの煮込みハンバーグ……3個
・パスタ……300g
・ブラックオリーブ……5個
・鷹の爪……お好みの量

作り方

1. フライパンでパスタを茹でる。

2. 茹で汁を流したら、オリーブオイル少々と輪切りの鷹の爪とオリーブとパスタを炒める。

3. お皿にパスタと煮込みハンバーグを盛り付けたら完成。

MOMO's ポイント

◆作り置きを使って時短調理
作り置きの煮込みハンバーグを使ってパスタプレートに。当日は、パスタをつくるだけでOKなので15分で完成!

◆パスタの味付けはシンプルに
煮込みハンバーグのソースをパスタソースにするので、パスタの味付けはシンプルに。茹で汁の塩分とオリーブの塩分のみで味付けします。

◆我が家のハンバーグはお豆腐入り
お豆腐を使うと、ふんわりヘルシーでかさまし効果もあり!
パン粉がお豆腐の水分を吸ってくれるので水切りの必要はありません。

◆ルゥを使って煮込まずコク出し
市販のルゥを使うことで、長時間煮込まなくてもコクが出ておいしく仕上がります。

◆お弁当にも!
旦那さんのお弁当にもイン。煮込みハンバーグ弁当です。

◆キャラ弁にも!
子どもたちが喜ぶキャラ弁も、作り置きの煮込みハンバーグを使って作れちゃいます。

夜ごはん

<夜ごはんメニュー>
・餃子
・焼き茄子
・トマトのお浸し
・小松菜ナムル
・キャロットラペ
・小松菜とパプリカのツナクミン炒め(娘作夏休みの宿題)
・キャベツたっぷりスープ(卵、肉団子入り)

「餃子」の作り方

材料(約30個分)

【A】
・挽肉……300g
・おろし生姜……10g
・おろしにくにく……20g
・オイスターソース……大さじ1
・塩……5g
・砂糖……1g
・醤油……小さじ2
・酒……小さじ1
・胡麻油……大さじ1

【B】
・キャベツみじん(塩揉みし水気を切ったもの)……300g
・ニラ……1束

・餃子の皮……約30枚

※ちなみに我が家は、この材料の倍量で作ります(笑)

作り方

1. Aを全て入れ粘りが出るまで混ぜる。

2. Bを入れ再び混ぜる。
(野菜から水気が出てしまうのでここではお肉と野菜がなじむ程度で大丈夫です)

3. 餃子の皮で包んだら、フライパンやホットプレートで焼いて完成。

MOMO'sポイント

◆餃子の包み方は富士山に
餃子の包み方は、子どもでも簡単にできる富士山のような包み方。誰でも失敗なく包めるので、子どもたちも一緒に手伝ってつくってくれます。

◆夏休みは子どもたちもお手伝い
子どもたちがおうちにいる夏休みは、餃子づくりも手伝ってもらいます。みんなでつくると楽しい上に、あっという間にたくさんの餃子ができあがります。我が家では娘っ子が職人並みに上手くなってくれたので、餃子づくりはほとんどお任せしてしまっています(笑)。

◆ホットプレートで焼き上げる!
家族総出で包んだ餃子は、みんなの目の前でホットプレートで焼きあげます。茄子なんかも隣で焼いておかずを1品プラス! 作るところから食べるところまで、最初から最後まで子どもたちと一緒に楽しむことができるので、餃子は我が家の定番メニューです。

◆朝ごはんのスープをリメイク
スープは、朝作ったキャベツのスープに卵と残った餃子の餡を丸めた物を入れただけ。うちの子たちは汁物が大好きなので、毎食汁物は欠かせません。そのために、朝つくるスープは、大量につくっておいて、昼ごはんや夜ごはんでも活用します。

◆余った餃子は、次の日のお弁当に
翌日のお弁当には、余った餃子をイン。餃子弁当一丁あがり!

食材は安いときにまとめて購入

既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回ご紹介したレシピは全て挽肉料理。

「挽肉が安売りしていたので、ジャンボパックで1.3キロまとめて購入。今回ご紹介した3品全部で使い切りました(笑)。とにかくよく食べる我が家の子どもたちの食欲を満たすべく、食材は安いときにまとめて購入して作り置きをしておくのが我が家のおうちごはんスタイルです」

できあがった大量の作り置きの写真を見ると、一見作り置きを作ることが大変そうだとなと思いますが、この作り置きこそが毎日のごはん作りの負担を減らすためのポイント。家族の人数が多いご家庭こそ、作り置き作りのコツをおさえ、うまく活用することが重要なんですね! 

まだまだ夏休みも後半戦が続きます。
夏休みのごはん作りにお悩み中のママのみなさん、ぜひMOMOさんのごはん作りアイデアを参考にしてみてくださいね。

関連記事:

【時短&節約】手作りの冷凍食品「下味冷凍」で毎日かしこくスピードごはん
【時短&節約】毎日のことだから賢くラクする!冷凍弁当&冷凍作り置きおかず活用術
【夏休みのママお助け企画 Vol.1】3食おうちごはんのレスキューレシピ
【夏休みのママお助け企画 Vol.2】 3食おうちごはんのレスキューレシピ

【夏休みのママお助け企画 Vol.2】 3食おうちごはんのレスキューレシピ

Share this