クリスマスディナーにも!ローストチキンアレンジ
こんにちは、英国料理研究家の綾夏( @ayakacooks )です。
もうすぐクリスマスですね!
みなさん、今年のクリスマスはどうお過ごしですか?
今回ご紹介する私の2019年のベストレシピは、クリスマスディナーにもぴったりの「クランベリーオレンジチキン」です。お手軽な骨付きチキンを使ったローストチキンをアレンジ。ターキーや丸鶏にはベリー系のソースを合わせることが多いのですが、今回は冷凍のクランベリーとオレンジを使って作った爽やかなクランベリーソースを合わせました。
イギリスのクリスマスは、1年で最も盛大なお祝いイベント
イギリス人にとって、クリスマスは1年で最も盛大にお祝いするイベントです。
私がイギリスに留学していたときは、12月に入るとすぐにクリスマスに向けた準備として「クリスマスショッピング」をすることが毎年恒例でした。
ロンドンのバスや電車、公共機関、お店は、12月25日はすべてお休みになるんです。クリスマス当日だとお店も開いていないので、前日の24日までにスーパーで買い出しをし、みんなでクリスマスディナーを作ります。
その時に、イギリス人の友達が作ってくれたローストチキンがとても美味しかったので、今回はそのローストチキンをアレンジしてみました。
おうちでも手軽に作れるレシピなので、ぜひおうちでロンドンのクリスマスの味を楽しんでみてください!
クランベリーオレンジチキン(Cranberry Orange Chicken.)
フライパンやスキレットなどで作ってそのまま食卓に出せば、ディナー感がアップ! パッと華やぐクリスマスディナーを演出することができます。
お好みでニンジンや玉ねぎなど、甘みのある野菜をグリルしてプラスしても美味しいですよ。
材料(2人分)
【A】
・冷凍クランベリー……100g
・オレンジ(果汁)……1個(約50ml)※オレンジジュースでもOK
・白ワイン……大さじ3
・はちみつ……大さじ2
・グラニュー糖……大さじ2
・骨付きチキン……2本(600g〜)
・じゃがいも……1個
・にんにく……1/2個
・オリーブオイル……適量
・タイム……3枝
・塩……小さじ1/2
・黒こしょう……少々
作り方
1. 骨付きチキンに塩をふり、下味をつけておく。
2. じゃがいもは皮をつけたまま、一口大にカットしておく。にんにくは芽を取り除き、包丁の背で潰しておく。
3. 中火に熱したフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、香りが出てきたら骨付きチキンを皮目から焼く。
4. じゃがいもとタイムも加え、じゃがいもがこんがりするまで焼く。
5. チキンは皮目がこんがりとキツネ色になったら上下を返し、7分ほど様子を見ながら焼き、お好みで黒こしょうを加える。火を止めアルミホイルをかぶせて5分間休める。
6. その間に小鍋にソースの材料Aを全て入れよく混ぜ合わせ、弱中火で加熱する。8分〜様子を見ながら煮詰めてソースを作る。
7. 焼けた骨付きチキンの上に6のソースをかけて完成。
生のクランベリーは日本ではなかなか手に入りにくいのですが、冷凍のラズベリーを使えばより手軽にクランベリーソースを作ることができます!(今回使った冷凍クランベリーは富澤商店で購入しました)
今回はクリスマスらしく骨付きチキンを使いましたが、鶏もも肉や鶏むね肉のソテーにこのクランベリーソースをかけて食べるのもおすすめです。淡泊な鶏肉に甘酸っぱいクランベリーソースがとてもよく合います!
【おまけ】ロンドンのクリスマスイルミネーション
せっかくなので、私がおすすめするロンドンのクリスマスイルミネーションをご紹介!
映画「My Fair Lady(マイ・フェア・レディー)」の舞台でも有名な「Covent Garden(コヴェントガーデン)」周辺のイルミネーションがととても綺麗なので、毎年友人と見に行っていました!
クリスマスマーケットも行われているので、クリスマスシーズンにロンドンに遊びに行く際は、是非足を運んでみてくださいね。
皆さまが素敵なクリスマスを過ごせますように。
Merry Christmas and Happy New Year to all of you.
次回第5走者は、連載コラム『ふたりで作るおしゃべりごはん』でお馴染みのぐっち夫婦(@fucci_fuufu)さんです。お楽しみに!