
レモン漬けを作るなら国産レモンで!
9月頃から収穫が始まる国産レモン。旬は冬で、12~3月頃に黄色のきれいな国産レモンが店頭に並びます。みずみずしいフレッシュな味わいは、この時期だけのお楽しみです!
外国産のレモンの多くは、農薬や防腐剤が使用されていますが、国産レモンはそれらの使用が制限されていることがほとんど。特に外国産はレモンの表面にツヤを出すためにワックスを塗っていることが多いので、皮ごと使うなら国産レモンがおすすめです。
そこで今回は、レモンを皮ごと楽しめるレモン漬けのアレンジに注目。冬ならではの楽しみ方も合わせてご紹介します。
すっぱおいしい!レモン漬け7選
【1】はちみつ漬け
密封できる瓶の中に皮ごと輪切りにしたレモンを入れ、レモンがひたひたになるまではちみつを入れたらあとは待つだけ。これだけでとってもおいしい「はちみつレモン」の出来上がりです!
@lemon_grass_25さんは、第1弾があっという間になくなってしまったため、第2弾は大きめの容器に2個分のレモンで仕込んだそう。
シンプルにそのまま食べてもおいしいけれど、お湯で割ったり、紅茶に入れたりして飲めば体がぽかぽかと温まりますよ。
【2】砂糖漬け
レモンの砂糖漬けも定番ですよね。こちらもそのまま食べるのはもちろん、お湯で割ったり、紅茶に入れたりと手軽に楽しめます。
@fumisan1109さんの作り方は、容器に輪切りのレモンを敷き詰めたらグラニュー糖を大さじ1~2杯程度パラパラと振りかけます。その上にまたレモンを敷き詰めたらグラニュー糖をかける……の繰り返しで、何層か重ねていくのだそう。
容器に入れ終わったら蓋を閉め、1日冷蔵庫で寝かします。この段階でも食べられますが、さらに上下をひっくり返して1日寝かすとしっかり漬かるのだとか。
砂糖はグラニュー糖のほか、氷砂糖やきび砂糖など、お好みでどうぞ。
【3】カルピス漬け
カルピスの原液とレモン、グラニュー糖で作る「カルピス漬け」は、レモンの爽やかな香りとカルピスの甘みがたまらないおいしさです。
冬はお湯割りがホッとする味わい。温めたカルピスは甘みが感じやすくなるそうなので、お湯の量はお好みで調整してみてくださいね。
カルピス漬けの作り方は、カルピスのホームページにあるレシピをチェック!
【4】塩レモン
塩レモン仕込みました🖤
滅菌した瓶に、カットしたレモンと20%の塩を入れ、常温で発酵させ、ドロっとしたら出来上がり。
調味料として使えます。
レモンを丸ごと塩漬けにして発酵させた「塩レモン」。北アフリカのモロッコではおなじみの調味料で、タジン鍋の煮込み料理などに使われているそう。日本でも話題になったので、ハマっている方もいるかも?
塩漬けにしているから長期保存が可能で、爽やかな酸味と深みのある旨味、まろやかな塩気が料理の味を引き立ててくれます。
お肉を漬け込んだり、刻んで炒飯に入れたりとアレンジもいっぱい。寒い日は鍋に入れて、塩レモン鍋にするのもいいですね。
【5】レモンオイル
オリーブオイルにレモンを漬けて作る「レモンオイル」。オリーブオイルのコクとレモンの爽やかな香りが魅力で、「塩レモン」同様、料理に使うと味わいが格段にアップします。
作り方も保存容器に輪切りにしたレモンを入れ、ひたひたになるまでオリーブオイルを注ぐだけと簡単。オリーブオイルはなるべく上質なものを選びたいところです。
ドレッシングにしたり、和え物に加えたり、炒め油にしたりと使い方もいろいろ。冬野菜に振りかけて蒸すだけでもごちそうになりそう!
【6】レモン酢
酢にレモンを漬けて作る「レモン酢」は、ダイエットや糖尿病の予防、便秘解消など、さまざまな健康効果が期待できるそう。
炭酸水やお湯で割って飲むほか、ドレッシングにしたり、お肉や魚の下ごしらえに使ったりしても。
レモン酢は市販品もいろいろとありますが、手作りなら氷砂糖なしにしたり、氷砂糖の代わりにはちみつを入れたりとアレンジ自在。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
【7】レモンポン酢
おうちにポン酢を常備しているという方も多いですよね。実は醤油、みりん、出汁を合わせるだけで簡単に作れるんです。レモンを加えれば、フレッシュな酸味がたまらない味わいに。
こちらは、手作りのラベルもかわいらしい、@tako82michiさんのレモンポン酢。作り方は、レモン果汁200cc、醤油200cc、みりん50cc、酒50cc、出汁パック(茅乃舎だしなど)1個、出汁こんぶ1枚を使い、全材料を一度煮沸させてから保存瓶(350ml)に入れるだけ。
出来上がったレモンポン酢は、寝かせると角がとれてまろやかに。鍋料理に使うほか、味付け調味料としても活躍してくれますよ。
レモン漬けで旬のおいしさを長く楽しもう!
フレッシュな国産レモンがたくさん手に入ったら、まずはサラダに入れたり、贅沢に絞ってレモネードにしたりと生のおいしさを堪能したいところ。
残りはレモン漬けにして長期間楽しんでみてはいかがでしょうか。