
リボベジってどうやるの?
リボベジのやり方はとっても簡単! 薄く水を張ったプランターに野菜のヘタや根っこを入れてそのまま浸けておくだけ。水耕栽培なので土も肥料もいりません。
プランターはお皿やコップ、タッパーなどでOK。すべておうちにあるものだけでできるから、思い立ったときにすぐはじめられるんです。
あとは毎日新鮮な水に替え、日中はなるべく日当たりの良い場所に置きましょう。すると、1〜2週間後には収穫できますよ。
食費の節約になるだけでなく、スクスク育つ緑の葉っぱは、飾っておくだけで癒やされるはず!
@yukirucolaさんはニンジンとカブでリボベジに挑戦。緑の葉っぱがニョキニョキと元気に伸びていますよね。
ニンジンやカブ、大根など根菜の葉は栄養価が高いことで有名なので、リボベジには特におすすめです。リボベジする際は、ヘタ部分を少し厚めに切って残しておきましょう。
こんなふうにガラスの器をプランターにするとインテリアとしても素敵です!
まだまだある!リボベジできる野菜たち
リボベジ入門にぴったり!豆苗
まず最初に挑戦したいのは豆苗。豆苗が再生栽培できることは有名なので、リボベジと意識せず、すでに実践されている方も多いかもしれませんね。
ほぼ失敗することがなく、おもしろいほどニョキニョキ伸びてくるので、リボベジ入門としてもぴったりです。
豆苗の豆部分が付いた根っこ上をカットして料理に使ったら、下を平たい容器に水を張って浸ければOK。こちらは、@kaze5639さんが水に浸けて1日目の写真です。
そしてこちらが8日目の様子。見事に再生されていますよね! 何の料理に使おうかワクワクしちゃいますね。
豆苗は7~10日で再収穫でき、再収穫できる回数は1~2回。ただ、豆にカビが生えるなど衛生面で問題が生じることもあるので、1回にとどめておく方が安心なようです。
栄養たっぷり!大根
大根はこんなふうにお皿などに薄く水を張り、大根の切り口を下にして浸けます。水が多いとカビの原因になるので、切り口が浸る程度で大丈夫。
大根はヘタ部分を少し厚めに切って残しておくことがポイントです。1週間ほどで新しい芽が出てくるようですよ。
再生力抜群!ねぎ
再生力が強いねぎもリボベジにぴったり。長ねぎの場合は、根元から5cmくらい残った根っこを水に浸けておきます。
@hirrromyさんのように、小ねぎでもリボベジできます。根っこは緑の部分を長めに残した方が失敗が少ないよう。
こんなふうに花瓶に入れて飾るとかわいいですね。
土に植えるとより安定!チンゲンサイ
茎や葉っぱを食べる野菜は基本的に再生できます。チンゲンサイもその1つで根本部分が再生可能。内側に生えている新芽を4~5枚ほど残すのことが、上手に再生するコツなのだとか。
水耕栽培でも成長しますが、土に植えるとしっかり根が張ってより安定した収穫を期待できるそうですよ。
一玉収穫も夢じゃない!?キャベツ
キャベツは芯の部分が再生可能。水に浸けておくと再び葉が生えてきます。こんなふうに黄色い花が咲いたところもかわいいですね。
こちらもチンゲンサイと同様、土に挿すようにして植えればどんどん大きくなります。うまくいけば、一玉収穫できることも! そこまでいくと上級者向きなので、慣れたら挑戦してみては。
苦手を克服できるかも!?セロリ
セロリも根っこを水に挿せば再生できちゃうんです! こちらは@mya_kohさんが育てて10日ほど経ったもの。
みずみずしい葉っぱがとてもきれいで、眺めているだけでも楽しいですね。セロリが苦手なお子さんと一緒に育てたら、セロリを好きになってくれるかもしれません。
リボベジでおうち時間を楽しく!
リボベジできる野菜は豊富で、ほかにもレタスや水菜、玉ねぎ、さつまいも、にんにく、アボカドなどさまざまな野菜が再生可能です。
バジルやクレソン、ペパーミントなどのハーブも生命力が強く、再生しやすいそう。ただ、実を食べるトマト、きゅうり、ナスなどは再生できないのでご注意を。
たとえ失敗しても、元々捨てていた部分だと思って、再チャレンジしてみてくださいね。お子さんにもできるぐらい簡単なので、親子でチャレンジするのもおすすめです。
野菜の成長をながめながら、おうち時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。