出典 : @tomoky_take

七草粥だけじゃもったいない!香り豊かで栄養満点、セリのおいしい楽しみ方

春の七草の一つ「セリ」。根ごと収穫するセリの旬は冬ですが、4月~6月にかけて葉セリという春に伸びた新芽を摘んだものを楽しむことができます。セリにはビタミンCやβ-カロテン、葉酸、鉄分などが多く含まれていて栄養価が高いのも魅力。今回は独特のさわやかな香りと味わいが堪能できるセリのおいしいアレンジレシピをご紹介します。

楽しみ方いろいろ、セリのおいしいアレンジレシピ

セリのポテトサラダ

沸かした湯でセリを5秒茹でて冷水にとり、水気を絞ってからカットして。

セリがさわやかに香る、ちょっと大人のポテトサラダ。じゃがいもは食感が残るくらいにざっくりフォークで潰し、セリはさっと茹でるのがおいしさのポイントです。

セリのポテトサラダ | Instagram(@soranooomaa)

真蛸とセリ、クスクスのサラダ

一口大にカットしたセリと真蛸に、お湯で戻したクスクスと輪切りにしたラディッシュを混ぜ合わせて。

柚子胡椒の香り、シャキシャキのセリとぷりぷりの真蛸。食感までおいしいサラダはワインとの相性も抜群です。

真蛸とセリ、クスクスのサラダ|Instagram(@tomoky_take)

たっぷりのセリとカニカマのふんわり卵

フライパンにオイル、生姜のすりおろしを入れ、生姜の香りが立ったところでカニカマを入れ、続いてセリを入れ塩少々で味付け。セリが少しくったりしてきたら、多めのごま油を足し、火を強める。クツクツしてきたら、溶いた卵、酒、白だしを加えたものをざっと入れ、ゆっくり菜箸で円を描くように混ぜる。固まりかけたところでお皿に盛り完成。

出典:Instagram(@mizuame7)

生姜とごま油の香りが食欲をそそる、セリをたっぷり使った卵料理。

最初は中火で加熱し、卵を入れるタイミングで強火にして手早く調理することがふんわり卵に仕上げるコツ。カニカマ入りでお子さんも食べやすく、ごはんも進みそうですね。

たっぷりのセリとカニカマのふんわり卵|Instagram(@mizuame7)

海老とセリの焼きビーフン

セリの茎と根、海老、にんじんなどをさっと炒めて、醤油とオイスターソースで味付けして。

仕上げに辣油と七味をかけて、セリの葉の部分をトッピング。セリの香りとほろ苦さがアクセントの焼きビーフン、 見ているだけでおなかが空いてきます。

海老とセリの焼きビーフン|Instagram(@tomoky_take)

セリと揚げ餅蕎麦

京都のお蕎麦屋さんのセリと揚げ餅蕎麦を参考に作られたという一品。

ちょっと甘口に仕上げた出汁、餅はごま油をたらしてトースターで焼き、めんつゆを少しかけて、七味をパラパラと。フレッシュなセリをどっさりのせて召しあがれ。

セリと揚げ餅蕎麦|Instagram(@mizuame7)

セリとちりめんじゃこの混ぜごはん

さっと湯がいて刻んで、たっぷりのちりめんじゃことともに炊き立てのごはんに混ぜ込み、醤油をまぶしたかつお節をぱらりと。

独特のさわやかな風味が口いっぱいに広がるセリごはん。滋味あふれる素朴な味わいにいやされます。

香りと食感もごちそう

古くから生薬として用いられてきたセリは、栄養満点で生でも加熱してもおいしい緑黄色野菜。

今回ご紹介したアイデアを参考に、さわやかな香りとほろ苦さ、シャキシャキの食感を日々の食卓でぜひ楽しんでください。

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