【ちゃみのおうち和ごはん】炒飯の概念が変わる⁉どハマり必須の「奈良漬け炒飯」

和食屋さんに勤めていたころ、副料理長の先輩から炒飯の作り方を教わったというちゃみさん(@kchanmink)。具材を変えながらいろいろと作った炒飯の中で、ちゃみさんが特にどハマりしたという「奈良漬け炒飯」の作り方を教えていただきました。奈良漬けをベースに、和風の味付けで仕上げた大人な炒飯です。

僕の炒飯の概念を変えた一品

こんにちは。
ちゃみこと料理研究家の北原一希(@kchanmink)です。

今回ご紹介する料理は、ずばり「炒飯」。

和食屋で働いていたときの副料理長が、中華屋で8年働いていたので、「炒飯」の作り方はその方に教えてもらいました。

炒飯の作り方は、何百通りものたくさんのバリエーションがあります。火加減や炒め方はもちろん、使う具材によっても味が変わってきますが。今回ご紹介する炒飯で使う具材の味の決め手となるのが「奈良漬け」です。

奈良漬けは、瓜などを塩漬けにし、何度も酒粕に漬け替えながらつくる漬物です。酒の風味が浸透した深いうまみのある味わいは、ご飯のお供にぴったり。お茶漬けにしたり、クリームチーズなどと一緒に食べてもおいしい漬物です。

僕自身は、小さい頃は奈良漬けは苦手で……大人の食べ物だなと思っていました(笑)。それが歳を重ねて大人になって、今では漬物の中では一番大好きです。

「たくあん炒飯」もあるくらいなので、大好きな奈良漬けを炒飯に入れてみようと試しに入れてみたのがきっかけで誕生したのが、今回ご紹介する「奈良漬け炒飯」奈良漬けをベースに、和風の味付けで仕上げました。

この「奈良漬け炒飯」こそが、僕の炒飯の概念を変えた一品です。

奈良漬け炒飯

材料(1人分)

・奈良漬け……30g
・ネギ……10g
・大葉……2枚
・卵……1ケ
・ごはん……お椀1杯分(150g)
※少し硬めに炊いたごはんがベスト
※卵1個に対して150gのごはんを用意

・料理酒……小さじ1/2
・醤油……小さじ1
・ごま油……小さじ1/2
・ブラックペッパー……少量

作り方

1. 奈良漬けを細かく1cm角に刻む。ネギは小口切りに、大葉は細切りにする。

2. フライパンにサラダ油をしき、溶き卵、ごはんを入れて強火で炒める。

3. ごはんがほぐれたら、奈良漬けを入れ、香りづけに料理酒、胡椒を入れる。

4. 全体を混ぜ合わせたら、仕上げにネギ、大葉、ごま油、醤油をフライパンのふちに流しながら入れる。

5. 軽く全体を炒めたら完成。ブラックペッパーをかけて召し上がれ。

ポイント

醤油を入れるときには、フライパンのふちに当てながら入れることで、香ばしくなり風味もUPします!

基本は強火で手早く仕上げましょう!

大人な炒飯の旨さにどハマりしました!

食べてみると……

「うまい……!!!」

そこからどハマりしました!

これをぜひ皆さんにも食べてもらいたい!

手間もかからず、時短でサッと食べれる大人な炒飯です。ぜひ作ってみてくださいね!

北原一希 料理研究家(ちゃみ)@kchanmink|Instagram

関連記事:

【おうちごはんインタビュー vol.23】ちゃみさん
【ちゃみのおうち和ごはん】大葉が香るおうちパスタ「和風バジリコペペロンチーノ」
【ちゃみのおうち和ごはん】おうちで作ろう!旨みたっぷり「鯛のあら煮」
【ちゃみのおうち和ごはん】炒飯の概念が変わる⁉どハマり必須の「奈良漬け炒飯」

【ちゃみのおうち和ごはん】炒飯の概念が変わる⁉どハマり必須の「奈良漬け炒飯」

Share this