7月23日は「天ぷらの日」。夏バテを吹き飛ばす天ぷらレシピ

店頭では色とりどりの夏野菜が豊富に並べられていますね。夏野菜を味わう料理としては、やはり個人的には天ぷらは外せません。そこで今回は、きたる7月23日の「天ぷらの日」にちなみ、夏バテ防止にもなる、夏の天ぷらレシピをご紹介します。

7月23日を含む毎月23日は「天ぷらの日」

ナスやピーマン、トウモロコシやオクラなど、天ぷらに最適な夏野菜がおいしい季節がやってきましたね。

どうやら7月23日を含む毎月23日は、「天ぷらの日」なんだそうで、「土用の丑の日」「焼肉の日」(8月29日)と共に、食べ物の「夏バテ防止の三大記念日」といわれていることをご存じでしたか?

魚介類や野菜を衣で包み、油で揚げる天ぷらは、素材の旨みや甘みを引き出し、栄養も逃がさず調理できる日本料理。

夏こそ天ぷらでパワーチャージがおすすめ! ということで、今回は夏バテを吹き飛ばす天ぷらレシピ3品をご紹介します。

さっぱり食べられる「冷製天茶漬け」

暑さで食欲がない時でも、「冷製天茶漬け」にして食べれば、さっぱりと食べられます。

ごはん、野菜、植物油脂などがバランスよく摂取でき、少量でもカロリーもしっかり摂れるうえ、塩分、水分も一緒に補給できるので熱中症予防にも。

エビと玉ねぎで甘み豊かに仕上げたかき揚げは、わさびとみょうがの薬味をピリッと利かせていただきましょう。

材料(2人分)

・天ぷら粉黄金……50g
・水……60ml
・健康こめ油……400~600ml
・むきエビ……50~70g
・三つ葉……20~30g
・玉ねぎ……小1/2個
・みょうが……1個
・わさび……適宜
・ごはん200~300g
・昆布茶粉末……小さじ2
・緑茶またはほうじ茶……400~500ml
・氷……適宜

作り方

1. お茶は冷蔵庫などで冷やします。ペットボトルのお茶でもOKです!

2. 玉ねぎは薄切り、三つ葉は3㎝長さ位に切ります。むきエビは背ワタがある場合は取り除きます。みょうがは薬味用に千切りにします。

3. ボウルに分量の水と天ぷら粉を加え、40回くらいまぜ衣を作り、1の野菜と2のエビを入れよく混ぜ合わせます。

▲固めの衣に仕上げるのが成功のポイント。具材と絡めた時に衣が残らない程度が目安です!

4. フライパンや揚げ鍋に1~2cmの高さまで油を入れ170℃に熱します。

5. 3のかき揚げ種を2~4等分して揚げます。(揚げ時間目安:約2分)

▲揚げるときのひと工夫で各段に完成度が上がります。オーブンペーパーの上に、形を整えた具材をのせて一緒に油に投入すると崩れにくく、上手にかき揚げが作れます。揚げている間にオーブンペーパーは自然に剝がれます。

6. 揚がったらしっかりと油を切ってバットなどに重ねないように並べます。

7. 丼などにご飯を盛り、昆布茶小さじ1をふりかけ、1の冷やしたお茶をかけお好みで氷を入れます。6のかき揚げをのせ、わさび、みょうがを添えて召しあがれ!
ごはんは水で洗って粗熱とぬめりを取ると、一層ひんやりさっぱりです!

どんなお酒にも合う万能おつまみ「三色おつまみ天ぷら」

アルコールを摂取するときに、一緒に食べると良いといわれるたんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維を網羅したおつまみ天ぷらです。和洋の食材を組み合わせているので、どんなお酒にもぴったり。

良質たんぱくを含むチーズ、ビタミンや食物繊維豊富なアボカドとの相性も抜群。焼き海苔に含まれるビタミンAは油と一緒に摂取すると吸収力がアップするので、実は天ぷらにおすすめの食材です!

材料(2~3人分)

・天ぷら粉黄金……50~60g
・水……75~90ml
・オレインリッチ……300~400ml
・エクストラバージンオリーブオイル……100ml
・カニ風味かまぼこ……8本
・アボカド……1/2個
・さけるチーズ……50g
・焼き海苔……2枚
・打ち粉(天ぷら粉)……大さじ3
・レモン……1/4個

作り方

1. アボカドは皮とタネを取り、櫛形に8等分に切ります。

2. さけるチーズはカニ風味かまぼこ等の長さに合わせて切り8等分にします。焼き海苔は1枚を縦に4等分します。

3. カニ風味かまぼこ、アボカド、チーズを組み合わせて海苔を巻きます。

4. ボウルに分量の水と天ぷら粉を加え、40回くらいまぜ衣を作ります。
※水と天ぷら粉の分量は、「天ぷら粉黄金」100gに対し、水150mlの割合を基準に、天種の大きさに合わせて調節してください。

5. フライパンや揚げ鍋に1~2cm高さまで油を2種共入れ熱します(温度目安:170℃)。

6. 3の海苔で巻いた天種に打ち粉をまぶし、4の衣を付けて揚げます(揚げ時間目安:約2分)。

7. 揚がったらしっかりと油を切ってバットなどに重ねないように並べます。

8. 皿に盛り、お好みでレモンを絞って召しあがれ。

体の熱を取ってビタミンで疲労回復!「ナスの肉巻き天ぷら」

夏野菜の代表「ナス」は天ぷらの王道食材ですが、そのまま天ぷらにすると油っぽくなりやすいのが難点。そこで、豚肉で巻くことで吸油を抑え、おつまみにも夕食のメインメニューにもなる、ボリューム感のある一品に。

ナスは体温を下げる効果があるといわている野菜。たんぱく質、ビタミンB1が豊富な豚肉を巻くことで、しっかり栄養補給でき、夏バテ防止にもなります。一緒に揚げた夏野菜オクラのネバネバも、夏バテ防止におすすめです。

材料(2~3人分)

・天ぷら粉黄金……50~80g
・水……75~120ml
・オレインリッチ……400~600ml
・ナス……2~3本
・豚薄切り肉……150~200ml
・オクラ……3~6本
・塩……少々
・打ち粉(天ぷら粉)……大さじ3~4
・しょうが醤油又は田楽みそ……お好み

作り方

1. ナスはへたを取り縦に2~3か所皮をむき、4~6等分に切ります。水にさらしてアクを抜きしっかり水気を切りましょう。

2. オクラはへたと額を取り、塩を振って板ずりして爪楊枝で数か所穴をあけます。
※穴をあけることで揚げているときの破裂を防ぎます。

3. 1のナスへ豚薄切り肉をしっかりと巻きます。

4. ボウルに分量の水と天ぷら粉を加え、40回くらいまぜ衣を作ります。
※水と天ぷら粉の分量は、「天ぷら粉黄金」100gに対し、水150mlの割合を基準に、天種の大きさに合わせて調節してください。

5. フライパンや揚げ鍋に1~2cm高さまで油を入れ熱します(温度目安:180℃)。

6. 3の肉を巻いたナスに打ち粉をまぶし、4の衣を付けて揚げます(揚げ時間目安:3分)。オクラも衣を付けて1~2分揚げます。

7. 揚がったらしっかりと油を切ってバットなどに重ねないように並べます。

8. 皿に盛り、しょうが醤油や田楽みそなどお好みでつけて召しあがれ。ポン酢もさっぱりしておすすめです!

レシピ考案:「SHOWAマイスター(天ぷら)」シニアマイスター・薄井富美子氏、藤野卓也氏

夏こそ天ぷらでスタミナをつけよう!

暑い日の揚げ物はちょっぴり憂鬱ですが、キンキンに冷えたビール片手に作業して、揚げたてをつまみ食いするのが個人的に好きだったり(笑)。たくさん作れば翌日そうめんのお供にしたりもできるから、夏に天ぷらは我が家の定番です。

野菜がとっておきのごちそうに生まれ変わる天ぷら、夏こそしっかり食べてパワーチャージしましょう!

■情報提供元/使用商品

天ぷら粉黄金 ……衣・素材の味を引き立てるため小麦の中心部分からとった薄力小麦粉を使用。卵粉とパンプキンパウダーにより、香ばしい揚げ色とおいしさ、サクミを与えました。水に溶くだけで、家族が喜ぶ“ひとつ上の天ぷら”を手軽に揚げられる、最上級の天ぷら粉です。

健康こめ油 ……国産の米ぬかを使用。ビタミンEを豊富に含む、栄養機能食品です。まろやかな甘みで素材の味を引き立てるので、揚げもの、炒めもの、ドレッシングなどのいろいろなお料理にぴったりの油です。
※国内で発生した米ぬかを国内で搾油

オレインリッチ……オレイン酸(オメガ9)を80%含有したプレミアムな健康ひまわり油です。オレイン酸がオリーブ油や高オレイン酸べに花油より多く含まれている油です。コレステロールゼロでビタミンEも豊富な栄養機能食品です。あっさり・油っぽくない・素材の味を引き立てるので揚げもの、炒めもの、ドレッシングなどのいろいろなお料理にぴったりの油です。
※昭和産業調べ

エクストラバージンオリーブオイル ……新鮮なオリーブ果実を使用した、エクストラバージンオリーブオイルです。コールドプレス(低温圧搾)製法により、オリーブ本来の豊かな風味を引き出しています。フルーティーな香りと心地よい辛みと苦みをお楽しみください。お料理の香り付けなど、調味料としてもお使いいただけます。

[公式]SHOWAのオイル特集「オレインリッチ」「健康こめ油」「エクストラバージンオリーブオイル」「オリーブオイルライトテイスト」|昭和産業株式会社

情報提供元:昭和産業株式会社

昭和産業株式会社

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