脱プラスチックで注目の「ロングライフ紙パック」
脱プラスチックの観点からも、今注目されている 「ロングライフ紙パック」。紙なのでリサイクルができて、保存料を使わずに常温で長期保存ができる容器です。
みなさんが普段手にする商品などでも、ロングライフ紙パックが使われている商品が増えてきています。見たことがある、買ったことがあるという商品も多いのではないでしょうか。
脱プラスチックの流れも進み、リサイクルできるパッケージを採用している商品や、環境にも配慮した製法で造られている食品を選ぶように意識している方も増えてきており、環境にやさしいロングライフ紙パックを使った商品を選択するという方も増えてきています。
持続可能な未来のために、一人ひとりができることから少しずつ積み重ねていることが見て取れますね。
実は身近な「ロングライフ紙パック」
使い終わったらリサイクル
使い終わったロングライフ紙パックは、お近くのスーパーや生協、小学校のベルマーク運動などで回収され、リサイクルされます。1Lのロングライフ紙パック約7個分が、トイレットペーパー1ロールになります。
輸送時の効率が上がる
缶よりも省スペースで無駄なくトラックに積み込めるので、トラックなど、輸送時の効率がよいのも特長です。少し多めに買い置きした飲食料をおうちでストックするにも、すっきり収納することができます。
森林保護に貢献できる
FSCCoC認証マーク
FSCCoC認証は、持続可能で最適な森林管理や生産が行われているかを審査・認証する制度です。このマークを選ぶことで、みなさんも森林保護をサポートできます。
ミネラルウォーターや植物性ミルクも、紙パックで続々登場
脱プラスチックの潮流が続く中、ミネラルウォーターも紙パックの商品が登場しています。小泉環境大臣が会議で配布するミネラルウォーターを紙パックに変更したことも話題になりました。
行政以外にも、企業でもロングライフ紙パックの飲料を導入する動きがあり、ホテルの客室備え付けのミネラルウォーターや、来客用の飲料をロゴ入りの紙パックに変更したところも増えているそうです。
また、近年健康や美容のために話題になっている、アーモンドミルクやオーツミルク、豆乳などの植物性ミルクも、実は多くがロングライフ紙パックで包まれています。カラダに良いだけでなく、環境にも良いなんて、一石二鳥ですね。
ロングライフ紙パックを上手に使えば、フードロス対策にも
SDGsの観点で、もうひとつ身近な問題がフードロス。
防災の観点やコロナ禍の影響もあり、まとめ買いのニーズは高まっていますが、うまく消費できずに無駄にしてしまうケースも多いのが現状です。
まとめ買いの際は冷蔵が必要な食材だけでなく、根菜類、缶詰、レトルト食品、常温長期保存が可能で栄養補完ができるロングライフ紙パック入りの商品などを選ぶのも、フードロス削減へつながります。
今日からはじめるSDGsアクションとして、「ロングライフ紙パック」がおすすめ
今やスーパーやコンビニではたくさんのロングライフ紙パック製品を取り扱っています。実は私たちの生活において、ロングライフ紙パックはとても身近なものなんです。
今日から始めるSDGsアクションとして、まずは環境に優しい「ロングライフ紙パック」を選択するという取り組みを、少しずつはじめてみませんか。