温かい一杯のうれしいチカラ。スープを飲んで「温活」しよう!

厳しい冷え込みが続き、温かいスープをよりおいしく感じることができる季節になりましたね。そこでぜひ取り入れてもらいたいのが、温かい食事を摂るなどして身体を内側から温め、平均体温を上げる「温活」。温活には、温かいスープがおすすめです。栄養豊富な簡単スープレシピをご紹介します。

一杯のスープでもうれしい効果があるんです!

温かいスープでぽかぽか温活

冬が深まり、体の芯が冷えてしまう時期になりました。体温が低くなると、冷えからくる血行不良により、むくみや肌荒れ、代謝の低下などを引き起こし、体調を崩してしまう可能性が高くなります。

そこでぜひ取り入れてもらいたいのが、温かい食事を摂るなどして身体を内側から温め、平均体温を上げる「温活」。「温活」には、温かいスープがおすすめです。

▲足先の温度比較(出典:栄養学雑誌71,49-58(2013))

10代後半~20代の女性20名を対象に、「65℃のあたたかいスープ」を飲んだとき、「体温に近い温度のスープ(37℃)」を飲んだとき、「何も飲まなかったとき」の足先の温度を調べた結果では、65℃の温かいスープを飲んだ後は、足先の体温が最大2℃以上上昇。また全身の体温も約0.1℃上昇し、その後もしばらく体温の高い状態が続くことが実験でわかっています。

寒さが厳しくなるこの季節、スープで「温活」してみましょう!

スープ1杯で豊富な栄養素を摂取

現在の日本人は、野菜・果物の摂取量が減少傾向にあると言われています。

厚生労働省が推進する「健康日本21」では、1日約350gの野菜を食べることが推奨されていますが、日本人の1日の野菜類摂取量の平均値は292.3gと足りていないという調査結果も発表されています。

そこで最適なのが「スープ」です。

スープはひとつの鍋に10種類以上もの野菜を入れても、味がきちんと成立します。また、煮込むことで量が減って食べやすくなることはもちろん、野菜の種類が増えるほど味わい深く、うま味たっぷりのスープになります。

また煮汁ごと摂取するので、大切な栄養素を効率よく摂り入れることができます 。

簡単に作れるあったかスープレシピ

スープにはうれしいことが盛りだくさんだとわかったところで、ここからは手軽に作れるスープレシピをご紹介。

忙しい人こそ、食事をないがしろにせずしっかり栄養をとっていただきたいと思います。

たっぷり野菜のミネストローネ

みんな大好きな定番トマトベーススープ。「コンソメ」でコトコト煮込むことで、野菜のうま味をぎゅっと閉じ込めたスープです。

野菜の甘みがしみ込んで具沢山なので満足感もありますよ♪

材料(4人分)

・じゃがいも……1個
・にんじん……1/2本
・玉ねぎ……1/2個
・キャベツ……2枚
・にんにくのみじん切り……大さじ1
・ホールトマト缶……200g

【A】
・水……4と1/2カップ
・「味の素KKコンソメ」固形タイプ……3個

・「瀬戸のほんじお」……少々
・こしょう……少々
・「AJINOMOTOオリーブオイル」……大さじ1
・パセリのみじん切り……適量

作り方

1. じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、キャベツは1cm角に切る。

2. 鍋ににんにく、オリーブオイルを入れて熱し、香りが出たら1を加えて炒める。野菜がしんなりしたら、ホールトマトをつぶしながら加え、Aを加えて煮立てる。

3. 中火で10分ほど煮て、塩・こしょうで味を調える。器に盛り、パセリを散らす。

冬野菜のスープ

旬のかぶなどの根菜をたっぷり使ったスープも、ゴロゴロと食べ応えのある一杯。

土の中で育つ根菜類には、身体を温めるパワーがあるとされています。

材料(4人分)

・にんじん……1/3本(80g)
・ごぼう ……1/2本(100g)
・れんこん ……1/2節(100g)
・玉ねぎ ……1/2個
・かぶ……2個(200g)
・水 ……4カップ
・「味の素KKコンソメ」固形タイプ ……1個
・「瀬戸のほんじお」……小さじ1/3
・こしょう……少々
・「AJINOMOTO オリーブオイル」……大さじ1

作り方

1. にんじんは5mm幅のいちょう切りにし、ごぼうは皮を洗い、5mm幅の小口切りから半月切りにし、水に5分くらいさらして水気をきる。れんこんは皮をむき5mm幅の
いちょう切りにし、ザッと洗ってザルに上げる。玉ねぎは1cm角に切る。

2. かぶは1cm角に切り、かぶの葉先は1cm長さに切る。

3. 鍋にオリーブオイルを熱し、1のにんじん・ごぼう・れんこん・玉ねぎを中火で炒める。全体に油がまわったら分量の水を加え、中火にし、煮立ったらアクを取り、フタをして弱めの中火でごぼうがやわらかくなるまで煮る。

4. 2のかぶ、「コンソメ」を加えてさらに5~6分、かぶがやわらかくなるまで煮、塩・こしょうで味を調え、2のかぶの葉先を加えてひと煮する。

きのことほうれん草のミルクスープ野菜

寒い日は特にコクのあるミルクスープがおいしいですよね。相性抜群のほうれん草ときのこで栄養バランスもばっちりです!

材料(2人分)

・しめじ……1パック(100g)
・ほうれん草……1/2束(100g)
・ベーコン……1枚(25g)

【A】
・水……200ml
・「味の素KKコンソメ」固形タイプ……1個

・牛乳……200ml

作り方

1. しめじは根元を切って小房に分ける。ベーコンは食べやすい大きさに切る。

2. ほうれん草は洗って、水気がついたままラップで包み、電子レンジ(600W)で40秒加熱する。冷水にとって、水気をしぼり、4cm長さに切る。

3. 鍋にのしめじ・ベーコン、を入れて火にかけ、煮立ったら弱火にし、2分ほど煮る。のほうれん草、牛乳を加えてひと煮立ちさせる。

さつまいものスープ野菜

さつまいもはコンソメと煮ることで、素材の味が引き立ちます。野菜嫌いのお子さんも、食べやすいかと思います。

材料(2人分)

・さつまいも……2/3本(150g)
・にんじん……1/3本(50g)
・玉ねぎ……1/4個(50g)
・ベーコン……1枚(25g)

【A】
・水……300ml
・「味の素KKコンソメ」固形タイプ……1個

・バター……10g

1. さつまいもは1cm厚さの輪切り(大きければ半月切り)にし、水にさらして水気をきる。にんじん、玉ねぎは薄切りにし、ベーコンは1cm幅に切る。

2. 鍋にバター、1のさつまいも・にんじん・玉ねぎ・ベーコンを入れて軽く炒める。全体に油がまわったら、Aを加えて野菜がやわらかくなるまで煮る。

スープで冬野菜もたっぷり味わおう!

冬野菜はスープとの相性も抜群!スープしみしみの野菜をモリモリ食べて、カラダの芯まで温まりましょう!

お正月太り解消メニューとして取り入れるのもおすすめですよ♪

情報提供元

味の素株式会社

【味の素パーク】たべる楽しさを、もっと。

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