おうちごはんでもお馴染み、おいしいレシピやアレンジをたくさんご紹介してくださっているくいしん坊インスタグラマーのかおしさん（@cao_life）が、この度うつわをプロデュース！！

「mgmg products（モグモグプロダクツ）」と共に作り上げた素敵なうつわの販売が本日2022年4月9日の21:00からスタートします。これはぜひぜひおうちごはん読者のみなさまにもご紹介したいぞ～ということで、かおしさんへのインタビューを交えながら完成したうつわの魅力をご紹介したいと思います。

岡山県在住。「おいしいモノ」「たのしいヒト」に出会うことがとにかく大好き。
おいしいモノの情報収集には余念がなく、気になったらまずは試してみるのがモットー。一目会えば、誰もが彼女の魅力にハマり、またすぐ会いたくなる、そんなオーラをまとった人気のインスタグラマー。

うつわ好き歴30年

自他ともに認めるほどの“うつわバカ”だというかおしさん。うつわ大好き歴はなんと30年にもわたるとのこと。

「初めて自分のお金でうつわを購入したのは、18歳で一人暮らしを始めたときでした。それから30年近くずっとうつわが大好き。旅行の次にお金を使ってきたのがうつわだと思います（笑）」

引っ越しのときには、なんとうつわだけで段ボールが30箱にもなってしまうとのこと！　Instagramのかおしさんのアカウントでもお気に入りのうつわを使った投稿をたくさん見ることができます。

声をかけてもらったときには戸惑いも……

2018年にはうつわの本の出版にも関わった経験があるかおしさん。それだけうつわ好きでも、今まで自分でうつわを作ろうと思ったことは全くなかったそうです。

「昨年8月に『うつわを作りませんか？』と声をかけてもらったときは、正直戸惑いました。でもよく考えたらこんな機会を誰もがいただけるわけでもないんだなと思い、“うつわバカ”としてやらないという選択肢はないなという結論に辿り着いてお引き受けすることに。やるぞと決めてからは、『絶対に素敵なうつわを作る！』という想いで取り組みました」

自分が好きなものに関わることができるチャンスが舞い込んだら、私だったら大喜びですぐに浮かれてしまうかもと思ったのですが、きっとかおしさんは本当にうつわが大好きで自分が大切に想ってきたものだからこそ、自分がそのもの自体を作るということが予想外だったのだろうなと思いました。

「初めてオリジナルで作らせていただいた、大切な大切な宝物のようなうつわです。たくさんの人のおうちで可愛がられたらいいな、もうね、本当にそれだけなんです」

できあがったうつわには、それだけのかおしさんの想いが詰まっているということですね。

苦労したことは特になし！

初めてのうつわ作り。なかなか思うように進まず、苦労したことも多いのでは？　と思ってかおしさんに聞いてみると、意外にも苦労は特になかったとのこと。

「うつわの製作をお願いしている会社の社長さんがとにかく“アツい”人だったんです。コロナ禍で外食産業からの食器の製造依頼がどこも激減し、大きな会社では工場の半分ほどが稼働してないような良くない状況の中、夢に向かって切磋琢磨されていました。うつわを作ることに関して全く無知な私の『フチの太さと色あい』『ロゴの大きさ』『鉄粉の散らし方』といったわがままな要望を、何度も何度も聞き入れてくださって……。この社長でなければ、mgmg productsのうつわは完成してしなかったかもしれません。なかなかスムーズに思った雰囲気にならなかったりもしましたが、その段階も楽しんでいたので、苦労したということは特にないですね」

社長さんとかおしさんと、両者のアツい想いが重なり合うことでできあがったmgmg productsのうつわたち。

では、みなさんも気になっているであろう商品のラインナップをご紹介します！

1点づずつ職人さんの手作業で製作

mgmg productsのうつわは、愛知県瀬戸市にて1点ずつ職人さんの手作業で丁寧に作られています。だからこそ、個体差がでることもあるそうですが、それこそが手仕事ならではの特徴。1つずつ異なる味わいを楽しめるのも魅力のひとつです。

デザインのベースは、古道具屋で見つけた1970～80年頃の日本で使われていたストーンウェア。鉄点を散りばめたデザイン、グリーンとグレーの縁取りが食卓にアクセントを加えてくれます。

半磁器製品で電子レンジでの使用も可能です。

▲SIZE：直径23cm　高さ3cm

切立プレートは直径23cmで、フチが垂直に立ち上がったお皿です。フラットなので、ディッシュオンディッシュがしやすくワンプレートに使いやすく、フチは3cmほどの高さがあるのでカレーやスープ多めのパスタなどを盛っても大丈夫。朝昼晩どんなシーンでも活躍してくれるプレートです。

▲SIZE：直径8cm、高さ6.3cm

フリーカップは容量が150mlで、少し小ぶりな蕎麦猪口といったところ。小ぶりでシンプルなデザインなので、ヨーグルトやサラダ、お子様用のコップとして使うのもおすすめ。

ヨーグルトを入れたり、スープを入れたり、コーヒーを入れたりして、切立プレートにのせてセットで使うと特に可愛い！

裏面には注目のイラストレーター、金安亮さんが描き下ろしたイラストロゴが配置されています。

「どちらも底裏にイラスト入りのロゴが入っているのですが、洗い物の時に可愛いロゴが見えるので、いつもは少し億劫な洗い物も楽しくなりますよ」

雑貨屋さんで買えるうつわくらいの価格設定にもこだわったというかおしさん。

「受注生産だから注文がどのくらいいただけるかわからないけれど、これ以上の価格にはどうしてもしたくなかったので、そこは譲りませんでした！」

毎日使ううつわだと考えると、このかおしさんのこだわりは私たちにとってもとても嬉しいですよね。

使い方や楽しみ方はたくさんありますが、かおしさんのおすすめは朝ごはんのワンプレート。フチが立ち上がっていてリム部分がないので、端から端まで食材を盛り付けられるんだそうです。

また、フラットなのでプレートの上に豆皿やカップなどをおいて使うのもおすすめとのこと。

かおしさんが実際に朝ごはんを盛り付けたお写真もとっても素敵！　食材の色味が引き立ち、カフェのようなおしゃれな朝ごはんが楽しめそうですね。

うつわの雰囲気がちょっぴりレトロなので、昔ながらの喫茶店にありそうなメニューもよく似合うとのこと。カレーやナポリタン、たまごサンドなんかをのせれば、おうちで喫茶ごはんの雰囲気が味わえますね！

カップは小ぶりなので、ブラックコーヒーやヨーグルトなどを入れたり、野菜スティックなどを入れてみても使いやすいそうです。

「自分で作っておいてアレなんですが……。めちゃくちゃ使いやすいうつわなんです。家にいるとそればかり着てしまうお気に入りの普段着のような、日常に寄りそう雰囲気のうつわにしたかったので、その理想にぴったりなできだなと自画自賛しています！」

mgmg productsのうつわは、普段かおしさんがうつわを使っていて不便だなと思う部分を引き算して作ったんだそう。だからこそ、誰でも便利に使える仕上がりになった気がしているとのことですが、かおしさんが実際にさまざまなお料理を盛り付けて日常使いで楽しんでいるお写真を見ると、その言葉がとてもしっくりくるなと思います。食卓のあらゆるシーンでおいしく大活躍してくれそうだなと感じますね。

「ちょっと頑張ったごはんのときはもちろんですが、本当になんでもない日のバタートーストとコーヒーだけを置いたときにも可愛くみえるようなうつわができあがったと思います。よそ行きのおめかしごはんにも、ダラダラしたいときの普段着のようなごはんにも、ぜひみなさんなりにどんどん使ってみてもらいたいです！」

かおしさんのこだわりがたっぷりと詰まったmgmg productsのうつわの販売期間は【2022年4月9日 21:00 ～ 2022年4月12日 23:59】。

予約商品につき、2022年6月1日から順次発送予定です。

「世の中にどれほどのうつわが売られているのか、想像もつきません。そんな中で、うつわを作るということの意味が最初は自分でもわかりませんでした。しかし、製造現場を見たり、話を聞いたりしていく中で、可愛くておしゃれで使いやすいうつわを作るというだけでなく、できるだけ廃棄されるうつわが少なくなるように作りたいという想いも強くなっていきました。そのために必要とされる数だけを受注生産にしたり、混ざるとB品になってしまう鉄粉を元から多めに散らしたりという工夫をしています。環境に優しくて、使う人は楽しくなる、そんなうつわができたと思っています」

本日夜からいよいよ販売開始！
気になる方は、ぜひお早めにチェックしてみてくださいね。

かおしさんもうつわを購入してくださったみなさんがどのように使って楽しんでいるのかを見てみたいとのこと。

購入して使ってみたよという方は、ぜひ「#mgmgproducts」のハッシュタグをつけてInstagramに投稿してみてください。

かおしさんが歓喜で小躍りしながらシェアしてくださるそうです（笑）！

（text by まい姉）