【茨城県編】おうちごはんサポーターズによるご当地企画
こんにちは!
おうちごはんサポーターズ茨城県担当の@fuji.fanです。
連日の猛暑日に蝉の声、夏が来た~という今日この頃ですね~!!
今回のサポーターズ便りでは、おかずやスイーツにも大活躍な「さつまいも」をピックアップ。「干し芋」作りにも挑戦しちゃいました!
「干し芋」を作る様子をレポートするほか、「干し芋」を使ったアレンジおやつも作ってみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
茨城県といえば「さつまいも」
“茨城はさつまいも県”と、言われているかどうかは置いておいて……。
さつまいもの生産量は茨城県が全国2位!
そして、名産の「干し芋」は、なんと! 日本に流通している約9割が茨城県で作られているのです。
さつまいもは温暖な海沿い地域で栽培されています。海に向かう道中には農産物直売所が数多くあるのですが、なかでも特産品コーナーでのさつまいもの存在感は圧倒的(笑)。
私が立ち寄った直売所のさつまいもコーナーには、色々な品種やサイズのものが並べられていました。
さつまいもの旬は秋冬と思いがちですが、収穫から適切な温湿度で保存することで甘味が増し、年間を通して販売されているんです。スーパーなどでも通年見かけられる商品じゃないかなと思います。
この日も、私以外のお客さんが次々にさつまいもを買い求めていて、あらためて茨城県は、さつまいも県だなと感じました。
自家製「干し芋」作りに挑戦!
今回、大量に購入したさつまいもを使って、夏の干し芋作りに挑戦しました!
「干し芋」は、明治41年から製造が始まり約100年もの歴史があるようです。冬の寒い時期に乾燥するのが一般的ですが、梅雨明けの晴天を狙い一気に作ってみました。
今回は、糖度が高く、熱を加えるとしっとりとした食感になるのが特徴の「紅はるか」を使いました。
お買い得なさつまいもが、たった1日にして高級干し芋に変身する様子をぜひご覧ください(笑)。
寝る前にさつまいもを蒸して皮を剥き、ラップで巻いておくと、翌朝には包丁でも簡単にスライスできる適度な硬さになります。
スライスしたさつまいもを、早朝から日が落ちるまで時々返しながら乾燥させていきます。
干物網が無かったので、倉庫に眠っていたカニ取り用網かごを活用しました(笑)。
ポイントは、いもが傷まないように、晴天の日に乾燥させること。
一気に干すことで、中はしっとりの半生タイプに仕上がります。
いも同士がくっつかない程度に間隔をあけ、表面がさらっと乾燥したら取り込みOKです。
乾燥させたいもをちょっとかじると、「甘っ!」と思わず声に出してしまうくらいに甘みが凝縮され、もちねちっとした食感になりました。
空気が入らないよう丁寧にラップし冷凍庫に保管すると、小出しに使えて便利です。糖度があり、冷凍しても硬くならず、しなりのある弾力さもちゃんとキープしてくれます。
自家製干し芋でスイーツ作り!
この自家製干し芋はそのまま食べてももちろんおいしいのですが、今回はスイーツにアレンジして楽しんでみましたので、こちらもご紹介します。
干し芋のバターソテー~アイスクリーム添え~
フライパンで干し芋を軽く焦がす程度にバターソテーするだけで、濃厚な甘味が際立ちます!
せっかくなので、バニラアイスに刻んだ干し芋も混ぜてみましたが、こちらもおいしい~!!
干し芋のヨーグルト和え&紫いもパウンドケーキ
バニラアイスとの相性がよかったので、ヨーグルトにも混ぜてみました。
こちらも、干し芋の甘みを感じることができ、とってもおすすめですよ~。
そして、ヨーグルト和えだけではもの足らず、紫いものパウンドケーキも作ってみました。
パウンドケーキには、いも自体の甘みがあって繊維質が気にならないのが特徴の「パープルスイートロード」というさつまいもを使いました。
生地には、つぶしたいもと角切りにしたいもを合わせることでシックな色合いとなり、上品な味わいに仕上がりました。
紫いもパウンドケーキの作り方
材料(18cmパウンドケーキ型1個分)
・紫いも……150~200g程度
・生卵……1個
・砂糖……大さじ3
・ホットケーキミックス……150g
・バター……30g
・牛乳……120ml
作り方
1. 紫いもは、蒸し器で1時間程度蒸して皮を向き、半量はつぶし、半量は1cm程度の角切りにしておく。
2. ボウルに生卵と砂糖を混ぜ、ホットケーキミックス、牛乳の順に加えて混ぜ合わせる。
3. 2に電子レンジで溶かしたバターを混ぜ合わせる。
4. 1でつぶした紫いもを3の生地にしっかり混ぜ合わせる。
5. 1で角切りにした紫いもを4の生地に分散する程度に混ぜる。
6. 5の生地を18cmパウンド型に入れ、オーブンで170℃約30分間焼き、天面にきれいな亀裂が入ったら取り出して完成。
定番の「スイートポテト」も!
せっかくなので、さつまいもを使って定番のスイートポテトも作ってみました!
スイートポテトに使ったいもは、甘みがありホクホクとした食感が特徴の「紅あずま」。
できたて熱々でも、冷やしてからでもおいしくいただけます。
おうちごはんのレシピ動画でも、分かりやすい調理方法が紹介されていましたので、ぜひ参考にしながら作ってみてください。
さつまいもを食べ尽くしました!!
皆さん、いかがでしたでしょうか?
今回は、茨城県ならではの食材「さつまいも」を思い切り食べ尽くしました。干し芋からの干し芋スイーツなど、もうお腹いっぱいになるくらいにさつまいもを楽しむことができました。
最近では、小腹が空いた時に干し芋を食べるという人も多いようなので、ぜひ機会があればみなさんも自家製干し芋作りにも挑戦してみてくださいね。
そして、茨城県へお越しの際はぜひ「さつまいも」&「干し芋」をお手に取ってみてくださいね。