節分と言えば恵方巻き。みなさんは恵方はどんな意味か知っていますか？
恵方とは、その年の幸運や金運などを司る歳徳神（としとくじん）様がいる方向を指します。歳徳神様のいる方向を選んで物事をおこなうと何事も「吉」になることから、恵方の方を向いて縁起のいい太巻きを食べ始めたのが恵方巻きの由来なんだそうです。

ちなみに恵方巻きを食べるとき、一本食べきるまで無言で食べるのがルール。会話をしてしまうとその年の運が逃げて行ってしまうといわれています。ついつい「美味しいね！」なんて会話をしたくなりそうですが、ぐっと我慢!? 2023年の恵方は南南東なので、方角チェックも忘れずに。

近年節分スイーツとして定番化してきているロールケーキ。恵方巻きと似ている形なので、甘いものが好きな方は恵方を向いて恵方ロールにかぶりついてみるのも楽しい！ロールケーキは生地を巻くのが意外と大変なので、苦手意識のある方は食パンで簡単に作ってみるのもおすすめです。

福豆は節分の豆まきに欠かせないアイテム！年の数だけ食べると言われていますが、その数だけ福を身体に取り込むという言われがあるようです。とは言ってもどうしても余ってしまったりそのまま食べるのは飽きてしまうという方には、福豆をパウンドケーキやクッキーなどスイーツに変身させてみてはいかがでしょうか。年々増えていく年の数の福豆も、パウンドケーキなら簡単に食べきれるかも!?

鰯も節分料理のひとつ。焼いて食べたり、恵方巻きに挟んだり、つみれ汁にして食べるのも定番となっています。手で裂けるくらい弱い魚である鰯を食べるのことで魔除けを図るんだそう。身体が温まるつみれ汁なら臭みも少なく食べやすい！お鍋でたっぷり作りたいですね。

節分は旧暦の元旦にあたる立春の前日なので、旧暦上は大晦日。12月31日食べる年越しそばですが、節分にも年越しそばを食べる習慣があるようです。節分そばを食べたことがないという方も、今年は取り入れて、新しい風を吹かせてみるのもいいかも？！

節分は厄払いや魔除けをして福を呼び込もうという季節の行事です。日本には四季折々の行事やそれに合わせた料理がありますが、おせち、七草粥の次は節分料理。恵方巻きを楽しく手作りしたり福豆を美味しくアレンジして食べたり、節分料理で運気アップを目指しましょう！