【おうちごはん特別企画】ロバート馬場さん×デリスタグラマー植木さん対談(前編)

【おうちごはん特別企画】ロバート馬場さん×デリスタグラマー植木さん対談(前編)

#おうちごはんはじめ 企画第4弾。お笑いトリオ「ロバート」で活躍中で料理好きでも知られる馬場裕之さん(@hiro88)と、数多くのメディアで活躍されている人気デリスタグラマーの植木俊裕さん(@utosh)の対談をお送りします。2人の食へのこだわりや、料理を楽しむコツをお伺いしました。対談の【前編】、ぜひご覧ください。

料理芸人とデリスタグラマーの対談が実現

2017年、おうちごはん編集部では“おうちごはん”をもっと気軽に、もっとシンプルに楽しめる「#おうちごはんはじめ」を提案しています。
企画第4弾は、プロ級の料理の腕前でテレビでも大活躍中の芸人・ロバート馬場さんと、人気デリスタグラマーの植木俊裕さん(@utosh)の対談です。

「#おうちごはんはじめ」とは?

お料理をはじめたきっかけや、料理を楽しむヒントについてお話をお伺いしました。
お酒好きな2人の対談はお酒と手作りのおつまみをいただきながらスタートしましたよ。
ぜひお読みください!

デリスタグラマー植木さんの手作りおつまみで乾杯!

―― よろしくお願いします!今日は植木さんに手作りのお料理を持ってきていただきました。

植木俊裕さん(以下、植木):今日は「ブリのセビーチェ」を作ってみました。

ロバート馬場裕之さん(以下、馬場):セビーチェ!柑橘系で和えたものですね。

植木:はい。セビーチェはペルーの郷土料理で白身魚のマリネですね。ブリ、パプリカ、きゅうり、トマト、パクチーをライムとタバスコで和えています。作り終わってから気づいたのですが、パクチー嫌いだったらどうしようって……。

馬場:いただきます。僕、パクチー大好きですよ。そして、これおいしいです!

植木:よかったです!もうひとつのこちらは「野菜の生春巻き」です。中には春雨とキャベツを入れているんですが、透けて見えている野菜を少しずつ変えています。キウイとミント、ブロッコリーとか、具の組み合わせによって見た目や味を変えています。スイートチリソースも自分で作ってみました。酢、砂糖、鷹の爪、すりおろしたにんにくを使っています。

馬場:このとろみは何ですか?

植木:煮詰めた酢と砂糖ですね。普段はきび砂糖を使うんですけど、色が茶色っぽくなっちゃうので今回は上白糖を使いました。
スイートチリソースを味わう感覚で食べていただければ。

馬場:春雨と野菜が食べごたえがあっておいしいです。満足感がありますね。スイートチリソースも手作りするとおいしいですね。

植木:酸っぱさが調整できるのがいいですね。作ってみるとよくわかります。

とりあえず発酵食!? 「発酵」が気になる

―― 調味料の自作と言えば、馬場さんもよくご自身で作られますよね。今興味あるものは?

馬場:醤油を作りたいですね。蔵とか欲しい。

植木:馬場さんは乾物作りにも挑戦したり、次は醤油作りに興味を持ったり、食材や調味料そのものの作り方を追求する方にいくのがすごいと思っていました。

馬場:芸人という立場を利用して、意外と番組の企画でやっていただけたりするので(笑)。ロケで作る過程を見せていただいたりするのはとても興味深いです。
味噌は一度作ってみておいしかったので、実際に自分で作ってみると違うんだなぁと思いました。しかも味噌は冬の今の時期が仕込みにちょうどいい季節ですよね。麹や大豆もどこのものを使うかで味が変わってくるので面白いです。

植木:醤油も味噌も製造工程が似てますし、本当に蔵をもっちゃいそうですね(笑)。

馬場:あとは、しょっつるも興味がありますね。しょっつるは「はたはた」という魚で作る、東北地方の魚醤なんです。
北海道にロケに行ったときに、さんまを使った魚醤を作られていてそれが本当においしくて。
塩と魚を発酵させると思うんですけどこれもやってみたいですね。

植木:塩漬けや、発酵させる方向にいきますよね。

馬場:好きなんですよね。とりあえず保存できるものを置いておきたくなっちゃうんです。
らっきょうや山椒とか、結局自分が食べきれないほど作っちゃうんですけどね(笑)。

植木:馬場さんのお話を聞いていたら、「発酵」が気になってきました。作るのはハードルが高いですけど、今年は積極的に発酵食品を食卓に取り入れてみるのもいいなと思えてきました。

おうちごはんを始めたきっかけ

―― 料理を始めたきっかけや思い出というと、馬場さんは幼少期のタバスコ作りでしたよね?

プロ級料理芸人が教える、ひとりごはんの極意とは/ロバート馬場インタビュー | おうちごはん

馬場:そうですね。タバスコの瓶のラベルに書いてある原材料を見て、大きな瓶に仕込んだりしていました(笑)。
あとは野草と水を瓶に入れて放置しておいたらどうなるかな、と変化を見たり、生卵もカップに入れて外に置いておいたら激臭を放っていたり……。失敗してもいいからとにかく試すのが好きでしたね。

大人になってからは、お金がない時代はパスタを安く大量購入して、味付けをアレンジして数日間乗り切ったこともありました。
休日は好きなお酒を買ってきて、それに合う料理を作ることも好きですね。

―― 植木さんはご結婚がきっかけでごはんを作るようになった?

植木:僕は結婚してから、妻と共同で作るようになりました。妻が料理が上手で時々アドバイスをもらいながらやっています。

実は今日持ってきたブリのセビーチェも、最初はサーモンのマリネにしようと思っていたんです。そうしたら妻に「サーモンはデパ地下のお総菜売り場でよく見るから別の食材にしたら?」と言われて、デパ地下は超えていこうと(笑)。
結局サーモンは定番だと思ったので、ブリで挑戦することにしました。

馬場:いい奥さんですね~。

植木:そういうところ、ついてくるんですよ。
そもそも僕は、料理はビジュアルから入ったんです。妻がインテリアバイヤーをやっていて海外へ買い付けに行く機会が多くて、海外の食器が身の回りにありました。その食器を割ってしまうといやなので使わなかったんですけど、せっかく買った食器なんだから使おう、せっかく料理作るなら写真を撮っておこうよ、ということで、写真をブログにアップしたら反応も良かったのでインスタグラムにもアップし始めたんです。

馬場:奥さんがいなかったら、やっていなかったかもしれないですね。

植木:高い器を使うことに、当時の僕は怖さがあったので使いたがらなかったんです。でもやっぱり、ブログやインスタグラムに投稿すると自分が作った料理を外の人に見てもらえる。これは、おうちごはんのモチベーションがあがりますね。

馬場:反響があるというのはいいですよね。

まずは見た目を楽しむ!あとから味がついていくのでもいい

―― お二人は普段どんなカメラでごはん写真を撮っているのでしょうか?

植木:最初はOLYMPUS PENで撮っていたんですけど、それが壊れてしまってからはCanonの一眼レフで撮り始めました。ただ、真上から撮るときにはぼかしが必要ないので、一眼で撮らなくてもいいと思います。

馬場:僕も一眼レフカメラで撮ることもありますね。Canonのものを使っています。一品料理なので斜めから撮ることが多いのですが、今日はぜひランチョンマットの使い方を知りたいです。雰囲気変わりますよね。

植木:今日はランチョンマットをいくつか持ってきました。広げて下に敷くものですけど、ふわっとくしゃっとさせて置いてみるとインスタグラム映えするというか。海外の人のスタイリングを参考にして、僕もするようになりました。
お箸も揃えずに、あえてラフに斜めに置いてみたりしますね。写真を見た義母には「お箸はちゃんと揃えて置こうね」とか言われることもありますけど(笑)。

馬場:なるほど(笑)。お箸って撮影用に、ちょっといいものを買いたくなったりしませんか?

植木:撮影用の箸、僕も持ってますね!お箸は毎日使っていると劣化しちゃうので。

馬場:植木さんの写真を見ていると、料理のきっかけとして、お皿から入るのもいいなと思いますね。
「このお皿に何をのせよう?」と考えるのも楽しい。

植木:そうですよね。僕はお皿やお鍋をはじめとして、形から入ることが多いです。

馬場:味は失敗したと思うときもあるだろうけど、インスタグラムが見た目重視なので、見た目から始めて、あとから味が追い付いていけばいいですよね。

植木:今っぽくてありだと思いますね。
それこそバーミキュラやSTAUBの鍋を買って、無水調理のような、その鍋を使うからこその料理を作ってみようかなと思ったりしますし。

馬場:せいろを安く買えたから、焼売作って蒸してみるというのもいいですよね!やっぱり、料理のきっかけはテンションあがったときにやってみるのが一番いいと思います。

前編では、おうちごはんを始めたきっかけや興味のあることについてお二人に伺いました。
後編は日常のおうちごはんの悩みや、おうちごはんをさらに楽しむコツなどを聞いちゃいました。お楽しみに!

ロバート馬場裕之さん プロフィール

福岡県北九州市出身。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。
秋山竜次、山本博と共にお笑いトリオ・ロバートを結成。ボケ担当。テレビ番組で披露した料理の腕前が注目を集める。著書に『ロバート馬場ちゃんの毎日毎日おいしい本』(KADOKAWA)がある。
クックパッドの公式ページ「ロバート馬場裕之のキッチン」更新中。
現在TX「おはスタ」、メ~テレ「ザキとロバ」他多数テレビ番組出演中。

インスタグラム @hiro88
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植木俊裕さん プロフィール

長野県生まれ。インテリアサイト「TREE&TRUNK」ディレクター。グラフィックデザイナーとしてのキャリアを生かしながら、インスタグラムで料理写真を投稿している。インスタグラムでおなじみのハッシュタグ、“#とりあえず野菜食”の発案者。

インスタグラム @utosh
インスタグラムハッシュタグ #とりあえず野菜食
TREE & TRUNK | ツリーアンドトランク
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