材料は2つだけ!まずはルー作りからスタート
市販のルーを使ったクリームシチューも便利でいいのですが、実はおうちでもルーが手軽にできちゃうんです!
材料は同量の小麦粉とバター、たった2つだけ。冷蔵で約1か月、冷凍で約3か月間保存可能なので、多めに作ってストックしておくといつでも好きな時に本格的な味を楽しむことができます。
30gずつ、50gずつなど作りやすい量で試してみてくださいね。
1. 鍋にバターを溶かし、いったん火を止める。ふるった小麦粉を入れ、ダマがなくなるまでよく混ぜる。
2. 再び火をつけて混ぜ、沸いてきたら、ブクブクした状態を保つよう、火を弱める。すくうとボテッと落ちるようになってから、さらに1~2分間、混ぜながら加熱する。
3. 小麦粉がサラサラになってきたら火から下ろす。粉に火が通った証拠で、粉っぽさがなくなり、香りがよくなる。
自家製ルーで作る、クリームシチュー
ほっこりあたたまる、かぼちゃシチュー
ルーができたら、早速クリームシチュー作りスタート!秋から冬にかけて一段とおいしくなる旬のかぼちゃを使ったシチューは、日に日に寒くなるこの季節にぴったり。
ごろっと形を残してもよし、かぼちゃをつぶして溶かすように混ぜて黄色いシチューに仕上げるのもおしゃれですよね。ほっこりできるかぼちゃの自然な甘さがやさしい気持ちにしてくれます。
■材料(5人分)
かぼちゃ 約300g
しめじ 1パック
玉ねぎ 1個
にんじん 1/2本
じゃがいも 1~2個
鶏もも肉 250g
コンソメ(顆粒) 小さじ1
水 適量
牛乳 2カップ
塩こしょう 適量
サラダ油 適量
(ルー)
薄力粉 大さじ2
バター 15g
1. フライパンでバターを溶かし薄力粉を加えて練ってルーを作る。玉ねぎはくし切り、しめじは石づきを取ってほぐし、にんじんは一口サイズの乱切り、じゃがいもは皮を剥いて4等分、鶏もも肉は一口サイズに切って塩こしょうで下味をつけて薄力粉(適量)をまぶす。
2. 鍋にサラダ油を熱して鶏肉、玉ねぎ、しめじを炒め、かぼちゃ、水、コンソメを加えて蓋をして10分程煮る。
3. 2のスープ(適量)を取り出して1のルーをのばす。2の鍋に加えてとろみをつけ、牛乳を加え、塩こしょうで味を調えてできあがり。
旬の甘さが引き立つさつまいものシチュー
さつまいものシチューもかぼちゃのシチュー同様、クリームシチューにさつまいもを加えただけで作れるので、簡単にアレンジすることができます。角切りにしてごろごろさせても、シチューにさつまいもを溶かしてとろっとさせてもいいですね。
さつまいもの品種によっても甘さや濃度が変わるので、いろいろ試してお気に入りを見つけてみてください。
クリームシチューのルーをアレンジ
トマト缶を使って、トマトクリームシチューに
トマト缶を加えて作るトマトクリームシチューは、余ったらごはんやパスタにかけたり、チーズをのせてドリアやグラタンにしたりとリメイクも楽しみやすいアレンジです。パスタソースとして使ってもいいですね。
ホワイトシチューだと朝食には重たいと感じる方も、さらっとしたトマトクリームシチューなら朝でもしっかり食べられそう。
カレールーを加えて、カレークリームシチューに
みんな大好きなカレーはホワイトシチューでアレンジすることでよりクリーミーで濃厚な味になるので、ごはんにもパンにも合う一皿に仕上げることができます。市販のカレールーを加えてもよし、自家製ルーにカレー粉を混ぜてオリジナルのルーを作ってもいいですね。
手作りシチューで、冬の食卓をぽかぽかに
余ったシチューをドリアやグラタン、コロッケなどにリメイクするアイデアは多くあるように感じますが、スタンダードなクリームシチューをアレンジするって意外と思いつかないのでは?という想いから、今回のアレンジレシピをご紹介しました。
もしクリームシチューに飽きたら、まずは具材やルーの種類をアレンジして、その後に余ったシチューでグラタンやドリアなどリメイクも楽しむのもおすすめ!
みなさんもルーから手作りしたクリームシチューで、寒い季節の食卓を温かく演出してみてくださいね。