
自家製ドライトマトをおうちで作ってみよう
フレッシュのままだと長期間の保存が難しいトマトですが、ドライトマトにすることで長期間保存ができたり、料理の幅も広がったりします。
冷凍保存も可能なので、使いたい時に使えるのもポイントです。
ドライトマトは購入することもできますが、市販のドライトマトは少々値段が高めですよね。今回はおうちで作る方法をマスターして、リーズナブルに自家製ドライトマトを楽しんでみましょう。
ドライトマトの作り方
ドライトマトはオーブンで作る方法と電子レンジで作る方法があります。必要な材料はどちらもトマトと塩のふたつだけ。
電子レンジなら時短で作れるのに対し、オーブンだとじっくり時間をかけることで旨みが凝縮したドライトマトを作ることができます。ケースバイケースに合わせて使い分けて楽しんでくださいね。
オーブンの場合
必要な材料
・トマト(中玉)……250g
・塩……大さじ1/2~1
作り方
1. トマトはヘタを取り、半分に切って種を取り除く。天板にオーブンシートを敷き、トマトの切り口を上にして並べ、塩をまんべんなくふる。
2. 140℃に予熱したオーブンに入れて1時間ほど焼く。一度オーブンから取り出し、トマトから出てきた水分をキッチンペーパーなどで拭き取り、さらに30分~1時間ほど焼く。
3. 天板にのせたまま、風通しのよい場所で完全に乾かしたら出来上がり。
電子レンジの場合
必要な材料
・トマト(中玉)……250g
・塩……大さじ1/2~1
作り方
1. トマトはヘタを取り、半分に切って種を取り除く。天板にオーブンシートを敷き、トマトの切り口を上にして並べ、塩をまんべんなくふる。
2. 600Wの電子レンジで5分ほど加熱する。一度電子レンジから取り出し、トマトから出てきた水分をキッチンペーパーなどで拭き取ったら、さらに5分ほど加熱する。
3. 水気が残っているようなら、様子を見ながら2の作業を繰り返し、完全に乾かしたら出来上がり。
ドライトマトのおすすめ活用術
自家製でドライトマトを作ったら、それを使った料理を楽しみたい! そんな時におすすめの活用方法をご紹介します。
ドライトマトのケークサレ
ケークサレとは、フランス語で「お菓子(ケーク)」「塩(サレ)」つまり、塩味のあるお食事系のケーキのことを指します。
ケークサレにトマトを使うのは定番アレンジのひとつですが、生地がトマトの水分を吸ってしまい生焼けっぽくなってしまうため、上手に仕上げるのは至難の業です。
ですが、ドライトマトを使うえば、味はそのままに生焼けを防ぐことができるため、手軽においしいケークサレを楽しむことができます。
ミニトマトで作るドライトマトなら、トッピングや生地にも練り込みやすいのでおすすめです。
ドライトマトのオイル漬け
ドライトマトの定番アレンジのオイル漬け。@_ms_roses_ さんは、ドライトマトとドライオレガノをオリーブオイルでオイル漬けしたんだそう。お好みのハーブと一緒に漬ければ香りが加わり、より一層食欲をそそります。
オイル漬けにしたドライトマトは、そのままチーズと一緒に食べたり、ピザやパスタに使ったり、浸けこんだオイルをドレッシングに使ったりと、様々なアレンジを楽しむことができます。
フレッシュトマト&ドライトマトのパスタ
フレッシュトマトとドライトマトを合わせた @ichinatural さんのパスタ。2種類のトマトを使うことで旨みも増し、食感の変化も楽しめます。
@ichinatural さんのドライトマトは、オイル漬けにしたものを使っているそう。オイル漬けにしておくことで戻す時間も短縮できて、思い立ったときにに使えるし、ソースにコクが出るから便利なんだそう。
ドライトマト入り押し寿司
ドライトマトの楽しみ方は、生のトマトの代わりとして楽しむ方法と、旨味調味料として使う方法の2種類があります。ドライトマトを使った料理は洋風なイメージですが、鰹節や干し椎茸など旨味調味料を使う和食との組み合わせも相性抜群です。
たとえば、@_nofu_ さんのようにドライトマトとバジルを組み合わせた押し寿司もよいですよ。カラフルなトマトのドライトマトを使えば、色鮮やかな見た目になるのでパーティーメニューにもよさそう!
自家製ドライトマト作りにレッツチャレンジ!
オーブンでじっくり時間をかけて作る方法でも、電子レンジで作る時短レシピでも、おうちで簡単にドライトマトを作ることができちゃいます。
時間や手間はかかるけれど、自分で作ったものは特別感が増すはず! トマトの消費に困った時など、ぜひドライトマト作りにチャレンジしてみてください。