出典 : @hitori_to 発表!おうちごはん編集部が選ぶ2018年「食」のトレンド

発表!おうちごはん編集部が選ぶ2018年「食」のトレンド

2018年も「食」の分野ではさまざまなトレンドが生まれました。巷では「ペットボトルコーヒー」や「チョコミント」菓子の新発売が続き、インスタグラムでは「#桃のアールグレイマリネ」、「#チーズハットグ」が大ヒット!そんな今年の食トレンドの調査結果とおうちごはん編集部が選ぶトレンド7選、さらに来年のポイントを発表します!

2018年の食トレンドを振り返ろう

2018年もあとわずか。今年も「食」の分野ではたくさんのヒット商品やアイデアが生まれました。

今回のおうちごはんでは一年の締めくくりとして、トレンド調査結果のランキングとともに「2018年食トレンドの振り返り」や「2019年の食トレンドの注目ポイント」をお届けします。

まずは、20~40代の男女360名に聞いた「2018年下半期に流行っている・いたと思う『食』に関するモノ・コト」ランキングを発表します! ランキング調査結果で振り返りましょう。

2018年下半期の食トレンド調査結果はこれ!

1位……ペットボトルコーヒー(32.6pt)
2位……タピオカミルクティー(27.6pt)
3位……チョコミント/チョコミン党(27.1pt)
4位……ほうじ茶(21.3pt)
5位……チーズハットグ(17.6pt)

6位……高アルコール飲料(16.3pt)
7位……おからパウダー(13.6pt)
8位……ポリ袋レシピ(9.0pt)
9位……ウイスキー需要(6.8pt)
10位……ヴィーガン(6.3pt)

(トレンダーズ調べ)

[調査概要]
調査対象:20~40代男女360名
調査期間:2018年12月6日(水)~11日(火)
調査方法:インターネット調査
※ランキング調査集計方法:「2018年下半期に流行った・トレンドになったと感じるもの(食系カテゴリにおいて)」を複数選択式、および、自由回答式で回答。Pt数は%値

【第1位:ペットボトルコーヒー】早くも定番入りの予感?波及アイテムにも要注目

今年の春頃から新発売が続き、コンビニやスーパーなどのコーヒー飲料売り場を瞬く間に埋め尽くしたペットボトルコーヒー。

「自分も含めてよく飲んでいるから」、「コンビニで常に見かけるから」といったコメントが調査でも得られ、流行っている=急速に広まったという生活者の実感と同時に、早くも生活に根付きつつあり、常飲されるアイテムとなる可能性が垣間見られる結果となりました。

ヒットの影響を受けてか、下半期には大麦のみで作られたコーヒー味の飲料なども話題に。
また、コーヒーはカフェインレス市場も近年盛り上がっており、新たなコーヒーシーンを開拓したペットボトルコーヒーのさらなる多様化に注目が集まります。

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【第2位:タピオカミルクティー】逆に新鮮!? ブーム再来の“映え”ドリンク

食カテゴリのトレンドにもはや欠かせない要素であるSNS映え。出店が重なった専門店のデザイン性が高いカップに、タピオカ入りドリンク独特のまるい粒がかわいらしいビジュアル、かつ、癖になる味わいも相まって話題に。

調査でも「専門店で行列ができていた」、「TVで話題になっていたから」などのコメントが集まりました。

今回のブームの特徴は、90年代のブームを体験していない、若年層の心をとらえていること。SNSを盛り上げている投稿の多くも、この層によるものだと考えられます。ミルクティーに限らず、透明なお茶や、ホットのタピオカ入りドリンクなど、豊富なバラエティで楽しまれています。

【第3位:チョコミント(チョコミン党)】チョコミン党の悲願!?相次ぐ新発売に党員増加

コアファンが支えていたアイスのフレーバー発の味わいが、菓子類等にまで広がるヒットに。清涼感が受けて夏に発売が相次ぎ認知度は急上昇。

マイナー時代から使われていた、ファンを指す「チョコミン党」という言葉も盛り上がり、「やっと時代が自分に追い付いてきた」、「好きと言う人が突然増えた」などのコメントが調査結果でも見られました。

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おうちごはん編集部が選ぶ、2018年インスタグラムの食トレンド7選!

ここからは、おうちごはん編集部が2018年に話題になったインスタグラム上での食トレンドをピックアップ。
さらに、2019年に注目したい、食トレンドのポイントもお届けします。

【Pickup No.1】#桃のアールグレイマリネ

料理家のスケイルさん(@_s_c_a_l_e_s_)により考案された桃レシピ。初夏から秋にかけて楽しめる旬の食材である桃をアールグレイの茶葉の香りが引き立て、夏以降、この幸せな香りに包まれた逸品にやみつきになる人が続出。桃モッツアレラに次ぐSNS発のヒット桃レシピとなりました。

このレシピのポイントは、簡単さ、おしゃれな見た目、味に加えて、「香り」が楽しめること。アールグレイと組み合わせることで桃の香りがより一層引き立ち、大人の味わいに仕上がります。
秋には同じくスケイルさんより柿を使った生姜マリネのレシピも誕生。こちらの新感覚レシピにも、じわじわとはまる人が増えていました。

旬の食材の楽しみ方は話題になりやすいですが、「果物のアレンジ」には今後も大きな可能性があると考えられます。皮をむいてそのまま食べるイメージがどうしても強い果物。サラダなどのレシピはありますが、なじみがあまりないため味の想像がしづらく、まだ家庭では定番メニューとは言えません。

スケイルさんのレシピは、素材のおいしさを活かしつつ、簡単で、味の想像が少しつく“安心感がありながらも新しい”果物アレンジであることがヒットの一因であると言えるでしょう。みかんトースト、りんごトーストなど、フルーツを「料理」として楽しむ人が増えている中、新たなフルーツアレンジの誕生に期待が高まります。

桃をさらにランクアップ!「桃のアールグレイマリネ」で香りも美味しい体験を

【Pickup No.2】#チーズハットグ

渋谷にいた若者が大移動?というほど、2018年に大注目された新大久保。食べ歩きグルメの中でも、韓国風ホットドッグ=ハットグの人気に火が付き、店舗では連日行列ができるほどに。

特にチーズがたっぷり入った「チーズハットグ」は、食べたときのビジュアルのインパクトが抜群。チーズが伸びる様子は動画映え間違いなしで、さらにはおなかにたまって味わいも良し……と良いことづくしの逸品は、TwitterやInstagramで一気に拡散されました。この勢いは止まることなく、料理系メディアやレシピサイトでは、自宅で作れるレシピも数多く紹介されるように。

昨年から上半期にかけてブームが続いたチーズタッカルビに続き、またもチーズを使った韓流メニューが大ヒット。多くの人に好まれる味わいであり、動画映えする食材であることがSNSでの拡散を助け、ヒットの大きな要因となったと言えるでしょう。

【Pickup No.3】#タピオカミルクティー

2018年はタピオカミルクティーのブームが再来した1年。昨年頃から台湾で人気のチェーン店が日本に進出し、SNS映えする見た目のかわいさや、モチっとしたくせになる食感で、90年代当初のブームを知らない若年層にも瞬く間に人気が広がっていきました。

もともとはミルクティーとあわせて楽しまれているドリンクですが、今年は抹茶やほうじ茶などの和の味わいと組み合わせたフレーバーや、フルーツジュースにあわせたフレーバーなど、さまざまな新タイプが登場。専門店の新規出店が相次ぎ、人気店は1時間待ちの行列ができるほどで、TVなどでも大きく取り上げられました。

タピオカミルクティーだけでなく、豆花などの台湾スイーツの人気も広がりを見せており、2019年も引き続き注目が予想されます。

【Pickup No.4】#たべる牧場ミルクアレンジ

2017年秋の発売以来、多くの人を虜にしている「たべる牧場ミルク」。

一部のコンビニ限定で発売されている本商品は、ひと手間アレンジを加えた食べ方&アレンジ写真が話題になったことが特徴的です。今夏はフルーツやチョコレート、クッキーなどをのせ、ゴージャスなパフェ風にアレンジするという食べ方が話題に。Instagramで写真を見ない日はないほどでした。

新フレーバーやユニークな商品で話題になることが多いコンビニスイーツやアイスですが、ベーシックな味わいとシンプルな見た目の商品だったからこそ、アレンジする幅が広がり、簡単なのに“シンプルでおしゃれ”なInstagram映えするメニューに進化。特定商品のアレンジメニューの可能性を感じさせるヒットとなりました。

入手したら絶対にやりたい!「たべる牧場ミルクアレンジ」集めてみました

【Pickup No.5】#カンカン弁当

日本の伝統工芸用品の技術を使った雑貨や衣料品を扱うブランド・中川政七商店のお菓子の空き缶をお弁当箱として活用することがブームに。お弁当箱としてはやや小ぶりのサイズ感ですが、かっちりとした長方形で詰めやすく、どこかレトロな金属の風合いが女性たちの心を掴んだよう。

特に、Instagramの殿堂入りメニューとも言えるわんぱくサンドやフルーツサンドなど、断面をきれいに見せたいサンドイッチ類との相性が抜群。また、手まりおにぎりなどもジャストフィットで、空き缶の形状やデザインを活用したさまざまなお弁当がタイムラインを華やかに彩りました。

また、このカンカン弁当ブームから派生して、子どもが喜ぶキャラクターの空き缶を使ったお弁当も話題となりました。

レトロなかわいさ!中川政七商店のブリキ缶でつくる「カンカン弁当」

【Pickup No.6】#フローズンフルーツリー

フローズンフルーツリーとは、スライスフルーツを重ねて冷凍したもの。スライスフルーツがタワーのように重ねられた芸術的なビジュアルはインパクト大。

Reiさん(@rei_nyanz)により考案され、いつものパフェやドリンクにプラスするだけで、グンと華やかになる演出方法として今夏じわじわと話題になりました。
ポイントは、キウイやマスカット、イチゴなど色鮮やかなフルーツで作ること。レモンやライムを凍らせてお酒と一緒に楽しむ人も登場。「たべる牧場ミルク」のパフェアレンジでも#フローズンフルーツリーと組み合わせた投稿が見られました。

一度見たら忘れられないユニークさとラグジュアリーな雰囲気、さほど手間がかからず、試してみたくなる手軽さも相まって、今後、大きく広がる可能性もあると考えられます。

Reiさん直伝!この夏のひんやりスイーツは「#フローズンフルーツリー」で決まり

【Pickup No.7】#手作り冷凍食品(#下味冷凍・#冷凍弁当 など)

昨年後半頃に登場した「#下味冷凍」、「#冷凍弁当」といったハッシュタグが、2018年はInstagram上にとどまらず、食カテゴリ全体を盛り上げました。
2016年頃から人気の「常備菜」、「作り置き」の進化系ともとれるこのハッシュタグは、料理の時短に対する新しい考え方を反映していると言えます。

食材を味付けした状態で冷凍し、食べる直前に調理するという「#下味冷凍」は、冷凍する袋にレシピを書いておくなど、さまざまな派生アイディアも生まれました。お弁当をまるごと冷凍する「#冷凍弁当」は、その発想に衝撃を受けた人が多数。課題である味の劣化や解凍ムラを改善するための技も同時に話題になり、春には書籍化も。考案者のMAYAさんが多数のメディアで取り上げられるなどの反響を呼びました。

【時短&節約】手作りの冷凍食品「下味冷凍」で毎日かしこくスピードごはん

最後に、おうちごはんが2019年に注目したい食トレンドのポイントをお伝えします。

おうちごはん編集部がピックアップ!2019年 食トレンドのポイント

【1】和食・和ごはん

2019年だからこそ、和ごはん

「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのは2013年。2018年にはミシュランガイドにおにぎり屋さんがランクインしました。2019年から2020年にかけては、オリンピックに向けて、あらためて国内外で和食・和ごはんへの注目が高まる1年になるのではないでしょうか。

「#和ンプレート」など、Instagramでも和のごはんは人気ハッシュタグ常連。和ごはんの新しい楽しみ方が常に開拓されている場です。特に、おにぎりのバリエーションの豊富さはとどまるところを知らず、ビジュアルが話題を呼ぶInstagramにおいて、新たなトレンドが生まれる可能性を秘めたメニューと言えます。

【2】伝統食の魅力、再発見

ヒット誕生の土壌?新商品も続々

麩、干物、かまぼこ、もなかなど、日本の伝統食を現代のライフスタイルや食生活に合わせて新しい形で提供する動きがより加速しそうな2019年。メーカー各社も研究開発に力を入れており、新商品やスポットも登場予定です。

例えば、関東圏のおでんの具としてメジャーな「ちくわぶ」が話題になり、活用レシピは全国区となりました。ほかにも、干物を活用したアクアパッツァや「#麩レンチトースト」など、家庭でのアレンジレシピ投稿はじわじわ増加中でヒットレシピが生まれる土壌はばっちり。なじみのある食材×目をひく新アレンジで、今後、一大トレンドメニューが登場する可能性も感じられます。

【3】「食」においてのエコ意識

世相を反映した新タイプの調理

2019年は短い加熱時間×「ほったらかし」で料理が仕上がる器具の人気が高まる予感。すでに人気の兆しを見せている土鍋を活用した保温調理などはこの一例です。電気代などを抑えるエコ意識、かつ、手間をかけるところにはかけて、省けるところは省いてという、生活者の新たな「時短&手間短」のニーズに応えた形と言えるでしょう。

また、ビニール袋廃止や、プラスチックストロー廃止のニュース、フードロス、フードシェアについても関心が高まった本年。長い目で見た潮流として、エコや環境への意識は今後も欠かせないものになりそうです。

2019年もたくさんの楽しい「いただきます」が生まれますように!

来年は、和食や伝統食といった日本の「食」、また「食」のエコ意識にも注目が広がります。
さらに、現時点では想像もつかないようなアイデアが来年も新たに生まれるでしょう。

2019年も、おうちごはん編集部は最新の食事情をみなさまに届けるべく邁進していきます!
来年も「おうちごはん」をどうぞよろしくお願いいたします。

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