香りと食感を楽しむ!菜の花と桜海老の和風パスタ

初春に旬を迎える食材をふんだんに使った「菜の花と桜海老の和風パスタ」を井口タクトさん(@ouchigohan_ojisan)に教えていただきました。桜海老のピンク色、菜の花の緑色、柚子の黄色と春らしいカラーがとってもかわいい見た目だけでなく、香りや食感にもこだわったパスタです。時短で包丁いらずな点も注目です!

香りと食感を楽しむ、春の和風パスタを作ろう

こんにちは! 井口 タクト(@ouchigohan_ojisan)です。

3月になりましたね。今回紹介するのは春食材である菜の花と桜海老をふんだんに使った春パスタ。パスタと食材を一緒に茹で上げることで時短も叶うレシピです。

菜の花の旬は2〜3月頃で今がまさにおいしい時期!
そして桜海老はというと、日本で国内の水揚げ量の100%が静岡県の駿河湾産で、漁の解禁が3月下旬~6月上旬(春漁)と10月下旬~12月下旬(秋漁)の計2回のみ。この時期の桜海老は旨味が強く貴重なものです。

今回は釜揚げの桜海老を使って香りと食感を楽しめるパスタにしていきます。
国産の旬の桜海老を入手できるとベストですが、冷凍の釜揚げ桜海老は通販などで年中買えるので、ぜひ釜揚げのものを用意して作ってみてほしいです!

「柚子香る菜の花と桜海老の和風パスタ」

材料(1人分)

・桜海老(釜揚げ)……30g
・菜の花……50g
・にんにく……1かけ
・パスタ……100g
・オリーブオイル……大さじ2
・白だし……小さじ2
・塩……適量
・柚子皮すりおろし……適量

作り方

1. 水1Lを沸かし塩10gを入れ(湯に対して1%の塩)、パスタをアルデンテに茹でる。茹で上がりの1分前に同じ鍋に菜の花を入れて一緒にボイルする(ザルに入れたままだとやりやすい)。

※茹で汁はあとで使うので捨てずに取っておく。
※菜の花は大きさが気になるようなら、食べやすい大きさに切っておく。

2. フライパンにオリーブオイルとにんにくスライスを入れて弱火で香りがたつまで加熱する。

3. 桜海老を半分入れ、弱火で香ばしい香りがたつまで炒める。

4. おたま1杯強の茹で汁を入れ、乳化させる。

5. 1のパスタと菜の花、残りの桜海老をいれ、ソースと絡めながら1分ほど加熱する。味見をして、塩加減が薄ければ、塩か白だしで味を調整する。

6. 器に盛り付け、柚子の皮を少し削って完成。

今回のレシピのポイント

<その1>桜海老は二段階で!
最初にオイルで桜海老をしっかり炒めることで香りを出し、後入れの桜海老で食感を楽しめるようにしています。

<その2>柚子の香りで高級感UP
とてもシンプルなパスタなので、最後に柚子の香りをそえることで、味はもちろん、高級感がぐっと高まります。

<その3>菜の花はあえて大きめに
菜の花のはあえて切らずに使うと存在感がアップして、盛り付けたときに緑色が際立った仕上がりになります。包丁不要で洗い物も時短も叶っちゃいますね。
もちろん食べやすい大きさに切っていただいても大丈夫です!

桜海老のきれいなピンク色と菜の花の緑、そして柚子皮の黄色で、見た目からも存分に春を感じるパスタに仕上げてみました。初春の時期に存分に味わってみてくださいね。

インスタグラム @ouchigohan_ojisan

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