【編集部スタッフコラム】世界を旅して出会ったとっておきごはん・北欧編Part3

旅は非日常の時間と空間の中でいつも素晴らしい出会いや経験、きっかけを与えてくれる私にとって大切なもの。このコラムでは暮らすように旅しながら出会った世界のおいしいものや暮らしのスタイル、そしてとっておきのごはんについてご紹介します。今回はスウェーデン・カルマルへ。友人宅に滞在しながらスウェーデンの日常を体感しました。

【北欧編:Part3】スウェーデン・カルマル

気ままに自分のペースで暮らすように旅をしながら、世界各地で出会ったおいしいものや暮らしのスタイル、そしてとっておきのごはんについてご紹介する、おうちごはん編集部micoのコラム。

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北欧編Part1~2に続き、今回はスウェーデン・ストックホルムから飛行機で約50分、スウェーデン南東スモーランド地方のカルマルを旅します。

▲飛行機からターミナルまでは徒歩で移動。とってものどかなスウェーデン・カルマル空港

バルト海に面する、スウェーデンで最も古い港町

空港へ迎えにきてくれた友人とともに市内観光へ。19世紀より産業都市として栄えたKalmar(カルマル)は、バルト海に面するスウェーデンで最も古い港町

800年以上の歴史を持つ、観光客にも人気のカルマル城

12世紀に建てられた青銅の屋根とオレンジの外壁が印象的な Kalmar Castle(カルマル城)や、40年以上の年月をかけて1703年に完成した、カルマル城と同じくバロック様式のKalmar Cathedral(カルマル大聖堂)など、カルマルはスウェーデンの壮大な自然と歴史が満喫できる素敵なところです。

スカンジナビア料理「Park Hermina」

カルマル城を見学した後、隣接する公園内にあるスカンジナビア料理店「Park Hermina」へ。

今日のおすすめ料理を意味する PLAT DU JOUR(109SEK:2018年9月時点)をオーダー。メインディッシュは数種類から選ぶことができ、スープやサラダ、パンはビュッフェスタイルで提供されていました。肉厚でジューシーな絶品サーモン、さすが北欧ですね!
※ 1SEK(スウェーデン・クローナ) ≒ 11.3円(2020年2月現在)

Park Hermina

「Ölands Choklad」

スウェーデンで2番目に大きい島 Öland(エーランド島)にある「Ölands Choklad」

カルマルからは6,072mのエーランド橋で結ばれており、ユネスコ世界遺産に登録されているエーランド南部の農業景観を訪れた際に立ち寄りました。

チョコレートやケーキなど魅力的なスイーツがたくさん並んでいましたが、友人のおすすめは種類豊富なジェラートとのことで、大好きなピスタチオとダークチョコレートをチョイス。

9月のスウェーデンは日差しも強く、暑い中ずっと観光していたのでやさしい甘さの自家製ジェラートがよりおいしく感じました。

Ölands Choklad

ポーランドで出会った友人宅に滞在

今回の旅のきっかけは、2017年8月のポーランド・ワルシャワ。現地発のツアーでカルマルからきていた女性2人組と意気投合し、帰国後も連絡を取り合う中で「是非遊びにおいで!」ということになり、本当におじゃましてしまいました(笑)。

到着した日の夜は、オーブンでじっくり焼いたローストポークなど手作りのおいしいお料理で温かく迎えてくださり、感動でウルウル……。

スウェーデンの日常が感じられる、とっておきの朝ごはん

数種類のパンやシリアル、卵料理、パプリカやきゅうりなどのフレッシュ野菜、チーズなど、お料理好きの友人が1日のはじまりに作ってくれる朝食が毎日楽しみでした。

バターやジャムとともに毎朝登場したのが、Kalles kaviar(カッレス キャビア)というチューブ入りのたらこペースト。朝食やおやつとして日常的に食べられているとのことで、スウェーデン人の冷蔵庫には必ずあるとか。

スーパーマーケットにはこの他にもエビやザリガニ入りのチーズやハムチーズなど、日本ではなかなか見かけない様々な種類のチューブペーストがたくさん並んでいるので、行かれた際にはチェックしてみてくださいね。

カルマルで日本を感じてもらえたら……

滞在中、お世話になった方々への感謝の気持ちを込めて、スウェーデンでも気軽に作れるような日本食のレッスンをさせていただきました。

現地で調達した食材や日本から持参したもので作ったちらしずしやお好み焼き、きゅうりとわかめの酢の物など、はじめましての料理に興味津々のみなさん。おいしいの笑顔にほっとして、幸せな気持ちに包まれました。

思いがけず、スウェーデンで結婚式に!

スウェーデン行きのフライトを決めて日程を伝えると、「滞在してる時にちょうど息子の結婚式があるので、ぜひ列席してほしいの!」とのうれしすぎるメッセージが。

2018年9月8日(土)青く澄み渡った空の下、お2人にとってかけがえのない大切な日を一緒にお祝いさせていただきました。

感動を胸に、また次の目的地へ

結婚式の後に開かれたパーティーは、心温まる手作り感いっぱいでほっこり幸せな気持ちに。

今こうしてここにいること。偶然の出逢いからすべてがはじまり、たくさんの感動とともにこんなにも素晴らしい経験をさせていただいて……、出逢えた奇跡に感謝せずにはいられませんでした。

さて、次の目的地はまたヨーロッパ? それとも日本のどこかへ!? まだ決めかねていますので(笑)、次回までどうぞお楽しみに!

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