【GW特別編~前編~】また訪れたくなる、とっておきの喫茶店&カフェ
気ままに自分のペースで暮らすように旅をしながら、世界各地で出会ったおいしいものや暮らしのスタイル、そしてとっておきのごはんについてご紹介する、おうちごはん編集部micoのコラム。
今回はGW(ゴールデンウィーク)特別編・前編ということで、石垣島と長崎を旅して出会ったとっておきのカフェをご紹介します。
石垣島「喫茶 あくび」
初めて訪れる石垣島行きの機内でInstagramをチェックしていた時に、新鮮な島野菜をたっぷり使ったごはんが目に留まり、その瞬間に一番行ってみたい場所となった「喫茶 あくび」。
野底岳からほど近い石垣島北部にあり、車の運転ができない著者が訪れるのは容易ではありませんでしたが、1日2~3本しか運行していない路線バスを乗り継ぎ、2時間ががりで何とか辿り着くことができました。
最寄りのバス停からお店までは徒歩7分。Googleマップを頼りに、さとうきび畑を眺めながらのんびりてくてく……、
お店に到着したのは、朝の8時半過ぎ。燦々と降り注ぐ朝日がとってもきれいでした。
森田さん家の無農薬野菜、島の野菜、その他の仲間……、黒板のメニューを見ているだけでわくわく。
つるむらさきのお浸し、ごぼうと人参のきんぴら、パパイヤ、ウイキョウなど大切に育てられた石垣島の無農薬野菜をたっぷり使った“あくびプレート”は、収穫できるお野菜によって献立を決めているそうで、前日18時までの予約制とのこと。
一口ごとにおいしい、心温まるやさしさいっぱいのあさごはんと、笑顔あふれる楽しいひとときに心からいやされて幸せな気持ちに。
この日のデザートは、島豆腐のココアタルト。卵・白砂糖・乳製品を使わないで作られており、からだにやさしくておいしいのがうれしくて、思わずにっこり。
お持ち帰りしたマラサダ。帰宅してから温めていただきましたが、ふっくらもちもち食感で最高においしくて、今まで食べた中でNo.1! もっとたくさん買ってくればよかったなと。
再び訪れたくなる、大好きな場所がまたひとつ……。
店主のりえさんが作るおいしいごはんととっておきのおもてなし。そして、はじめましてにもかかわらず、石垣島の市街地まで同乗させてくださったSさん。本当にありがとうございました。
長崎「Sissinghust(シシングハースト)」
長崎市内から車で30分くらいの大村湾を見下ろす高台にある、西洋アンティーク&カフェ「Sissinghust(シシングハースト)」。
正面から見て左にあるエリアでは、素敵な西洋アンティーク家具や雑貨が展示・販売されています。
カフェスペースへは、正面から見て右にあるお花と緑に囲まれたドアから。趣があって素敵ですよね。
数年前、長崎に暮らす母が連れてきてくれたこちらのお店。今回は大阪から遊びにきていた友人夫妻と一緒に。
ステンドグラスやランプ、椅子、ストーブなどレトロかわいいものがいっぱい散りばめられていて、アンティーク好きな友人も旦那さまもすごく喜んでくれました。
▲アフタヌーンティーセット 1,500円(2022年4月時点)
おすすめは、ポットティーとともにスコーン・サンドイッチ・タルト・ケーキ・季節のフルーツが2段のケーキスタンドで提供される、本格的なアフタヌーンティーセット。
クロテッドクリームとブルーベリージャムが添えらえた、ほかほかの絶品スコーン。シンプルでおいしいサンドイッチとやさしい甘さの焼き菓子。何度でも訪れたくなる、ゆったりとくつろげる心地よい空間がここにはあります。
暖かな日差しが降り注ぐ、緑いっぱいの開放感あふれるテラス席。
美しい景色を眺めながら優雅なティータイムを過ごすことができる、とっておきのカフェです。
南から北へ、おいしいものを求めて
また訪れたくなる場所に出会えた時の喜びは、かけがえのないもの。
後編では、昭和レトロな雰囲気の純喫茶や、ひとつひとつ丁寧に作られた一汁九彩膳が人気のお店など、東北を旅して出会った素敵な喫茶店&カフェをご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに!