
ロンドンで体験!ふわふわドーナツのレッスン
こんにちは。英国料理研究家の鈴木綾夏です。
今回ご紹介するのは、お好みのジャムを入れて作るふわふわの「ジャム ドーナツ」です。
ロンドン・ブリッジ駅から徒歩1分のところにある『BREADAHEAD』 。ここは、ドーナツで行列ができるほどの人気ベーカリーショップです。昨年、友人と一緒にこのショップが開催している人気ベーカリー教室のドーナツレッスンに参加してきました。

ドーナツの種類は本当に様々で、ラズベリージャム、イチゴジャム、カスタードクリーム、塩キャラメルなどのドーナツが、教室の前で売られていました。
ロンドンのマーケットでも「塩×甘いもの」の組み合わせをよく見かけたのですが、どうやらイギリス人には塩キャラメル味が人気のようです。

作り方も材料もシンプルなのですが、生地の中にたくさんバターを入れるので、香りがとっても良いんです! パクパク何個でも食べれちゃいます(笑)。
レッスンでは8個もドーナツを持って帰りましたが、さすがに自分だけでは食べきれないので、友人の職場に差し入れさせていただきました。

今回は、このレッスンで習ったドーナツを作りやすくアレンジしてみたレシピをご紹介したいと思います。
レッスンでは、カスタード、塩キャラメル、ジャムドーナツを習いましたが、今回ご紹介するのは酸味のあるラズベリージャムの入ったドーナツです。市販のラズベリージャムを使ってフィリング(中につめる具材)を中に入れていますので、とても簡単に作ることができます。
では、早速作り方をご紹介しますね!
ジャム ドーナツ(Jam doughnuts)

材料(6個分)
・強力粉(はるゆたかブレンド)……200g
・砂糖……25g
・塩(ゲランド)……4g
・インスタントドライイースト(赤サフ)……3g
・卵……1個
・水……60g
・無塩バター……50g
・砂糖……適量
・サラダ油(揚げ油)……適量
※強力粉、塩はお好みのブランドのもので大丈夫です
作り方
1. 無塩バター以外の材料をボウルに入れ捏ねる。生地がまとまってきたら、無塩バターを加えさらに8分ほど捏ねる。
※表面がつるんとするまでが捏ね上がりの目安です。

2. 生地が捏ね上がったらボウルに移し、ラップをして30℃に設定したオーブン又は発酵器で、生地が2倍の大きさになるまで1時間一次発酵する。

3. カードを使い、生地を6等分に分割し丸め直す。
※生地の表面がつるんときれいになるようにならしていきます。


4. 硬く絞った布巾をかぶせて、10分程生地を休ませる。
5. 生地を手で上から軽く押してガスを抜き、再度丸め直す。30℃に設定したオーブン又は発酵器で、40分発酵させる。
※生地が2倍の大きさになればOK!

6. 深鍋に揚げ油を入れ160℃に温める。2分ずつ上下を返しながら揚げる。

7. 油を切ったら、まんべんなく砂糖をまぶす。

8. 箸を使いドーナツの真ん中に穴を空け、ラズベリージャムを絞り入れ出来上がり。

お好みのジャムで作ってみてください!

イギリスではあまり食感は気にしないので、しっとりとしたドーナツを好む方もいますが、私的には食べる直前にフィリングを入れるのがおすすめです!
今回はラズベリージャムを使いましたが、ぜひお好みのジャムを入れて作ってみてくださいね。
「ジャム ドーナツ」に合わせたい1曲
私が「ジャム ドーナツ」を食べながら聴きたい一曲は、カナダ出身のアーティスト・プロデューサーであるDaniela Andrade(ダニエラ・アンドラーデ) の『 Ayayai(Lyric Video)』という曲。
透明感のある彼女の声が大好きで、いつも聴いています! カバー曲もとても素敵なのでぜひ聴いてみてください!