
今日はどのマフィンを焼きましょう?
ブルーベリーマフィン
マフィンはオイルを使って手軽に作ることが多いという、元パティシエのさらさん(@sara_patissier)。
それでもたまに食べたくなるのが、バターの香りとふわふわ食感がたまらないバターマフィン! この日は、甘酸っぱい爽やかな香りが魅力のブルーベリーをたっぷり使って。
もちろん、ブルーベリーの代わりにほかのフルーツを入れるなどアレンジしてもOK。何も入れなくてもプレーンのバターマフィンとして楽しめるので、お好みでどうぞ。
材料( 6個分)
・バター……50g
・きび砂糖……70g(グラニュー糖でもOK)
・卵……1個
【A】
・薄力粉……120g
・ベーキングパウダー……3g
・牛乳……50g
・バニラオイル……3滴
・ブルーベリー……24粒
下準備
・バターと卵は常温に戻しておく。
・Aは合わせてふるっておく。
・型にグラシンカップをしく。
・オーブンは180℃に予熱する。
作り方
1. ボウルにバターを入れ、マヨネーズ状になるまで泡立て器で混ぜ、砂糖を加えてさらに混ぜる。溶いた卵を半量加えてよく混ぜ、残りの卵を2回に分けて入れ混ぜる。
2. Aをいれてゴムベラで底からさっくり混ぜる。粉っぽさが少なくなってきたら、牛乳とバニラオイルを入れる。生地がツヤっとするまで30回ほど混ぜる。
3. 型にスプーンで生地をいれ、ブルーベリーを4粒ずつのせる。180℃のオーブンで18〜20分焼く。焼けたら網の上で冷ます。お好みで粉糖をふっても。
ポイント
・卵を加えるとき分離しやすいので、必ずちゃんと混ざってから次の卵を加える。
・分離しちゃったときは、材料内の薄力粉を大さじ1くらい加えて混ぜると復活する。
レシピ出典:Instagram(@sara_patissier)
ココアと抹茶のマーブルマフィン
こちらもさらさん(@sara_patissier)のレシピで、バター不使用のオイルマフィン。ココアと抹茶のマーブル模様がかわいいですよね。
こんなふうにきれいに作るのは難しそうですが、さらさんのレシピで作れば失敗なし! 混ぜるだけでできて材料もシンプルなので、初心者さんでも作りやすいはずですよ。
バターマフィンとはまた違ったしっとりとした食感をお楽しみあれ。
材料(6個分)
・卵……1個
・植物油……60g(サラダ油でOK)
・砂糖……80g
・牛乳……90g
【A】
・薄力粉……120g
・ベーキングパウダー……4g
【B】
・ココアパウダー……3g
・抹茶パウダー……3g
下準備
・AとBはそれぞれふるっておく。
・型にグラシンカップをしく。
・オーブンは180℃で予熱する。
作り方
1. ボウルに卵と植物油を入れて、泡立て器でトロッとするまで混ぜる。砂糖、牛乳の順に加え、そのつどよく混ぜる。Aを入れて、泡立て器を立てるように持ってグルグル混ぜる。
2. 粉気がなくなったら、200gを別のボウルに移す。ココアと抹茶をそれぞれのボウルに入れて、ゴムベラでさっくり混ぜる。
3. 型にココア生地をスプーン1杯ずつ入れる。その上から抹茶生地をスプーン1杯ずつ入れる。これを生地がなくなるまで繰り返す。つまようじで2〜3回クルクル混ぜる。
4. 180℃のオーブンで18〜20分焼く。焼けたら網の上で冷まして完成。
ポイント
・抹茶とココア生地はどっちから型にいれてもOK。ちょうどスプーン2杯分ずつ入るくらいの量。
・片方はプレーンで作ったり、違う味にしたりとアレンジは自由。
レシピ出典:Instagram(@sara_patissier)
レモンマフィン
初のレシピブック『あいりおーのお店みたいなパンレシピ』(宝島社)も好評のあいりおーさん(@airio830)。
こちらの「レモンマフィン」は、材料をボウルの中にどんどん入れて混ぜたら焼くだけでできちゃうんです。
太白ゴマ油を使った生地はふんわりとしていて、レモン果汁とレモンピールが爽やかに香ります。
仕上げにレモンのグラスアローをちょこんとのせれば、見た目もかわいくてすっきりとした味わいに仕上がりますよ。
アプリコットマフィン
お菓子研究家のふじわらじゅんこさん(@fujiwarajunko_oyatsu)の「アプリコットマフィン」は、ヨーグルトとオイルで作るしっとりふわふわのマフィン。
アプリコットの甘酸っぱい味わいが、夏にぴったりです。アプリコットの旬は6~7月のごく短い間。もしも店頭でフレッシュなアプリコットを見つけたら、手作りのジャムにしてみるのもいいですね。
もちろん、アプリコット以外のジャムで作ってもOK。フルーツ缶やシロップでも代用できるそうですよ。
材料(6個分)
・オイル(太白ごま油かサラダ油が◎)……80cc
・砂糖……30g
・卵……1個
・アプリコットジャム……50g
・ヨーグルト……50g
・薄力粉……150g
・ベーキングパウダー……小さじ1
・スライスアーモンド……適量
・アプリコットジャム……適量
下準備
オーブンを180℃に予熱。
作り方
1. ボウルにオイル、砂糖を入れて白っぽくなるまで混ぜる。卵、ヨーグルト、ジャムを順番に入れてその都度よく混ぜる。
2. 薄力粉、ベーキングパウダーをふるい入れて、さっくり切り混ぜる。マフィン型に流し入れて、お好みでスライスアーモンドのせる。
3. 180℃に予熱したオーブンで20〜25分焼く。熱いうちにアプリコットジャム(トッピング用)をぬって冷ます。
※上のジャムは、ツヤ出しとしっとりさせる効果があります。焼き時間は調整してください。
レシピ出典:Instagram(@fujiwarajunko_oyatsu)
いちごとホワイトチョコのマフィン
甘酸っぱいいちごと、コクのあるクリーミーな甘さのホワイトチョコレートは相性抜群。
ふじわらじゅんこさん(@fujiwarajunko_oyatsu)は、そんなゴールデンコンビをプレーンのマフィン生地に混ぜ込んで焼き上げました。
一口食べれば、まったりとしたホワイトチョコの味わいと、いちごの香りがふわ~っと広がります。
マフィンからチラッとのぞく、いちごもかわいらしいですね。
材料(7cmマフィン型6個分)
・いちご……6個
・ホワイトチョコ……40g
・無塩バター……80g
・砂糖……80g
・溶き卵……1個分
・薄力粉……180g
・ベーキングパウダー……小さじ2
・牛乳……60cc
下準備
・バターを常温に戻し、やわらかくする。
・卵も常温に戻したものをよく溶く。
・オーブンを180℃に予熱する。
作り方
1. いちごはヘタを切り落とし、1個は6等分に切る。残りは細かく切る。ホワイトチョコは細かく割る。
2. ボウルにバターを入れ、クリーム状になるまで混ぜ、砂糖を加えて白っぽくふんわりするまで混ぜる。
3. 溶き卵を大さじ1〜2くらいずつ加え、その都度よく混ぜこむ。
4. 薄力粉、ベーキングパウダーをふるい入れ、ゴムベラでそぼろ状になるまで混ぜる。
5. 細かく切ったいちご、ホワイトを加え、ざっくりと混ぜる。牛乳を回し入れ、押し付けるようにして混ぜる。
6. 型に等分に入れ、6等分に切ったいちごを1個ずつのせる。180℃に予熱したオーブンで25〜35分焼く。しっかりと冷ます。
レシピ出典:Instagram(@fujiwarajunko_oyatsu)
ポリ袋で簡単!バナナマフィン
これまでにたくさんのレシピ本を出版されている菓子料理研究家の稲田多佳子さん(@takakocaramel)。近著『ポリ袋でかんたん!ふりふりおやつ』(NHK出版)も話題です。
そんな多佳子さんの「バナナマフィン」もポリ袋を使って作ります。ポリ製法なら、準備も手順も簡単で、洗い物が楽になっちゃいますよ。
いい感じに熟したバナナがあったら早速、マフィンに変身させてみては?
材料(直径7cmのマフィン型6個分)
【A】
・薄力粉……110g
・きび砂糖……60g
・ベーキングパウダー……小さじ1
・塩……少々
【B】
・卵……1個
・植物油……60〜65g
・ヨーグルト……20g
・バナナ……100〜120g
・トッピング(くるみ、グラニュー糖)……各適量
下準備
・卵は室温に戻す。
・マフィン型にグラシンカップを敷く。
・オーブンを170℃に予熱する。
作り方
1. ポリ袋にAを入れ、シャカシャカ振ってふるう。
2. マグカップや丈夫なグラスなどにBを入れ、フォークでよく混ぜる。これを1に加え、振り混ぜてなじませる。バナナをちぎって加え、バナナをつぶしながら50〜60回ほどモミモミ揉み混ぜる。
3. 袋の隅をハサミで切って型に入れる。砕いたくるみを散らし、グラニュー糖をふって、170℃のオーブンで23分ほど焼く。
ポイント
・卵はLサイズ。ヨーグルトは無糖プレーン。バナナは正味120g使いました。
・ポリ袋は食品OKのもので一般的なMサイズ(25×30cm程度)が扱いやすい。厚さも一般的な0.02mm以上のものを。
・ポリ袋使いのポイントは、袋を振り混ぜる時は空気を入れ、揉み混ぜる時は空気を抜きます。振る時も揉み混ぜる時も、袋の口はねじってしっかりと閉じておいてくださいね。
・生地をマフィン型に入れる時、袋の隅を大きく切りすぎるとドドッと出てしまうので小さめに切りましょう。
レシピ出典:Instagram(@takakocaramel)
みかんと白餡のマフィン
みかんと白餡は、実は相性抜群。ちなみにキウイといちごもよく合うのだそう。
「白餡とケンカする果物ってないんじゃないかと常々思います。上品でやさしい味わいの白餡、とても使い勝手のよい和素材です」と稲田多佳子さん(@takakocaramel)。
今回は缶詰のみかんを使用していて、マフィン生地には溶かしバターを使ってちゃちゃっと。
どこか懐かしくホッとするおいしさです。
材料(直径7cmのマフィン型6個分)
【A】
・薄力粉……110g
・ベーキングパウダー……小さじ1
・卵……1個
・きび砂糖……65g
・塩……少々
・バター……65g
・ヨーグルト……80g
・白餡……90g
・みかん(缶詰)……24個
下準備
・卵は室温に戻す。
・みかんは汁気を切り、キッチンペーパーに取る。
・バターは電子レンジか湯煎にかけて溶かす。
・マフィン型にグラシンカップを敷く。
・オーブンを170℃に予熱する。
作り方
1. ボウルに卵を入れて泡立て器でほぐし、きび砂糖と塩を加えてよく混ぜ、ヨーグルトを加えてよく混ぜる。
2. Aをふるい入れて粉気がなくなるまで混ぜ、バターを加えて手早く混ぜる。
3. 生地→白餡とみかん→生地の順に型に入れ、みかんを乗せて、170℃のオーブンで24分ほど焼く。
ポイント
・卵はLサイズ、バターは食塩不使用、ヨーグルトは無糖プレーン。
・マフィン1個につき白餡は15g、みかんは中に2個とトッピングに2個。
・白餡とみかんの次に入れる生地は、白餡とみかんを軽く覆うくらい。少量で大丈夫です。
レシピ出典:Instagram(@takakocaramel)
HMで!コーヒーアイシングのラムレーズンマフィン
マフィンはホットケーキミックスを使えば、とっても手軽に作れます。
@y_lavie_enroseさんはそこに自家製のラムレーズンを入れて焼き上げ、ほろ苦いコーヒーアイシングをたらり。
コーヒー好き&レーズン好きにはたまらない大人の味わいです。ラムレーズンも簡単に作れるので、ぜひお試しを。
材料
・卵……2個
・甜菜糖……40g(お好みの砂糖でもOK)
・牛乳……90g
・ホットケーキミックス……200g
・植物性オイル……55g
・レーズン……35g
・ラム酒……15g
・粉糖……30g
・インスタントコーヒー……小さじ1
・お湯……小さじ1
下準備
前日にタッパーなどの容器にレーズンとラム酒を入れ、電子レンジ(500W)で50〜60秒程温めてから混ぜておく
※このワンポイントで短時間でもしっかりラム酒がレーズンに入ります。
作り方
1. ボウルに卵→砂糖→牛乳→ホットケーキミックス→オイル→ラムレーズンの順に入れ、その都度よくかき混ぜる。
2. グラシンを敷いたマフィン型に生地を流し、180℃に予熱したオーブンで20〜25分焼く。
3. マフィンを焼いている間にインスタントコーヒーとお湯を混ぜる。
4. 粉糖に3のコーヒーを混ぜてアイシングを作る。
※まずは2/3ぐらい入れて固ければ少しずつ足して調節して下さい。緩すぎると流れ落ちてしまいます。
5. マフィンの粗熱が取れたらコーヒーアイシングをかけて出来上がり。
補足
・オイルは、太白胡麻油・米油・グレープシードオイル等味や香りにクセのないものがおすすめです。サラダ油でも可。
・ご家庭のオーブンによって火力の差がありますので焼成温度・時間はご調整ください。
レシピ出典:Instagram(@y_lavie_enrose)
HMで!くるみと無花果のハニーチーズマフィン
こちらも@y_lavie_enroseさんのレシピで、ホットケーキミックスを使って簡単に作れるオイルマフィン。
くるみと無花果の食感が楽しく、はちみつ&チーズの甘じょっぱい味わいが絶妙なおいしさです。
使用する無花果はドライいちじくですが、無花果の旬は6~10月と長いので、フレッシュな無花果でも作ってみたくなりますね。
材料
・卵……2個
・牛乳……90g
・ホットケーキミックス……200g
・太白胡麻油(又はお好みの植物性オイル)…… 55g
・ピザ用チーズ……40g
・ドライいちじく……30g
・ローストくるみ……20g
・はちみつ……20g(大さじ1と1/2位)
・トッピング用くるみ、いちじく……適量
作り方
1. ローストくるみとドライいちじくを食べやすい大きさに切っておく。
2. ボウルに卵→牛乳→ホットケーキミックス→オイルの順に入れ、その都度よくかき混ぜる。
3. チーズ・くるみ・いちじくも入れて混ぜ、最後に蜂蜜を入れ混ぜすぎない程度に軽く混ぜる。
4. グラシンを敷いたマフィン型もしくはマフィンカップに3の生地を入れ、はちみつをワンプッシュほど垂らしくるみといちじくをお好みでトッピングする。
5. 180℃に予熱したオーブンで20〜25分焼く。
・オイルは、太白胡麻油・米油・グレープシードオイル等味や香りにクセのないものがおすすめです。サラダ油でも可。
・ご家庭のオーブンによって火力の差がありますので焼成温度・時間はご調整ください。
レシピ出典:Instagram(@y_lavie_enrose)
かわいいマフィンはギフトにもぴったり
基本的に材料を混ぜて焼くだけで作れるマフィンは、朝ごはんやおやつに大活躍。
見た目がころんとかわいく、一度にたくさん作れるのでギフトにもおすすめです。
ギフトにする際は、デコレーションやラッピングに凝ってみるのも楽しいですね!