出典 : @toru_shibayama

こんな食べ方あったんだ!ひと味違うおいしさが楽しめる、お雑煮レシピ7選

お正月に欠かせない「お雑煮」。大きく分けて関東風のすまし汁と関西風の白みそがあり、それぞれに家庭の味がありますが、今年はいつもと違うレシピで楽しみませんか?すまし汁や白みそのほか、甘酒豆乳や梅スープのお雑煮も絶品です。おせち料理を活用したお雑煮や、コンビニ食材だけで作れるお雑煮もあるので、気軽に試してみてくださいね!

アイデア光るお雑煮が大集合!

すまし汁のお雑煮

海老や紅白のかまぼこ、タケノコなどとっても豪華な@lily_____11さんのお雑煮。それもそのはず。具材にはおせち料理を活用しているんです。

レシピは@lily_____11さんがお母さまから教わったもので、透き通ったすまし汁をベースに、たっぷりの白菜とおせちをトッピングしています。

おせちが余ったらお雑煮にリメイクして、最後までおいしくいただきましょう!

材料(4人分)

・水……1000ml
・出汁パック……2袋
・塩……大さじ2
・醤油……大さじ1
・餅……4個
・おせち……適量
・白菜……1/8個
・手鞠ふ……4個
・柚子……少々
・三つ葉……お好みで

作り方

1. 鍋に水をはり沸騰させ、出汁パックを入れ5分煮出し、パックを取り出す。

2. オーブンで餅を焼く。

3. 1に塩、醤油を入れて味を整え、白菜のざく切りを加えて火を通す。

4. お椀に3を注ぎ、焼き上がった餅、お好みのおせちをトッピング。

5. 仕上げに手鞠ふ、柚子、三つ葉を添えて完成。

レシピ出典:Instagram(@lily_____11)

白味噌のお雑煮

いつもはすまし汁の関東風お雑煮を食べているという@otn11さんですが、おいしい白みそが手に入ったので、白みそのお雑煮にチャレンジ!

白みそは、甘い口当たりで塩分控えめ。からしをトッピングするとツンとくる香りが、甘めの汁によく合います。

本格的な関西風を目指すなら、祝大根や金時人参などの京野菜を入れても!

作り方

1. だし汁、いちょう切りにした大根、人参を鍋に入れて沸騰させ、中火で3分ほど煮込む。椎茸、葉物、鶏肉、丸餅、里芋などお好みの食材を入れてさらに中火で3分ほど煮込む。

2. 白味噌を溶かし、器に盛って焼きネギ、削り節、ねりがらし、柚子の皮を添えたら完成。

レシピ出典:Instagram(@otn11)

もっちり鶏団子のお雑煮

お酒が進むレシピを数多く提案している料理研究家の@kyounoouchigohanさん。こちらはしっかりめの味付けで、お餅が進むお雑煮です!

お餅のほかに、もっちりとした鶏団子が入っていて食べ応えも抜群。ねぎや生姜もたっぷりで、食べれば体がぽかぽかと温まりますよ。

仕上げにトッピングした三つ葉の良い香りもおいしさを後押しします。作り方は、画像をスワイプしてご覧くださいね。

材料(3人分)

・切り餅……6個前後
・鶏ひき肉(もも)……300g
・長ねぎ……1本
・しめじ……1/2株
・三つ葉……仕上にお好みで

【A】
・片栗粉、生姜チューブ……各大さじ1
・醬油、酒……各小さじ2
・塩……ひとつまみ
・こしょう……少々
・卵黄……1個

【B】
・水……800ml
・醤油……大さじ2と1/2
・酒、みりん……各大さじ2
・砂糖、和風だしの素(顆粒) ……各小さじ2
・生姜チューブ……小さじ1

レシピ出典:Instagram(@kyounoouchigohan)

~お餅が進む~もっちり鶏団子のお雑煮 by 今日のおうちごはん! | レシピサイト Nadia | ナディア - プロの料理家のおいしいレシピ

しじみ雑煮

島根県の食材の魅力や食べること、料理することの楽しさを伝える料理研究家の高野愛美さん(@ma_chan0525)。

「しじみ雑煮」は、島根県松江市にある黒田町産の「黒田せり」 と、島根県の宍道湖産の「大和しじみ」を贅沢に使った一品です。

昆布としじみから旨みたっぷりのおいしい出汁がとれるので、味付けは薄口醤油のみで十分。作り方もとっても簡単なんですよ。

しじみは肝臓で活躍してくれるアミノ酸「オルニチン」が豊富。お正月についお酒を飲みすぎてしまった方の救世主にもなりそうです。

材料(1人分)

・しじみ(殻付き)……100g
・水……200cc
・昆布……2cm幅
・酒……小さじ1
・薄口醤油……小さじ1
・せり……適量
・柚子の皮……適量
・花形人参……1個
・かまぼこ……1枚
・大根薄切り(輪切り)……2枚

下準備

・しじみは砂抜きしておく(海水より薄めの塩水に浸けておく)。

・せりはサッと下茹でしておく。

・人参、大根は下茹でしておく(人参はおせち料理の煮物に入っているものを使っても)。

・餅を別の鍋で茹でて柔らかくしておく。

作り方

1. 鍋に水、酒、昆布、しじみを入れて沸騰させ、しじみの口が開いたら昆布を取り出す。

2. 薄口醤油を入れて味を調え、火を止める。

3. 器に大根を入れ、その上に餅をのせる(大根を下に敷くと器に餅がひっつかないので食べやすい)。すまし汁をかけて、しじみ、かまぼこ、せり、人参、柚子の皮を添えれば完成。

レシピ出典:Instagram(@ma_chan0525)

甘酒豆乳の具だくさん鶏雑煮

“飲む点滴”といわれる「甘酒」と女性にうれしい成分たっぷりの「豆乳」は、健康にも美容にも良いことがたくさん。

@toru_shibayamaさんは、そんなゴールデンコンビを使ってお雑煮に。鶏肉の旨みと甘酒の甘み、豆乳のまろやかさが相まって、やさしい味わいに仕上がっているそう。

栄養も満点で、食べれば体が喜ぶこと請け合いですね!

材料(4人分)

・鶏もも肉……200g

【A】
・大根……120g
・人参……100g
・里いも……120g

【B】
・こんにゃく……100g
・椎茸……2個(40g)
・さやえんどう……30g

・三つ葉……適量
・サラダ油 or ごま油……小さじ1
・水……400cc
・和風出汁(顆粒)……小さじ1

【C】
・甘酒……120cc
・豆乳(成分無調整)……100cc

・味噌……大さじ2
・切り餅……4個

下準備

・大根は5mm幅のいちょう切りに。

・人参は5mm幅の半月切り or いちょう切りに。

・里いもは食べやすい大きさに切り、こんにゃくも食べやすい大きさの薄切りに。

・椎茸は5mm幅の薄切りにし、さやえんどうはヘタと筋を取り斜め半分に切る。

作り方

1. 鍋を中火で熱し、サラダ油 or ごま油を入れたらAを1~2分程炒め、弱火にしたら鶏肉を加えさらに2分程炒める。

2. 水を加えたら火を強めて沸騰を待ち、灰汁(あく)が出てくるのですくい取る。弱火にしてそのまま5〜7分程煮込む。

3. Bと顆粒出汁を入れたら再度沸騰するまで煮込み、その後Cを加え入れひと煮立ちさせたら弱火にし、味噌を溶き入れたら火を止める。

4. 餅をフライパン or オーブントースターで焼き色が付くまで4~5分程焼いて器に入れたら(1人分1個)、Cをたっぷりかけ、三つ葉を添えて完成。

レシピ出典:Instagram(@toru_shibayama)

焼き鳥とほうれん草のお雑煮

お雑煮を作ろうと思ったら、スーパーがお正月休みだった……。そんなときもコンビニがあれば、おいしいお雑煮は作れます。

料理研究家・ほりえさちこさん(@sachiko2614113)の「焼き鳥とほうれん草のお雑煮」は、コンビニで買える材料しか使いません。しかも、お鍋いらずで調理時間も5分弱なんです!

かにかまをクルっとひと巻きにした“かにかま結び”がアクセントになって、お正月らしい華やかさがありますよね。

思い立ったときに1人分だけをささっと作れるので、お正月以降も活躍してくれそうです。

材料(1人分)

・切り餅……1個
・冷凍のカットほうれん草……30g
・焼き鳥(塩)……1本
・醤油……小さじ1〜大さじ1/2
・かにかま……適量(赤い部分を5~6mm幅)
・うま味調味料(味の素)……適量(約5ふり)

作り方

1. 餅はトースターで焼くか耐熱容器に入れ水少々を加えてレンジで数秒加熱する。

2. ほうれん草は耐熱容器に入れ、うま味調味料を2ふりしてレンジで40秒加熱し、焼き鳥は串からはずしレンジで30秒加熱、かにかまは赤い部分を5~6mm幅に割いてくるっとひと巻きする。

3. 器に熱湯150ml、うま味調味料2~3ふり、2のほうれん草と焼き鳥、の餅を入れ、“結びかにかま”を添える。

レシピ出典:Instagram(@sachiko2614113)

春のお雑煮(梅スープ)

お雑煮でひと足早い春を楽しんでみませんか?

@mariko_lifestyleさんの「春のお雑煮」は、さっぱりとした梅スープ仕立て。菜の花と桜のかたちのお麩が春らしくて、眺めているだけでもウキウキしてきますよね。

お正月のごちそうでお疲れ気味の胃腸にやさしく染みわたりそうです。

材料(1人分)

・餅……1個
・梅干し……1個
・菜の花(ほうれん草、小松菜、ワカメなど)……適量

【スープ】
・水……200ml
・和風だし……水分量に合わせて
・酒……小さじ1
・みりん……小さじ1
・薄口醤油……小さじ1

下準備

葉物野菜を塩ゆでし、水気を切り4〜5cmにカットしておく。

作り方

1. 餅をトースターなどで焼く。

2. 餅を焼いている間に、スープの材料を全て入れ煮立たせる。

3. 餅が焼けたらお皿に入れ、スープを注ぎ、菜の花、梅干しを並べる。

4. お好みの薬味(写真は桜とごまと麩)をのせたら完成。

※梅干しをほぐしスープと一緒に煮てもおいしい。

レシピ出典:Instagram(@mariko_lifestyle)

ご当地雑煮も気になる!

関東風と関西風以外にも地域によってさまざまな種類があるお雑煮。

比内地鶏を使った秋田の「比内地鶏雑煮」やくるみダレにつけて食べる岩手県宮古市の「くるみ雑煮」、まるでぜんざいのような鳥取県の「小豆雑煮」などなど、地域色豊かです。

我が家の味もホッとするけれど、たまにはいつもと違ったレシピで楽しんでみてはいかがでしょうか。

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