出典 : @nomishi_meshi

たくさん買っても大丈夫!冬が旬の長ネギを大量消費できるおいしいレシピ

1年を通して買うことができる長ネギですが、旬は11~2月頃の冬。この時期の長ネギは最もおいしく栄養価も高くなります。薬味や鍋の材料として人気ですが、どうしても脇役になりがち。そこで今回は、長ネギを大量消費できるおいしいレシピをご紹介。青い部分を使ったレシピもあるので、余すことなく丸ごと1本楽しみましょう!

今が買い時の長ネギをおいしく食べよう

長ネギのヴィネグレットソース

旬のおいしい長ネギを買ったら、まずはシンプルに味わいたいところ。

@toru_shibayamaさんは、やわらかく茹でた長ネギにお酢を使ったヴィネグレットソースをかけて。ヴィネグレットソースはフランス料理における基本的なソースで、フレンチドレッシングともいわれています。

甘いネギと爽やかなヴィネグレットソースが相性抜群! 2~3本の大量のネギもペロリと食べられちゃいますよ。

材料

・長ネギ(白い部分のみ)……2〜3本
・パセリ(みじん切り)……適量

<ヴィネグレットソース>
※多めなので、余った分はサラダなどに。
【A】
・ワインビネガー(なければ酢で可)……50ml
・塩……小さじ1と1/2
・ホワイトペッパー……少々
・マスタード……大さじ1
・はちみつ……小さじ1

・オリーブオイル……200ml

【B】
・ニンニク(すりおろし)……1片
・長ネギ(みじん切り)……大さじ3

作り方

1. 長ネギの白い部分を食べやすい長さに切ったら、熱湯で10〜15分程やわらかくなるまで茹でる。茹で終わったらザルなどで水をきっりながら、粗熱をとる。

2. ボウルでAを混ぜ合わせ、オリーブオイルを少しずつ加えながらさらによく混ぜる。乳化したら最後にBを加え軽く混ぜる。

3. よく水気をきった長ネギを器に盛り、2を適量かけて、パセリを散らしたら完成。

ポイント

・ヴィネグレットソースを作る際は、オリーブオイルを少量ずつ加えながら泡立て器でよく混ぜ、しっかりと乳化させてください。

・ネギが熱いうちにソースをかけて食べてもおいしいですが、冷ましてしばらくソースに漬けこんで冷蔵庫で冷やしてから食べてもおいしいです。

・茹でてからネギを縦半分に切れば、食べる時にネギの中身が飛び出ず、さらに味が染み込みやすいです。

レシピ出典:Instagram(@toru_shibayama)

ネギージョ

お酒に合わせるなら、長ネギをたっぷり使った和風アヒージョはいかが?

こちらは料理研究家のリュウジさん(@ryuji_foodlabo)考案の料理で、その名も「ネギージョ」。

@nomishi_meshiさんがおうちで作ってみたところ、簡単でありながらとってもおいしくできたそう。

❶長ネギを1〜2cm程の長さにカットします

❷スキレット等にオリーブオイル、ニンニクを入れて加熱します

❸長ネギを投入し、ふつふつと加熱したら白だしを入れて味付け

❹最後にお好みで七味をかけて完成です!

出典:Instagram(@nomishi_meshi)

長ネギはゆっくり加熱することでほんのりとした甘みが出て、白だしの塩気と絶妙にマッチ。たっぷりふりかけた七味も食欲をそそりますね!

旨みたっぷりのオイルは、バケットにつけて召し上がれ。

ねぎま焼き

タレがしっかり絡んだ鶏肉とこんがり焼けた長ネギがおいしそうな、@nomishi_meshiさんの「ねぎま焼き」。

焼き鳥のような炒め物で、ガッツリした濃いめの味付けがごはんに合います。ごはんの上にのせて焼き鳥丼にするほか、冷めてもおいしいのでお弁当にもぴったり。

もちろん、お酒にも合うので、家族みんなで楽しめる一品です!

作り方

1. 一口大に切った鷄もも肉に酒2と醤油1の割合でタレを作り、しばらく浸しておく。

2. 長ネギを4cm程の長さにカットして、フライパンで少し焦がす位の焼き目をつけて一度取り出しておく。

3. 漬け込んだ鶏肉に小麦粉をまぶして、少し多めに油をひいたフライパンで表面パリッとさせるように炒める。

4. 3に長ネギを入れ、醤油と酒と砂糖を同じ比率で入れて一緒に炒めて味をよく絡めながら炒めたら完成。

ポイント

少し優しめの味にしたい場合は、みりんを入れてほんのりとした甘さに。お好みで豆板醤なんかも合いますよ!

レシピ出典:Instagram(@nomishi_meshi)

花椒香る茄子と深谷ネギの味噌焼き

1年中収穫される深谷ネギの中でも、旬はなんといっても秋冬。甘くてやわらかなそのおいしさはこの季節だけのお楽しみです!

@ayano.cookさんは、そんな深谷ネギを茄子と一緒に味噌焼きに。ネギの甘みと味噌のコクが合わさり、ごはんもお酒もどんどん進む味わいです。

仕上げに加える花椒もピリピリとしたアクセントに!

材料

・茄子
・深谷ネギ(普通のネギでもOK)
・油(今回はグレープシードオイルを使用)

【A】
・玄米味噌(他の味噌でもOK)……大さじ1
・てん菜糖(お砂糖でもOK)…大さじ1
・だしの素……少々
・酒……大さじ1/2
・みりん……大さじ1/2

・ホール花椒……好きなだけ
・ごま油……適量

作り方

1. ネギをぶつ切りにしてフライパンに入れて中火で焼き色が着くまでたまに転がしながら焼く。

2. ネギに焼き色がだいたいついたら一旦どけて、フライパンに油多めに入れて、乱切りした茄子を焼く。

3. 茄子が焼けたらネギを戻して火を止める。そこへAを入れて少し火を入れて混ぜ合わせ、再び火を止めて最後に砕いた花椒と、ごま油をひと回ししてサッと全体を混ぜたら出来上がり。

ポイント

・田楽味噌が余った時なんかにもどうぞ。

・長ネギはじっくりゆっくり焼いたら甘くておいしいです。

・花椒はホールを砕いて使うのがおすすめです。潰す道具が無ければキッチンペーパーなどで包んで綿棒で叩いても良いです。量はお好みで。

レシピ出典:Instagram(@ayano.cook)

長ネギの味噌ダレチーズ焼き

長ネギの上には甘辛い味噌ダレととろ~りとろけたチーズがたっぷり!

こちらは、新潟県在住のフリーアナウンサー・伊勢みずほさん(@isemizuhoo)お手製の「長ネギの味噌ダレチーズ焼き」。

作り方はとっても簡単で、あっという間に作れちゃいます!

長ネギを3センチくらいにぶつぶつ切って、グラタン皿に並べる。
そこに味噌ダレ(砂糖15g 酒15g 味噌30gをまぜまぜ)をかけて、とろけるチーズをまんべんなく乗せて、オーブンで10分くらい☺️

完成😂💘

出典:Instagram(@ isemizuhoo)

味噌とチーズは同じ発酵食品同士で相性抜群! 腸内環境を整え、免疫力をUPさせるなど嬉しいパワーが。

ネギもたくさん食べられて、体がぽかぽかと温まりますよ。

焼きネギのパングラタン

長ネギはグラタンにしてもおいしくいただけます。

長ネギの甘みがホワイトソースやチーズとよく合い、とろ~りとろけるような食感がたまりません!

@matsuko_0411さんは一口サイズに切ったパンを加えてパングラタンに。

5cm幅に切ったネギをオーブンで軽く焦げ目がつくまで焼いて、オリーブオイルとお塩で味付け🧂
一口サイズに切ったパンの上に、
焼きネギ、ホワイトソース、チーズをかけてオーブンで焼くだけ☺︎

出典:Instagram(@matsuko_0411)

手軽に作れるので、朝ごはんやランチにぴったり。鶏もも肉やきのこなどを加えてボリュームアップしてもいいですね。

ネギキーマカリー

Instagramでスパイスを使ったおうちカレーを発信している、@spascurryさん。

ある日、おうちにあった長ネギを見て「なぜカリーはいつも玉ねぎをベースに作るんだろう?」と疑問をもったことから、長ネギをベースにしたキーマカリーを作ってみたのだそう。

材料は長ネギ1本のほか、牛豚合挽き肉、ホールトマト缶、プレーンヨーグルト、S&Bカレー粉、にんにく、しょうがなど。詳しくは、@spascurryさんのYouTubeで紹介されています。

玉ねぎとはひと味違ったおいしさが楽しめるので、ぜひお試しを。

長ネギキーマカレー!玉ねぎの代わりに長ネギでもカレーは作れるの? - YouTube

青い部分で!かりっふわっ長ねぎの豆腐チヂミ

長ネギの白い部分はよく使うけれど、青い部分ってどうしても残りがちですよね。

そんなときは、料理研究家・はらしおりさん(@whity_momo)のこちらのレシピがお役立ち!

青い部分を2本分たっぷり使い、卵や小麦粉を混ぜた生地に加えて香ばしく焼き上げています。お豆腐も入っているので、ふわっとした食感が楽しめて栄養もばっちり。

さっと作れるのであと1品というときや、すぐに飲みたいときのおつまみとしても重宝してくれますよ。

【長ねぎの青い部分を有効活用】かりっふわっ長ねぎの豆腐チヂミ | レシピサイト Nadia | ナディア - プロの料理家のおいしいレシピ

厚切りベーコンと長ネギのパスタ

長ネギはパスタの具材にもおすすめ。和風の味付けはもちろん、洋風の味付けにも合います。

@koji_nondakureさんは、ネギの青い部分も使い、厚切りベーコンと合わせてペペロンチーノ風のオイルパスタに。

ネギはシャキシャキ感を残すように炒め、茹でたパスタと合わせたらパルミジャーノレッジャーノ、オリーブオイルを入れて混ぜ合わせます。仕上げにブラックペッパーをしっかり振りかければ出来上がり。

ビールにも白ワインにもぴったりで、思わず何度でも作りたくなるおいしさです!

長ネギをおいしく選んでおいしく保存!

おいしい長ネギの選び方は、白と緑色がはっきりしているものを。白い部分は巻きがしっかりと固くみずみずしいものが新鮮なのだとか。

保存するときは、新聞紙に包んで冷暗所で保存するか、2~3等分に切ってラップに包んで冷蔵庫へ。刻んで冷凍しておくと、薬味がほしいときに便利です。

この冬は長ネギのおいしさをとことん、楽しんでみてはいかがでしょうか。

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