こんにちは、megucccoです。
グルテンフリーが体に良いとは聞くけれど、パンやパスタ、ケーキだって大好きだし、小麦を完全に抜くなんて難しそうですよね。
ストレスなく小麦を減らすには、いつもの食事やおやつに使う小麦粉を、米粉などグルテンを含まないものに変えてみてはいかがでしょうか?
近頃では米粉のパンやクッキー、グルテンフリーのパスタなど、様々なグルテンフリーの商品がスーパーなどで手に入るようになりましたが、今回は簡単にできる米粉クッキーの作り方をご紹介します。
サクサクポリポリして美味しいので、きっと小麦の代用でなくても作りたくなりますよ。
※卵・乳製品・小麦は不使用ですが、材料にナッツを使用していますので、アレルギーの方はご注意ください。
基本の米粉クッキーの作り方
材料
【A】
・製菓用米粉……80g
・片栗粉(または葛粉)……20g
・アーモンドプードル……20g
・アルミニウムフリーベーキングパウダー……小さじ1
【B】
・メープルシロップ……40g(大さじ2と1/3)
・菜種油や太白胡麻油のようなクセのない植物油……35g(大さじ3)
・甜菜糖……10g(大さじ1)
・塩……ひとつまみ
※オーブンは160℃に予熱しておく。
作り方
1. 材料のAをすべてボウルにいれ、泡だて器などで軽く混ぜる。材料のBをすべてボウルにいれ、泡だて器でどろりと濁ってくるまでしっかり混ぜて乳化させる。
2. Aのボウルに混ぜたBを一気に流し入れる。
3. ゴムベラなどで切るように混ぜていく。
4. ある程度まとまったら、ビニール袋などに入れる。
5. ビニール袋の上から麺棒を押し当て、平らに伸ばしていく。
6. ビニールの大きさを利用しながら少しずつ大きく伸ばし、厚さ3mm程度にする。
7. 生地を傷つけないように、ビニールをハサミで切って広げる。
8. 好みの型で抜いていく。
9. 天板に並べ、160℃に予熱したオーブンで25分ほど焼く。
※焼成時間はご家庭のオーブン機能により異なりますので調整してください。
好きなクッキー型で抜いて、綺麗に焼きあがると嬉しくなりますね。
崩れやすい生地なので型抜きがしづらい場合は、そのまま天板に移し包丁で好きな形に切り目を入れるだけでも良いです。
焼きあがった後にパリパリと割れるので、時間がない時の手軽なおやつにおススメです。
米粉クッキー アレンジ1
シンプルな生地なので、お好きな具材を混ぜたり、ココアやきな粉、スパイスなどを加えると、いろいろな味のアレンジが楽しめます。
例えば、型抜きし焼いたクッキー2枚でジャムサンドクッキーに。
厚みを残して広く伸ばして焼いた後、キャラメリゼしたナッツを上に広げ再度焼くとフロランタン風に。
お好きな組み合わせで試してみてくださいね。
米粉クッキー アレンジ2
型抜きしたクッキーや、タルト型に敷き詰めて焼いた生地に、前回ご紹介した豆乳クリーム(下記記事参照)をのせ好みのフルーツを飾れば、簡単なのに華やかなフルーツタルトの出来上がり。
おかずにも!塩味米粉クッキーの作り方
甘さを抑えた生地にすれば、おつまみやセイボリータルト(おかずをのせたタルト)にも展開できます。
材料
【A】
・製菓用米粉……80g
・片栗粉(または葛粉)……20g
・アーモンドプードル……20g
【B】
・無調整豆乳……大さじ3
・菜種油やオリーブオイルなどの植物油……大さじ3
・甜菜糖……大さじ1/2
・塩……小さじ1/2
作り方
手順は上の基本の米粉クッキーと同じです。
セイボリータルトにアレンジ
セイボリータルトとは、フィリングに野菜や豆、肉、魚などを使った、甘くないお惣菜タルトです。
自由に様々な組み合わせが出来ますが、例えばタルト型に敷き詰めて焼いた生地に、オリーブペーストを塗ってズッキーニとトマトをスライスし並べて、オリーブオイルと塩コショウを散らし焼く。
または、クッキー型で抜いた生地にソースやペーストを塗って、茹でたりソテーした野菜をのせるだけでもいいですね。
ベースが米粉なので、雑穀のフィリングを敷いたり、きんぴらやひじきの煮物など和風なおかずをのせても合うかも!
いかがでしたか?
今回は米粉のクッキーをご紹介しましたが、米粉はおやつだけでなく普段のごはん作りにも大活躍です。もし米粉が余ったら、揚げ物やソースのとろみ付けなど、小麦粉の代わりにどんどん活用してください。
グルテンフリーをもっと気軽に取り入れるきっかけになればいいなと思います。
体に優しく美味しい、おうちごはんを楽しんでくださいね。
【@megucccoさんプロフィール】
ひとりめの子供にアレルギーがあったことから、なるべく手作りで動物性を使用しないごはんやお菓子を作ってきました。誰もが美味しく食べられて、ちょっぴり可愛く楽しい食卓を心がけています。