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【沖縄編~前編~】また訪れたくなる、とっておきのお店と観光スポット
気ままに自分のペースで暮らすように旅をしながら、世界各地で出合ったおいしいものや暮らしのスタイル、そしてとっておきのごはんについてご紹介する、おうちごはん編集部micoのコラム。
今回は沖縄編・前編ということで、沖縄南部(那覇・南城)を旅して出合ったとっておきのお店やおすすめの観光スポットについてご紹介します。
早起きして行きたい、朝ごはんにおすすめのお店
MEGURO miso soup stand
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旅のはじまりはおいしい朝ごはんからということで、後ほどご紹介する「泡盛倉庫」の比嘉さんに教えていただいた「MEGURO miso soup stand(メグロミソスープスタンド)」へ。
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朝は焼きおにぎりセットと1日限定5食のとうふ飯が提供されています。セットの焼きおにぎりは塩と醤油の2種類から選ぶことができ、こだわりの味噌汁はこちらから。
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全国各地の味噌蔵から仕入れたとっておきの味噌が取り揃えられており、この日のラインナップは9種類。
KENDALLやASANAなどそれぞれにオリジナルの名前も付いていて、説明書きを読みながら自分好みの味噌を見つける時間も楽しいんです!
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味噌汁に使われるかつお節はオーダーが入ってから、目の前で削りたてを。
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たっぷりのかつお節と味噌にお湯を注いで。
沖縄の家庭で古くから愛されているかちゅー湯スタイルでいただくお味噌汁は、運ばれてきた瞬間から出汁のいい香りが漂っていて幸せな気持ちに。
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香ばしさがたまらない焼きおにぎりは、塩加減が絶妙。握ってから冷蔵庫で1~2日間寝かせることで外はまるでおせんべいのようにカリッと、中はホロリとほどける感じでお米ひとつひとつの旨みが際立っていて感動のおいしさ!! 沖縄の朝は焼きおにぎりと味噌汁が定番になりそうです。
BETTER GIRL
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ゆいレール県庁前駅近くにある「BETTER GIRL(ベターガール)」も朝ごはんにおすすめのカフェ。
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私のお気に入りは中東の朝食定番メニュー、シャクシュカ。ローストポークやキヌア、茄子、パプリカ、ズッキーニ、じゃがいもなどの野菜をトマトソースとスパイスで煮込んだ一品は、とろ~り半熟卵とパンを絡めながらいただきます。
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野菜がたっぷり入っていてとてもヘルシーで食べ応えもあり、朝ごはんはもちろんブランチにもぴったり。
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オープンサンドイッチや季節のスープなど他にも気になるメニューがいっぱいで、おいしいコーヒーとともに素敵な朝時間が過ごせるお店です。
那覇から車で30分くらいの絶景スポット&おいしいお店
ガンガラーの谷
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那覇空港から車で約30分、南城市にある「ガンガラーの谷」は今も遺跡の発掘調査が行われている、古代人の生きた証しと自然の神秘が感じられるスポット。
こちらを訪れるにはガイドツアーへの参加が必要で、隔絶された森へのスタート地点にあるCAVE CAFEは、ツアー参加者だけが利用できる鍾乳洞そのままのカフェスペースです。
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ガンガラーの谷には「自然」「古代人」「祈り」という3つのテーマがあります。豊かな生態系やユニークな地形、次々と発掘される古代人の痕跡、そして今も継承されている自然の空間への祈り。どれも作りものではない、本物の軌跡です。
鍾乳洞が崩壊してできた谷間に広がる幻想的でダイナミックな光景。専門のガイドさんとめぐる約1時間20分のツアーは見どころ満載で、特に天高くそびえ立つ大主(ウフシュ)ガジュマルは圧倒的な存在感。荘厳なたたずまいは、自然の逞しさと神々しさにあふれています。
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ガイドツアー参加には、前日17:00までの予約が必要で、森の中の歩道を1kmほど歩くので歩きやすい服装がおすすめ(階段の上り下りも何か所かあります)。詳しくはホームページをご覧ください。
沖縄そば峰
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ガンガラーの谷と同じく南城市にある「沖縄そば峰」は、青い海を眺めながら絶品の沖縄そばが堪能できるお店。
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もし平日の昼間に訪れることがあったら、おすすめなのが限定のランチセット。恩納村のアーサと沖縄県産豚肉がのったそばに、じゅーしー、小鉢、デザートと盛りだくさん。
麺は毎日お店で手作りされており、佐賀県産と北海道産の小麦粉を使用したつるつる麺と、福岡県糸島市産の小麦粉を2種類使用したもちもち麺から選ぶことができます。
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鹿児島産かつお節と北海道産昆布をメインに、干し椎茸・煮干し・さば節・そうだ節・うるめ節・あごを使い、豚出汁と合わせて一晩寝かせた熟成出汁。国産のすり身にピパーチ(島こしょう)の葉を練りこんだ自家製かまぼこ。
器は読谷村にある「陶眞窯」のやちむんのどんぶりを使用し、器も楽しんでいただきたいという思いからあえて異なる器で提供されているそう。麺、出汁、具材、器、店主が自作した一枚板のテーブル席、すべてにこだわった究極の沖縄そば。何度でも訪れたくなる大好きなお店です。
百名伽藍
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先ほどご紹介した「沖縄そば峰」でランチした後に、おすすめなのが「百名伽藍」の中にある「伽藍カフェ」。
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海が一望できるこちらのカフェは宿泊者以外でも利用でき、ゆったりとした時間と空間の中でおいしいデザートや沖縄ならではのシークワーサーを使ったドリンクなどを楽しむことができます。
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目の前に広がる青く輝く空と海はなんとも言えない美しさで、テラス席からは眺めはとっておきの絶景スポット。沖縄南部を訪れることがあったらぜひ!
夜はおいしい料理とお酒を、那覇でゆっくりと
泡盛倉庫
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那覇市内にある「泡盛倉庫」は、泡盛と琉球宮廷料理が楽しめる会員制のお店。
常時800種を超える泡盛と、オーナー比嘉さんの奥さまの直子さんが考案されたレシピで作られるおいしい宮廷料理や沖縄料理が提供されています。
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初めて訪れた際には会員制という響きに少なからず緊張しましたが、泡盛と宮廷料理についてのお話がとても丁寧でわかりやすくて思わず聞き入ってしまい、比嘉さんの温かいお人柄とその熱い思いにいつの間にか魅了されていました。
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どぅるわかしー(写真左)は、田芋を蒸してマッシュして豚肉などの具材を合わせて出汁で長時間煮詰めた料理で、独特のねっとり食感と出汁香る上品な味わいが絶品。落花生の自然な風味を堪能できるジーマーミ豆腐もおいしかったな~。
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そして、こちらのお店でぜひ食べていただきたいのがゴーヤーチャンプルー。沖縄料理といえばコレ! というくらいおなじみのメニューですが、比嘉さんの奥様のレシピで作られるゴーヤーチャンプルーは秀逸。
ゴーヤの食感、他の具材とのバランスが絶妙で、唯一無二の味わいに感動があふれる一皿。おいしいが止まらなくて、コース料理を食べた後にどうしてもまた食べたくなって、おかわりしてしまいました(笑)。
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最後にいただいた泡盛コーヒーは、それぞれが持つ香りや風味が上手く融合していて、コーヒー好きの方はもちろん、そうでない方にもおいしいと感じていただけるような飲みやすさ。
沖縄で育まれた文化を感じながら楽しむ泡盛と宮廷料理のペアリング、心温まるおもてなしにいやされる泡盛倉庫でのひととき。
初回はご紹介がなくても利用可能とのことですので、ホームページからお問い合わせください。
BACAR OKINAWA
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「BACAR OKINAWA(バカール オキナワ)」は、薪窯で焼き上げる本格ナポリピッツァが味わえる那覇の大人気店。
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窯焼きのピッツァはトマトソースとモッツアレラチーズ、バジルをトッピングしたマルゲリータとにんにくの香りが食欲をそそるマリナーラの2種類。
低温発酵させたピッツァ生地は、形が不規則なのでもちもち感もサクサク感も楽しめて、シンプルだからこそ際立つピッツァのおいしさに感動があふれます。
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柔らかくて弾力もあり一口ごとに旨みが広がる島ダコのフリット、夜光貝のパスタなど沖縄県産の食材を使ったメニューも充実しており、素敵な空間の中でいただくピッツァとお料理、ワイン、デザートにはおいしい瞬間がいっぱいで、また行きたいと思わずにはいられないお店です。
予約については予定日の1か月前同日から受付可能で(お電話のみ)、早めの予約がおすすめ。詳しくはInstagramでご確認ください。
El Lequio
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スペイン語で “The 琉球” を意味する「El Lequio(エル レキオ」は、日本テレビ『ANOTHER SKY』にもご出演された世界で注目されるバーテンダー、後閑信吾さんが “沖縄と南米の繋がり” をテーマにオープンしたカクテルバー。
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月桃やフーチバー(沖縄よもぎ)、黒糖など沖縄ならではの食材を使用したオリジナルカクテルが数多く提供されており、メニューを見ているだけでわくわくして、どれにしようか迷ってしまいます。
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紅生姜と青のり、豚肉のベーコンが添えられたトミーの沖縄そば。見た目も味も驚きがあっておいしい、ここでしか味わえないカクテルです。
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『ANOTHER SKY』のために作られたオリジナルカクテル、 アナザースカイも提供されていました。
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洗練された空間の中で、沖縄や南米が感じられるカクテルやお酒を通して広がる世界が楽しくて心に刻まれる。沖縄に来た喜びを実感しながら特別な時間が過ごせる場所です。
南から北へ、おいしいものを求めて
以前仕事で毎月のように訪れていた沖縄ですが、那覇に1泊だけの滞在がほとんどだったので、ゆっくりとした時間の中で感じる沖縄の景色は全く違うものに見えて、新しい出合いや発見がいっぱいでした。
後編では、沖縄中部と北部を旅して出会った素敵な場所をご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに!