
「牛乳の日」ってなに?
6月1日は、2001年に国連食糧農業機関(FAO)が定めた「世界牛乳の日(World Milk Day)」。
その目的は、牛乳への関心を高め、酪農・乳業の仕事を多くの方に知ってもらうこと。これにちなんで日本でも2008年から毎年6月1日が「牛乳の日」となりました。
日本では、朝ごはんや給食で飲む機会が多く昔から食卓になじみ深い食材、ぜひこの日は牛乳について改めて注目してみましょう!
千葉県は酪農発祥の地!
千葉県といえば某有名テーマパークや成田国際空港、落花生とかいろいろ思い浮かびあがりますが、実は千葉には隠れた名産品があるんです。
そう、それこそが「牛乳」。
千葉は生乳の生産量が全国3位であり、地域ごとに様々なご当地牛乳が存在しています。
大手メーカーの牛乳は搾乳から店頭に並ぶまで約2~3日かかりますが、千葉のご当地牛乳は1日で店頭に並べることが出来るため、新鮮な牛乳が味わえるということは実はあまり知られていないのでは?
今回はそんな千葉のご当地牛乳について、千葉県出身のおたつが語ります。
千葉県民なら知っている!?千葉のご当地牛乳4選
千葉県には、地域ごとに様々な種類のご当地牛乳が存在します。
そこで今回は筆者が独断と偏見で選んだ千葉のご当地牛乳をご紹介します(笑)。
飲んだ後すっきり爽やか「八千代牛乳」
すっきりしたのどごしとほんのりとした甘みが特徴的な「八千代牛乳」。
八千代牛乳は、殺菌方法にHTST法(高温で短時間殺菌する方法)を採用しており、タンパク質、ビタミンなどの熱変成が少な有害な菌だけを死滅させる「生きている牛乳」なんです。
牛乳独特の嫌なとろみや風味がないので、今まで飲んでいた牛乳には戻れなくなっちゃうような魅力があります。
酪農発祥の地で生まれた「三芳の牛乳」
「三芳(みよし)の牛乳」は、酪農発祥の地南房総で生まれた牛乳。
三芳の牛乳は、三芳地区で厳選された牛から絞られた新鮮で濃厚なのが特徴です。先ほどの八千代牛乳とは違い、低温で長時間殺菌をおこなうことで、牛乳本来の栄養と風味を壊さずに搾りたての牛乳に近い状態にしています。
道の駅「三芳村」に行くと、三芳の牛乳をふんだんに使ったカステラやアイスクリームを楽しめますよ。
千葉県の良質な牧草で育った乳牛から搾られた「フルヤ牛乳」
フルヤマークでお馴染みなのが「フルヤ牛乳」。
原料から製造に至るまでの製造工程においてESL法という高度な技術を使い、徹底した管理システムで管理することでおいしさが長持ちするようにしています。また千葉県産生乳のみを使用しているというこだわりも。
フルヤ牛乳は、一都四県に宅配サービスも行っています。瓶の容器に入って届けられるサービスにはどこか懐かしさがありますよね。
ピロコちゃんがトレードマーク「コーシン牛乳」
可愛い女の子のキャラクター「ピロコちゃん」がトレードマークの「コーシン牛乳」。
一般的な牛乳よりもあっさりとした味で牛乳本来のおいしさが味わえます。
ちなみにこの牛乳パックには表と裏のパッケージが違う仕様となっていて、ピロコちゃんの間違い探しができるのも特徴です。お子さんと一緒にチャレンジしてみてください。
コーシン牛乳のうま味が詰まっているお菓子もあるんです。「コーシン牛乳サブレ」と「コーシン牛乳ラスク」。これが風味が豊かで癖になるおいしさなんですよ(笑)!
千葉県限定発売なので千葉に足を踏み入れたらぜひお土産に。
千葉の牛乳ってこんなに美味しいんだ!!
千葉県ではこんなにおいしい牛乳がたくさんあるのに残念ながらあまり認知されていないんですよね……。
上記に紹介した以外にも「みよし村の牛乳」や「房州酪農牛乳」など、まだまだ隠れたご当地牛乳がたくさんあるんです!
ぜひ千葉にお越しの際は、千葉のおいしいご当地牛乳を楽しんでくださいね!