
うっかり食べ過ぎたときや夜遅い時間のごはんに。
健康的な食生活を心がけていても、外食が続いてうっかり食べすぎてしまったり、夜ごはんが遅い時間になってしまったり……なんてときもありますよね。
そんなときにおすすめのごはんは……?
多くの方が抱いているであろう疑問を、以前おうちごはんでインタビューをさせていただいたボディメイクトレーナーのSAYAKAさんにぶつけてみました。
忙しい毎日の中でも、何よりもまずは健康第一ということで、体調を崩さないように自炊を欠かさないようにしているというSAYAKAさん。自分で作るおうちごはんも、栄養たっぷりでヘルシーなものを心がけて作っているそうです。

ボディメイクインストラクター SAYAKAさん

渋谷や南麻布にて、女性の為の “本当に効く” 美尻&美腹メイキングレッスン「#sayaトレ」代表。必ず結果が出ると話題に。美容と健康のためにと学生時代から食・栄養学に興味を持ち、独学で学んだ後にスポーツフードスペシャリスト、食生活アドバイザーの資格を取得。その知識を活かした食生活を自身でも実践・発信中。

前回、SAYAKAさんがよく作るという基本のおうちごはん「美bodyサラダ」についてご紹介しましたが、今回は食べ過ぎた日の翌日や、夜遅い時間のごはんにもおすすめの「美bodyスープ」についてご紹介します。
お鍋ひとつで作れる具だくさんスープがおすすめ
SAYAKAさんは、大きなお鍋に大量のスープを作るんだそう。そうすれば、途中で食材を足したり、味を変えたりしながら数日間にわたって食べることができてとても便利なんだとか。
最初はコンソメ味で作ったスープも、翌日にはトマト缶を足してミネストローネにし、さらにその翌日にはカレー粉を足してカレースープに。日曜日に大きなお鍋にドーンと大量に作るのがSAYAKA流だそうです。
作り方もシンプルで簡単に。
使う道具はお鍋ひとつのみで、野菜やお肉などたっぷりの具材を煮込むだけ。作り置きしておけば、温めるだけで食べることができるという点も手軽で良いそうです。
しっかりとトレーニングをしている引き締まったボディのSAYAKAさんは、ダイエットとは無縁なのかなと思いきや、実は年中無休のダイエッターなんだそう。そこで、小腹が空いたときには、作り置きのスープを食べるようにしているんだそう。ヘルシーで栄養もあっておすすめだそうです。
では、実際にSAYAKAさんが食べているという美bodyスープをピックアップしてご紹介します。
具だくさんで食べ応えもあり!ヘルシーな美bodyスープ
豆とチキンの野菜スープ
<使った食材>
・ビーンズ8種
・鶏ささみ
・きのこ類
・トマト
・ズッキーニ
・パプリカ
・玉ねぎ
・にんにく
・生姜
・サフラン
・ハーブソルト
・ペッパー
フランス・パリ生まれのオーガニックスーパー「ビオセボン」で購入したシチリア風スープをベースに、たっぷりの野菜を入れて煮込んだスープ。最初から色々な豆が入っているベーススープは、SAYAKAさんのお気に入り。ハーブやスパイスを加えることで、自分好みの味に仕上げているんだそうです。
酸っぱ辛い野菜たっぷりミネストローネ
<使った食材>
・鶏むね肉
・大豆
・きのこ類
・セロリ
・人参
・キャベツ
・にんにく
・生姜
トマト&野菜ジュースをベースに、たんぱく質食材と野菜をたっぷりと入れたミネストローネ。寒い時期には、スープをよく作るというSAYAKAさん。風邪予防ににんにくと生姜はてんこ盛りで入れているそう。さらに唐辛子とレモンジュースをたくさん加え、酸っぱくて辛いミネストローネに仕上げたそうです。
ゴロゴロ野菜のトマトスープ
<使った食材>
・鶏肉
・茄子
・玉ねぎ
・エリンギ
・いんげん
・ゆで卵
鍋に材料を入れて、放置しておくだけという簡単トマトスープ。ハーブソルト、ブラックペッパー、パプリカパウダーで味付けをし、最後にパルメザンとパセリをトッピング。味付けはいつも基本的にはシンプルで、素材の旨味を引き出すのがSAYAKA流です。
根菜たっぷり豚汁
<使った食材>
・れんこん
・里芋
・人参
・こんにゃく
・長ねぎ
・生姜
・ほうれん草
根菜は糖質が多いものの、カラダを温めてくれる食材が多いので、寒い季節には積極的に取り入れるそう。トッピングには生姜、長ねぎ、山椒をたっぷりと。食べ応えもあるし、カラダがぽかぽかになりそうですね。
具沢山麻辣スープ
<使った食材>
・鶏団子
・豚肉
・豆腐
・こんにゃく
・白滝
・しめじ
・椎茸
・えのき
・生キクラゲ
・ごぼう
・かぼちゃ
・白菜
・長ねぎ
・納豆
・チーズ
・生姜
・青ねぎ
・パクチー
にんにくと唐辛子たっぷりの麻辣スープをベースとした具沢山なスープ。これでもかというくらいに花椒をかけて食べるのがおいしいんだそう!
かなり具沢山なので、スープ一杯でお腹も満たされ大満足。納豆にチーズ、パクチーと個性豊かなトッピングで、クセになりそうですね。
具沢山純豆腐スープ
<使った食材>
・豚肉
・牡蠣
・卵
・野菜
・豆腐
・キムチ
・唐辛子
たんぱく質源となる牡蠣は、冷凍のものを使用。ストック食材として常備しておける上に、火を通しても小さくならずに食べ応えも抜群。無添加のキムチと唐辛子をたっぷりと入れた具沢山の純豆腐は、カラダの内側からしっかりと温めてくれるスープです。
生姜たっぷり白湯スープ
<使った食材>
・鶏むね挽肉で作った鶏団子
・鶏もも肉
・豆腐
・白滝
・ねぎ
・しめじ
・えのき
・もやし
・豆苗
・にんにく
・生姜
・唐辛子
茅乃舎の鶏だしを使った白湯スープ。鶏団子には花椒をたっぷりと入れただけではなく、スープには生姜もたっぷりと。大きなお鍋いっぱいに作っても、このスープなら野菜をモリモリと食べられちゃいそうな予感。鶏の旨味が染み出たスープは、鍋料理にぴったり。
美bodyスープでおいしく栄養補給しながら、美bodyを目指そう!
SAYAKAさんのお話を聞いて、私も早速自宅で具だくさんのスープをたっぷりと作りました。おいしいけど、毎日飽きるんじゃないかなぁ……なんて思っていたのですが、途中で具材を足したり味を変えたりしながら、飽きることなく数日間おいしく食べることができて、自分でもびっくり(笑)。
冷蔵庫の中に残っていた食材類をいろいろと入れて作ったのですが、さまざまな具材が入ることで味も単調にならずに深みが出ておいしく、おまけに冷蔵庫のお掃除にもなりました(笑)。
ちょっとお腹がすいたときにも、「そういえばスープがある!」と罪悪感なく食べることができるものがあるのは、ついついお菓子などに手を伸ばしてしまいがちな私にとってはとても良いなと感じましたので、美bodyを目指すダイエッターのみなさんたちにもぜひおすすめしたい!
一言でスープといっても、入れる具材や味付けによってさまざまなアレンジを楽しむことができます。今回ご紹介した美bodyスープを参考にしながら、ぜひみなさんのおうちごはんにも具だくさんスープを積極的に取り入れてみていただければと思います。