【2022年夏休み企画】大人の自由研究~カッテージチーズを作ってみよう~

2022年の夏休み、今年は特に暑くなりそうですね。おうちの中でも楽しい思い出を作りたい!ということで、昨年に引き続きおうちごはん編集部では夏休み企画として「大人の自由研究」を実施!今年はおうちで手軽にできるカッテージチーズ作りに挑戦しました。材料はたった3つだけ!カッテージチーズを使ったアレンジレシピもご紹介します。

カッテージチーズ作りにチャレンジ!

こんにちは、編集部のmicoです。

夏休みが始まりましたね。2022年の夏、家族でお出かけしたり、大切な方々との再会などの楽しい計画を立てている方も多いのでは?

おうちの中でも楽しい思い出を! ということで、おうちごはん編集部では昨年に引き続き今年も夏休み企画として「大人の自由研究」を実施。

今回のテーマは何がいいかな~? とみんなでアイデアを出し合い、いろいろと悩みましたが、「カッテージチーズって、おうちで簡単に作れそうだね!」ということで、自家製のカッテージチーズ作りに挑戦してみました!

材料はたったの3つ!

カッテージチーズ作りに必要なのは、牛乳、レモン汁(または酢)、塩。材料3つだけで作れちゃうんです!

今回は牛乳500mlに対して、レモン汁大さじ2塩ひとつまみを加えてみました。

Let's try!!

まず、耐熱容器に牛乳を入れて、電子レンジで温めます。(500Wで5分くらい

目安の温度は60℃指を入れて1~2秒ほど耐えられる熱さにします。

鍋で温める場合は鍋の底に小さな泡が立ち始めたくらいが目安です。

牛乳が温まったら、レモン汁または酢を加えます。

全体を手早く混ぜ合わせると、すぐに変化が起き始めて、どんどん粒状のものが増えていきます。

そして、このまま少し置いておいたものがこちら。

もろもろとした白いものと薄い黄色の水分に分離します。

ボウルの上にキッチンペーパーを敷いたザルをセットして、分離した液体を流し入れて固形分を漉します。二層に分かれるのはわりと早めですが牛乳がまだ熱いかもしれないので、しっかり冷めてから漉してください

次に水分を絞ります。強く絞るとキッチンペーパーが破れてしまうこともあるので、やさしくやさしく。

キッチンペーパーを開けてみると……、ちゃんとカッテージチーズになってる~~!!

ボウルに戻して塩を加え、切るように混ぜたらできあがり! 作り始めて20分くらいで完成しちゃいました!

レモンのフレーバーが爽やか!

できあがったカッテージチーズは、市販のものに比べてレモンのフレーバーが強めでさわやか。温めすぎなければ冷ますのに時間もかからず結構すぐにできるので、サラダにちょっとトッピングしたい時などにいいと思います(by あやや)。

レモン以外でもできるかな?

カッテージチーズ作りに欠かせないのが、牛乳とレモン(または酢)。

牛乳のたんぱく質に含まれているカゼインという成分の粒子はお互い反発しあう特徴がありますが、レモンや酢など酸性のものを加えることでカゼインの粒子がくっつき始めて、固まったものがカッテージチーズになります。

レモン以外の酸っぱいものでも固まるのかな? と思ったmicoは、自家製のKombucha(コンブチャ)とりんご酢ときび砂糖で作った赤紫蘇シロップを使って、カッテージチーズを作ってみることに。

分量は250mlの牛乳に対して、レモン汁大さじ1、Kombucha大さじ2、赤紫蘇シロップ大さじ2をそれぞれ加えてみました。

▲左から牛乳+レモン、牛乳+Kombucha、牛乳+赤紫蘇シロップ

できあがったものを比べてみると、Kombuchaと赤紫蘇シロップを加えたものはレモンの時のよりも固まり方が弱く、ホエー(分離した水分)もほぼ牛乳の色でしたが、なめらかな食感でほんのり甘みがあり、フロマージュ・ブランのような味わいでおいしかったです。

できあがり量としてはレモンで作った時の半分くらい弱ではありましたが、Kombuchaでも赤紫蘇シロップでも同じ作り方で簡単にできたので、次は柚子やバルサミコ酢などでトライしてみたいと思います。

アレンジを楽しんでみよう!

プレーンのままでもおいしいカッテージチーズは、ほのかな酸味とあっさりとした味わいでお好みの材料を合わせたり、料理に活用したり、さまざまなアレンジが楽しめます。

今回はこの時期におすすめの手軽に作れておいしい、夏野菜のカッテージチーズ焼きをご紹介します。

夏野菜のカッテージチーズ焼き

材料

・トマト、なす、ズッキーニ……耐熱皿の大きさに合わせてお好きな分量
・オリーブオイル……適量
・塩胡椒……適量

【A:作りやすい分量】
・カッテージチーズ……50g
・パン粉……10g
・お好きなハーブ(イタリアンパセリ、バジルなど)……1~2枝

作り方

1. トマト、なす、ズッキーニは約5mm厚くらいの輪切りにし、耐熱皿に交互に敷き詰める。ハーブはみじん切りにし、Aの材料を混ぜ合わせておく。

2. 1に塩胡椒をふり、全体にオリーブオイルを回しかけ、Aをのせる。

3. トースターで10分ほど焼いて完成。(野菜がしんなりして、パン粉の表面に焼き色がつけばOK)

カッテージチーズ入りのパン粉がうまい!

Aのカッテージチーズパン粉がおいしいので、お好きな野菜にのせて焼いてもおいしいし、鶏ささみを開いたところにのせて焼いてもおいしかったです。ハーブは多めに入れるのがおすすめ!

このカッテージチーズパン粉だけを焼いてもおつまみになるかも。野菜に塩を振ってるのでカッテージチーズパン粉には塩を入れていませんが、鶏ささみなどにのせる時やそのままこれだけを焼く時は塩をひとつまみ加えるとなおおいしいです(by まい姉)。

たのしくて、おいしくて、お子さまの自由研究にもおすすめ

今回初めてカッテージチーズ作りに挑戦しましたが、まるで実験のようでわくわくしながら、簡単においしく作ることができて、驚きと学びがいっぱいでした。

また、カッテージチーズを作る工程でできるホエーにはたんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養成分が豊富に含まれていて、カッテージチーズと同じくこちらもアレンジ自在。

レモン、Kombucha、赤紫蘇シロップでカッテージチーズを作ったmicoは、それぞれのホエーを保存袋に入れて冷凍庫で軽く凍らせ、冷蔵庫にあったマンゴージャムを加えてシャーベットドリンクにしてみましたが、暑い日にぴったりでとってもおいしかったです。

レモン汁やオレンジジュースを加えて飲んでもおいしいですし、ぜひいろいろ活用してみてくださいね。

気を付けるポイントはあるものの、材料3つだけで簡単にできるのでお子さんの夏休みの自由研究にもおすすめなカッテージチーズ作り。おうちだからこそ味わえる、手作りならではおいしさ。この夏、みなさんも楽しんでみてはいかがでしょうか。

text by mico
photo by あやや
recipe by まい姉

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