【香川県編】おうちごはんサポーターズによるご当地企画
こんにちは!
おうちごはんサポーターズ、香川県担当の@izakaya_ayaoです。
今回は、「香川漆器」と「香川漆器」を使用したテーブルコーディネートのご紹介をしたいと思います。
「香川漆器」は、とにかく多彩なことで有名。黒や朱のみでなく、色々な色が使われている商品がたくさんあります。
また、技法には「蒟醤・存清・彫漆・後藤塗・象谷塗」があり、香川の伝統的工芸に指定されているんです。
金属系カトラリーが使える「香川漆器」
私が今回ご紹介したいのは、金属系カトラリーが使えるという漆器です。
「え? 漆器に金属?」と思った方が大半ではないでしょうか?
そうです、漆器に金属系のナイフ・フォークを使うのはNG行動ですよね。でも、「香川漆器」には、金属系カトラリーが使える漆器があるんです。
それが、石粉塗りの漆器です。
石粉塗りとは、香川県原産の「庵治石(※)」の粉を漆と混ぜて塗る技法のこと。
この技法により、金属系のカトラリーの使用ができるようになりました。
そして、一般的な漆器とは違い、陶器のような見た目ですよね。この漆器を使用すれば、毎日の食卓コーディネートの幅も広がります。
※庵治石とは、高松市の牟礼町、庵治町で採掘される良質な花崗岩のこと。「花崗岩のダイヤモンド」と呼ばれるほど、固くて丈夫です。
和モダンなコーディネート
例えば、こんな風にグラスを重ねてもOKなので、和モダンなコーディネートにも◎。
(想定季節は秋)
カトラリーを変えて洋風なコーディネート
そして、金属系カトラリーが使えるからこんな風にも。
(想定季節は冬)
いかがでしょうか?
漆器の存在感を活かして2パターンのコーディネートをご紹介しましたが、使った食器は実はほどんど同じ器なんです。
変更したのは、折敷とカトラリー部分のみ。
質感や見た目が特徴的なので、同じ漆器を使ったとしても少しコーディネートを変更すれば、和にも洋にもアレンジできてしまうんです。
和風テイストなごはんはもちろん、洋風の料理をのせても漆器に映える素敵な食卓コーディネートができちゃいます。
「香川漆器」とテーブルコーディネートで食卓を楽しんで
皆さん楽しんでいただけたでしょうか?
ご存知の通り、漆器はそれなりの価格。
でも、石粉塗りの漆器は、使うシーンを限定しないので、コーディネートの幅も広がります。
お子様でも使いやすい石粉塗りの漆器なので、漆器を持っていない方や使ったことがないという方も、ぜひ今回の記事をきっかけに、漆器に興味を持っていただければなと思います。
香川へお越しの際は、ぜひお手に取って器の質感などを見てもらえたらうれしいです。