気持ちをゆるりと和らげる「ほうじ茶アーモンドミルクラテ」

徐々に秋が深まってきましたね。秋はなんとなくメンタルに不調をきたしやすい季節でもありますが、みなさんは大丈夫ですか?今回は秋のメンタルケアにおすすめのドリンクレシピを『おいしい漢方365』の著者で漢方アドバイザーの久保奈穂実先生に教えていただきました。

早朝に霜が降り始める霜降(そうこう)

寒い地域では、そろそろ霜が降りる頃。徐々に秋が深まると、メンタル不調も出やすくなります。

日が短くなり、落ち葉がはらはら、何となくもの悲しくなりやすい。そんな時は、ほっこり温まる養生ドリンクやスープで気持ちを穏やかに。

今回は、秋に陥りがちな情緒不安定におすすめのドリンクレシピをご紹介します。

【レシピ】ほうじ茶アーモンドミルクラテ

※写真/久保奈穂実

気持ちが落ち込んだときには「ほうじ茶アーモンドミルクラテ」を。

ほうじ茶に含まれる「ピラジン」という香り成分には、リラックス効果や血行促進、疲労回復作用があるとされ、アーモンドとともに心も体も癒してくれます。

優しく香ばしいほうじ茶の風味とほんのり甘いアーモンドミルクの味わいに癒されます。

※アーモンドは痰湿タイプは控えて。過食しないよう気をつけましょう。

作り方

ほうじ茶を濃いめに淹れてカップに注ぎ、温めたアーモンドミルクを加える。

安神効果のあるアーモンド

アーモンドには安神(あんしん)効果があります。肺を潤す、咳を止める、痰を取り除く効果もあるので、この時期に増える空咳や、痰がある咳の改善にも効果的です。

ほかにも、血(けつ)を補う、胃腸を健康にする、筋骨を丈夫にするなど、多くの効能があります。

そのまま食べてもいいですし、アーモンドミルクでとってもOK。
日々の生活にうまく取り入れ、気持ちをゆるりと和らげましょう。

記事監修・レシピ考案:国際中医薬膳管理師 久保奈穂実

国際中医薬膳管理師。漢方アドバイザー。成城漢方たまりで年間約2000人の漢方相談・薬膳講師を行う。女子美術大学造形科卒業。芸能・音楽活動を行い、ハードな生活で身体のバランスを崩す。漢方薬に助けられた経験から興味を持ち、イスクラ中医薬研修塾にて中医学を学ぶ。SNS にて発信するやさしい養生知識や、カンタン薬膳レシピが大人気。総フォロワー約12万人。

Instagram|@naomin_yakuzen
X(旧Twitter)|@naominkubo

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おいしい漢方365 いたわりスープとごほうびドリンク
価格:1,870円(税込)
※Kindle版(電子書籍)は1,683円(税込)

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