お腹が冷えたらコレ!「にんじんとりんごのホットジンジャースムージー」

一気に冬が深まり、日に日に増す寒さからお腹の調子を壊してしまいがちな季節。これから本格的にやってくる冬の寒さをしっかりと乗り切れるように、冷えからくるお腹の不調を整えるホットドリンクのレシピをご紹介。『おいしい漢方365』の著者で漢方アドバイザーの久保奈穂実先生に教えていただきました。

冷えからくるお腹の不調を整えて寒さを乗り切ろう

冬は陰の気が強まり、1年で最も寒くなる季節。
生物が冬眠するように、人も春に備えてエネルギーを消耗せず蓄える時期です。

猛暑の夏を過ごし、ゆっくりと進んだ秋から急に冬の到来を感じる今日この頃。
だんだんと寒さが増して、お腹の調子を壊していませんか。

そんなときにおすすめのドリンクレシピ「にんじんとりんごのホットジンジャースムージー」をご紹介します。

【レシピ】にんじんとりんごのホットジンジャースムージー

にんじんもりんごも優しく胃腸を整える食材。しょうがは冷えてお腹の調子が悪いときや、吐き気があるときなどにぴったりで、はちみつの優しい甘さには痛みを緩和する力があります。

ホットスムージーでお腹を整え、寒さを元気に乗り切りましょう。

作り方

1. りんごとにんじん各1/2個をすりおろして小鍋に入れる。あればレモン汁を少々混ぜる。(変色止めのため)

2. 水分量に合わせてお好みで水を足し、火にかけて温まったらカップに移す。はちみつとおろししょうが各少々を加えたら完成。

冬の大切な養生は冷えと乾燥対策

冬は、寒さから血行不良になり、肩こりや生理痛などの不調が起きたり、乾燥がさらに進むことによる不調も起きがちな季節です。

そこで大切になってくるのが、冷えと乾燥対策。

寒さで腎(じん)が弱ると、足腰の筋力低下や頻尿などの尿トラブル、記憶力の低下など、老化による不調が生じやすくなります。腎の衰えを感じたら、五味の中から海藻や貝類のような塩辛い鹹味(かんみ)、五色の中からわかめや黒ごま、黒きくらげ、黒豆、黒米などの黒い食材を取り入れましょう。

記事監修・レシピ考案:国際中医薬膳管理師 久保奈穂実

国際中医薬膳管理師。漢方アドバイザー。成城漢方たまりで年間約2000人の漢方相談・薬膳講師を行う。女子美術大学造形科卒業。芸能・音楽活動を行い、ハードな生活で身体のバランスを崩す。漢方薬に助けられた経験から興味を持ち、イスクラ中医薬研修塾にて中医学を学ぶ。SNS にて発信するやさしい養生知識や、カンタン薬膳レシピが大人気。総フォロワー約12万人。

Instagram|@naomin_yakuzen
X(旧Twitter)|@naominkubo

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おいしい漢方365 いたわりスープとごほうびドリンク
価格:1,870円(税込)
※Kindle版(電子書籍)は1,683円(税込)

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