best pot工場見学ツアーへ
おうちごはんでも何度もご紹介している三重県四日市うまれの新しい土鍋「best pot(ベストポット)」。
best potのブランドを一緒に育てるべく活動中のbest potアンバサダーのみなさんと共に、best potの工場見学ツアーに行ってきました。
best potアンバサダーとは?
2018年7月より、8名のbest potアンバサダーが活動中。best potを使った料理レシピを考案したり、試作段階の商品を試してアイデアを出したりしながら、best potの魅力を発信し、一緒にブランドを育てています。
おうちごはんでも、アンバサダーの皆さんが考案したレシピを紹介しています!
普段からbest potのお鍋を活用しているアンバサダーのみなさんと共に、今回はさらにbest potのことを深く知ろうということで、実際にお鍋を製造している工場を見学してきました。題して、「大人の工場見学ツアー」!
普段はなかなか見ることのできないお鍋の製造過程もご紹介しながら、工場見学ツアーの様子をレポートします。
大人の工場見学ツアーレポート
前泊メンバーで前夜祭
アンバサダーのみなさんは全国各地にお住まいなので、遠方の方は四日市に前日入り。私KaneKomaもやん編集長と共に前日に四日市に到着しました。
せっかくなので、前泊組のメンバーと中村製作所みなさんと共に前夜祭を開催。アンバサダーの活動開始時に開催したキックオフのイベント以来、久しぶりの再会するメンバーもいれば、今回初めて顔を合わせたというメンバーも。
工場見学ツアーは明日が本番なので、飲み過ぎには注意……!
三重の特産物である美味しいはまぐりをいただきながら、大いに盛り上がりました。
ツアー当日は、四日市駅前に集合!
今回アンバサダーのみなさんをアテンドするということで、やん編集長はお手製のbest potの旗?を用意。お迎えに来てくださった中村製作所の山添社長とbest potプロジェクトメンバーの石倉さんと共に、アンバサダーのみなさんが集まるのを待ちます。
まずは、ばんこの里会館へ
みんなが集合してまず最初に向かったのは、「ばんこの里会館」。
四日市は、土鍋で有名な萬古焼発祥の地。ここ「ばんこの里会館」では、四日市萬古焼の歴史や技法を解説するギャラリーや即売所があり、陶芸や絵付け体験もできるんです。
▲(左)Wifiマークが土鍋型! (右)トイレマークも萬古焼。
「ばんこの里会館」の2Fにあるコミュニティーレストラン「にじいろ堂」にてランチをいただきます。萬古焼マイスターであるシェフの舘さんが、best potを使った料理を用意して待ってくださっていました。
料理が盛り付けてある器は全て萬古焼。ずらりと並んだ美味しそうな料理の数々に、みんなのテンションも上がってきました!
best potのお鍋もテーブルに並んでいます。
んっ……⁉ お鍋がガスコンロの上に置いてありますね。
今日は、舘さんにbest potを使って作る簡単料理を教えていただきます。
普段からbest potを使っているアンバサダーのみなさんですが、舘さんが教えてくださる萬古焼の特長や使い方のコツを聞き、さらbest potへの理解が深まったようです。
作り方を教えていただきながら、実際にみんなで作ってみます。
教えていただいたのは、best potを使って作る簡単春色パスタ。
best potでパスタ⁉ とみんなちょっぴりびっくりしながらも、舘さんの指示に従って調理を進めていきます。
別の鍋でパスタを茹でる必要もなく、best potの鍋1つであっという間にパスタができあがりました。ベーコンや野菜の旨味がしっかりと感じられて、短時間で作ったとは思えない仕上がりにみなさん大満足!
お腹がいっぱいになった後は、萬古焼の即売所で自由にお買い物を楽しみ、最後に入口で記念の一枚をパシャリ。楽しいランチタイムとなりました!
さて、お次は……?
水谷商店へ
best pot製造の要を担っている水谷商店へ。
水谷商店代表の水谷泰治さんが、best potの製造工程を辿りながら案内してくださいました。
元々萬古焼の土鍋や和食器を作っていた水谷さん、なんと山添社長の高校の同級生なんです。best potの鍋が誕生するまでには、製造工程においても様々な難題があったそうなのですが、水谷さんの力なくして今のbest potはありえないというくらい、素晴らしい技術力を活かしたモノづくりを行っています。
中に入ると、早速best potを発見! 色がついていないbest potは、なんだか新鮮ですね。
さらに奥へ進むと、色付けが終わったbest potが並んでいました。ずらりと並ぶ鍋を眺めながら、「あぁ、ここでbest potの鍋が作られているんだな」と改めて実感。
いつも使っている鍋の違った姿を見て、アンバサダーのみなさんもかなり興奮気味です!
ここからは、各製造工程を見学させていただきました。
一つのお鍋を作るのには様々な工程があり、そしてその一つひとつに高い技術力が求められます。
こちらは、型を外す工程です。
型を外すと、best potのあの美しい独特のフォルムが現れました。アンバサダーのみなさんからも思わず「おぉぉ~~っ!」という歓声が!
続いて色付けの工程です。
静止画だとなかなか伝わりにくいのですが、この写真は色のついた液体にお鍋をつけている状態。引き上げると、一切のムラがなく、美しく色付けされているんです。
best potを焼いている大きな釜も見せていただきました。
水谷さんが重そうな扉を開けると……カラフルなbest potの鍋たちが出現!
一度にこんなにたくさんのbest potを焼けるなんてびっくりです!
絵付け体験
続いて、お皿の絵付けを体験させていただきました。白いお皿をキャンバスに、みんな思い思いの絵を描いていきます。個性が出て面白いですね!
さらに、陶芸も体験させていただきました。水谷さん指導のもと、一人ずつ轆轤を回します。ぐい呑みや茶碗、小鉢など、こちらも個性が活きた仕上がりとなりました。
絵付けしたお皿と陶芸で作った器は、後日それぞれの自宅に届きます。仕上がりが楽しみですね!
中村製作所へ
水谷商店を後にし、続いて中村製作所に向かいました。
入口を入ると、早速「空気以外なんでも削ります」の文字が目に飛び込んできました! メディアでbest potが取り上げられる際、よく目にする風景です。
1000分の1ミリ単位で削るという高度な技術によって、best potの淵部分も削られています。山添社長自ら、どのような仕組みで削っているのか、私たちにもわかるようにかみくだいて説明してくださいました。
せっかくなので、一通り工場の中を見学。普段は目にすることのないような特殊な部品や機械がいっぱいあり、みなさんも興味津々。その用途や技術の話を聞きながら、工場内を巡ります。
一通り工場を見学した後は、会議室にて意見交換会を行いました。
日常的にbest potの鍋を使っているからこそ感じるbest potの良い部分や、改善の余地がある部分などの意見を出し合います。
こちらの写真は何だかわかりますか?
実はこちら、初代のbest potなんです。今のbest potとの違いに、アンバサダーのみなさんもびっくり! ここから多くの試作と改良を重ね、今のbest potになったんですね。
試作段階で作ったブラウンカラーのbest potも登場しました。現在商品化されているカラーに対してもアンバサダーのみなさんから色々な意見が出ましたが、商品化されていないこちらのブラウンカラーは意外にも好評。もう少し赤みを抑えた落ち着いたブラウンカラーがあると、食卓でコーディネートしやすいなんて声も挙がりました。いつかみなさんの意見が反映される日が来るかも……⁉
best potへの愛がより深まりました!
これにて、工場見学ツアーは終了。
今回のツアーで実際にbest potがどのように作られているかを見て、アンバサダーのみなさん含め私たちおうちごはん編集部も、best potに対する愛がより深まりました。
新たに知ったbest potに関する知識と深まった愛を持って、これからも引き続きbest potの魅力をたくさんの方々に知っていただけるよう、みんなでブランドを育てていきましょう!
アンバサダーのみなさん、引き続きよろしくお願いいたします。