
ロンドンではモロッコ料理が大人気
こんにちは。英国料理研究家の鈴木綾夏です。
今回ご紹介するのは、GABANの“ジャークチキンシーズニングパウダー”を使ったモロッコの軽い煮込み料理「モロッカンチキン」です。
英国ごはんなのにモロッコ料理⁉
と思うかもしれませんが、ロンドンではモロッコ料理専門店があるくらいモロッコ料理が大人気。私の友人は、オリーブやレモンと鶏肉の組み合わせが美味しくてヘルシーだからよくモロッコ料理を食べると言っていました。
私がロンドンで食べたときには、クスクスにこのモロッカンチキンをたっぷりかけて食べたことを覚えています。ご飯にかけたり、バケットと一緒に食べるのもおすすめです。
モロッカンチキン(Moroccan Chicken)

材料(4人分)
・鶏もも肉……2枚
・玉ねぎ (大きめ)……1/2個(約130g)
・にんにく……1片
【A】
・GABAN ジャークチキンシーズニング……25g
・水……50ml
【B】
・レモン……1/2個
・パプリカ(黄)……1個
・オリーブ……140g(約20個)
・トマトペースト……大さじ1
・ドライトマト……10g
※予めお湯などで戻しておいてください。
・ドライプルーン……60g
・レーズン……25g
・水……100ml
・塩・こしょう……お好み
・オリーブオイル……大さじ1
・イタリアンパセリ……適宜

▲GABAN ジャークチキンシーズニング
下準備
1. Aを合わせておく。
2. 鶏もも肉は余分な脂を取り除き、一枚を二等分にカットする。皮目にフォークで数カ所穴をあけ、Aをよく揉み込み、10分おく。

3. にんにくは包丁で潰す。パプリカは種を取って2〜3cm幅のくし切りに、玉ねぎは繊維に沿って幅1cmくらいに切る。
4. 戻したドライトマトは2cm角ぐらい、ドライプルーンは味が馴染みやすいように半分に切る。
※大きなものは四等分にカットしてみてください。

5. レモンは4等分のくし切りにする。
作り方
1. フライパンにオリーブオイルとにんにくを加え、弱火で熱する。にんにくの香りがしてきたら、鶏もも肉を皮目から入れ、弱中火にして両面焼き目を付ける。
※焦げやすいので気を付けてください。ここで8割ぐらい火を入れていきます。
※このとき、鶏肉を漬けていたAの調味液は捨てないでください。

2. 焼き目が付いたら、鶏肉をAが入っているバットに戻す。

3. 同じフライパンに玉ねぎを入れて炒める。玉ねぎがしなっとしてきたら、Bを全て加えて3分炒め煮する。

4. 鶏肉とAの調味液を一緒に戻し入れ、弱火で6分煮る。
※味が足りない場合は、お好みで塩・こしょうで調整してみてくださいね。
5. お好みでイタリアンパセリを飾って完成。

お砂糖の代わりにドライフルーツを
海外ではお砂糖の代わりに、ドライフルーツをお料理に入れて甘みを出すことがあります。ビタミンも一緒に取れちゃうのは嬉しいですよね!
今回はドライプルーンとレーズンを使いましたが、ドライクランベリーを入れると少し酸味のある味に変化したりという感じで、入れるドライフルーツによっても味が変化して楽しいです。ぜひおうちにあるお好みのドライフルーツを入れて、お好みにアレンジしながら楽しんでみてください。
白ワインにぴったりなスパイシーな仕上がり!

仕上がりはとってもスパイシー! オリーブもたくさん入っていて白ワインにとてもよく合います。おつまみとしてもおすすめです!
なかなか旅行に行くことが難しい状況が続きますが、ぜひおうちでモロッカンチキンを作って旅行気分を楽しんでみていただければと思います。
「モロッカンチキン」に合わせたい1曲
私が「モロッカンチキン」を食べながら聞きたい曲は、Ed Sheeranの『Perfect』という曲です。
エド・シーランの良い曲はたくさんありますが、私はこの曲が一番好きです!
この曲はエド・シーランの彼女、Cherry Seabornについて書かれた曲だそう。ふたりは地元が一緒の幼馴染らしいのですが、実際この曲がリリースされてすぐにプロポーズをしたと自身で発表しています。素敵ですよね!是非みなさんも聴いてみてくださいね♪